今年は「例のアレ」であんまり劇場に行けなかったのだ
今年もいよいよ押し迫ってまいりました。という訳で今回は拙ブログ恒例の「今年の映画ベストテン!」を企画しようかと思ったんですが……。
皆さんご存知のように、今年は例の新型コロナの影響で映画館が一時閉館になる、さらに話題作だったものがどんどん公開未定になる、などの影響で、あんまり映画館で映画観ておりません。とはいえ実はオレ、これでも頑張った方で(なにを頑張ったんだ)、今年は劇場公開作を40本以上は観ているんですが(コロナ自粛っていったい!?)。
それにしたって、今年公開されていれば必ずランク内に入りそうなアレやコレが公開されず、結構地味なチョイスになってしまったことは否めません。だからちょっと無理矢理感のあるベストテンではありますが、それでも、なかなかオレらしいごった煮風のランキングになったのではないでしょうか。では行ってみよう!
2020年:オレ的映画ベストテン(の・ようなもの)!
第1位:テリー・ギリアムのドン・キホーテ(監督:テリー・ギリアム 2018年スペイン・ベルギー・フランス・イギリス・ポルトガル映画)
もう今年のベストワンはこの作品で決まりでしょう。1月に観たんですが、これを超える様な作品は結局ありませんでした。
第2位:TENET テネット(監督:クリストファー・ノーラン 2010年アメリカ映画)
第2位はコレ!今年の公開作の中では結構な話題作になったんじゃないでしょうか。コロナ禍にもめげず公開され奮闘した映画という事でも感慨深い作品ですね。
第3位:1917 命をかけた伝令(監督:サム・メンデス 2019年イギリス・アメリカ映画)
この辺からランクに迷いますが、2月に公開され、「今年もこんな凄い映画がいっぱい観られそうだな!」という期待がまだあった頃に話題になった映画として、何か思い出深いんですよ。
第4位:鬼手(きしゅ)(監督:リ・ゴン 2019年韓国映画)
今年はオレにとって、「韓国映画開眼の年」でもありました。劇場でもアレコレ観ましたが、レンタルでも80作近くの韓国映画を観たんですよ。そんな中で、「囲碁の映画だけど格闘しまくり!」というコンセプトの、突き抜けた馬鹿馬鹿しさが強烈に印象に残りましたね。
第5位:きっと、またあえる(監督:ニテーシュ・ティワーリー 2019年インド映画)
最近はインド映画もコンスタントに公開されるようになり、かつてのインド映画ファンとして嬉しい限りです。そんな中この作品は笑いと感動のバランスが良く、インド映画に興味の無い方にもお勧めできる作品だと思います。
第6位:WAR ウォー!!(監督:シッダールト・アーナンド 2019年インド映画)
またもやインド映画!全体的に見てしまうと物語に難がある作品なんですが、どこまでもフルスロットルで突っ走ってゆくパワフルさに捻じ伏せられるエンターティンメント作でしたね。
第7位:悪人伝(監督:イ・ウォンテ 2019年韓国映画)
またもや韓国映画!今年公開された韓国映画の中でベストとは言えないかもしれませんが、なにしろマ・ドンソク兄貴がコワモテのドンを演じまくっている、でも可愛い、という点で着目すべきものがあるんではないでしょうか。
第8位:アンチグラビティ(監督:ニキータ・アルグノフ 2019年ロシア映画)
そしてこれはロシア映画!しかもSF!今年はこれとは別に『ワールドエンド』というロシアSFが公開されており、ハリウッドSFとはまた違う味わいがしてオレはとても気に入ったんですよ。
第9位:劇場版 ダウントン・アビー(監督:マイケル・エンゲラー 2019年イギリス・アメリカ映画)
この作品が2020年のベストなのかどうかという以前に、オレは、オレはね、『ダウントン・アビー』が大好きなんですよ!テーマソングが流れて来ただけで泣ける自信があります!
第10位:イップ・マン 完結(監督:ウィルソン・イップ 中国・香港映画)
いろいろ意見はあるかと思いますが、実は3作目よりも好きな作品でした。ドニーさんももちろんよかったですが、ブルース・リー役チャン・クォックワンの形態模写が結構ツボにはまったんですよねー。
【2020年オレ的映画べストテン!?】まとめ
第1位:テリー・ギリアムのドン・キホーテ(監督:テリー・ギリアム 2018年スペイン・ベルギー・フランス・イギリス・ポルトガル映画)
第2位:TENET テネット(監督:クリストファー・ノーラン 2010年アメリカ映画)
第3位:1917 命をかけた伝令(監督:サム・メンデス 2019年イギリス・アメリカ映画)
第4位:鬼手(きしゅ)(監督:リ・ゴン 2019年韓国映画)
第5位:きっと、またあえる(監督:ニテーシュ・ティワーリー 2019年インド映画)
第6位:WAR ウォー!!(監督:シッダールト・アーナンド 2019年インド映画)
第7位:悪人伝(監督:イ・ウォンテ 2019年韓国映画)
第8位:アンチグラビティ(監督:ニキータ・アルグノフ 2019年ロシア映画)
第9位:劇場版 ダウントン・アビー(監督:マイケル・エンゲラー 2019年イギリス・アメリカ映画)
第10位:イップ・マン 完結(監督:ウィルソン・イップ 中国・香港映画)
その他:その1/デヴィッド・リーン監督作品を集中して観ていた
なにしろコロナ自粛で家にいる事が多かったもんですから、DVDやらBlu-rayやらもよく観ていましたね。そんな中で、デヴィッド・リーン監督作品を集中して観たのは思い出深かったでした。
デヴィッド・リーンにハマってしまった【デヴィッド・リーン特集:序章】 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
時代に翻弄され数奇な運命を辿る男女の愛を描いた歴史ロマン/映画『ドクトル・ジバゴ』【デヴィッド・リーン特集その1】 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
砂漠を愛し、アラブの民を愛した男/映画『アラビアのロレンス』【デヴィッド・リーン特集その2】 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
戦争という名の虚無/映画『戦場にかける橋』【デヴィッド・リーン特集その3】 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
引き続きデヴィッド・リーン監督作『ライアンの娘』『インドへの道』を観た【デヴィッド・リーン特集その4】 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
デヴィッド・リーンの初期の作品『旅情』と『逢びき』を観た【デヴィッド・リーン特集その5】 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
その他:その2/ブルース・リー作品復活祭!
今年はブルース・リー生誕80周年という事で、全主演作品が劇場リバイバル上映された年でもあるんですよね。オレもオールコンプリートしました!
【ブルース・リー 4Kリマスター復活祭2020】で『ドラゴン危機一発』と『ドラゴン怒りの鉄拳』を観たッ! - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
【ブルース・リー 4Kリマスター復活祭2020】で『ドラゴンへの道』を観たッ!アチョオウウウウウウ!!! - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
【ブルース・リー 4Kリマスター復活祭2020】ファイナル作品『死亡遊戯』を観たぜッ!ウォオゥリャアアアアア!!! - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
ブルース・リー生誕80周年記念ッ!『燃えよドラゴン ディレクターズ・カット』を観てきたアチョォオォオォ~~~ッ!!! - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
その他:その3/韓国映画観まくりだった
上のほうでも書いたんですが、今年はなにしろ韓国映画ばかり観ていた年でもありましたね。この韓国映画については来年まとめた記事を書こうかと思っています。
在日コリアン家族と北朝鮮から帰国した兄/映画『かぞくのくに』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
最近ダラ観した韓国映画などなど - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
最近ダラ観した韓国映画などなど - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
最近ダラ観した韓国映画あれこれ - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
韓国90年代、14歳女子の多感な日々。/映画『はちどり』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
奴は武闘派エクソシスト!?/映画『ディヴァイン・フューリー/使者』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
最近ダラ観した韓国映画あれこれ - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
廃業寸前の動物園を建て直す奇想天外な珍作戦!?/映画『シークレット・ジョブ』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
最近ダラ観した韓国映画あれこれ - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
売れない漫画家は死んだ筈の特殊工作員だった!?/映画『ヒットマン エージェント・ジュン』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
道しるべを無くした全ての者たちよ/映画『スタートアップ!』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
大いに笑わせ大いに泣かせる佳作コメディ映画『がんばれ!チョルス』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
というわけで
というわけで「2020年:オレ的映画ベストテン!?+その他あれこれ」 の終了となります。来年こそは、伸び伸びと、そして沢山のいい映画が観られる年になるといいですね!ではまた!