2016-01-01から1年間の記事一覧

行きやがる年来やがる年

というわけで今年もあと僅かとなりくさったのである。今日はそんなしょうもない1年を振り返り、このオレのわびしくつましくささやかな一年を振り返ってみたい、という他人様には果てしなくどうでもいい記事を書く趣向である。 ■またしてもカピバラ三昧だった…

2016年オレ的映画ベストテン!!

■今年観た映画のベストテン的ななにか という訳で毎年恒例【オレ的映画ベストテン!!】2016年版をお送りします。しかし今年も実のところ大作話題作しか観てませんね。だから並んでいるのは誰もが知っている様な有名作ばかりで眺めてみても少しも面白くあり…

今年面白かったインド映画

今年もいろいろ面白いインド映画を観たが、ここではとりあえず「今年DVDや劇場で観た2015年〜2016年製作のインド映画」ということにしておきたい。その為「去年観た2015年製作のインド映画」はカウントされていない。そちらのほうは去年ブログで書いたオレ的…

今年面白かったエレクトロニック・ミュージック

■アルバム ◎From My Mind To Yours / Richie Hawtin From my mind to yoursアーティスト: RICHIE HAWTIN (PLASTIKMAN / F.U.S.E.ほか)出版社/メーカー: PLUS 8発売日: 2015/12/19メディア: CDこの商品を含むブログ (2件) を見るミニマル・テクノ皇帝Richie H…

今年面白かった本やらコミックやらゲームやら

■今年面白かった本 ○千の顔をもつ英雄〔新訳版〕(上)(下) / ジョーゼフ・キャンベル 千の顔をもつ英雄〔新訳版〕上 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: ジョーゼフ・キャンベル,倉田真木,斎藤静代,関根光宏出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/12/18…

マイルス・デイヴィスが銃ぶっぱなしカーチェイスする!?〜映画『MILES AHEAD マイルス・デイヴィス 空白の5年間』

■MILES AHEAD マイルス・デイヴィス 空白の5年間 (監督:ドン・チードル 2016年アメリカ映画) ジャズは門外漢でどの辺が面白いのかよく分からないオレではあるが、マイルス・デイヴィスのアルバム『カインド・オブ・ブルー』だけは好きで、昔よく聴いていた…

百鬼が夜行しさあタイヘン!?〜『虚実(うそまこと)妖怪百物語』

■虚実(うそまこと)妖怪百物語 (序)(破)(急) / 京極夏彦 シリアの砂漠に現れた男。旧日本兵の軍服に、五芒星が染め付けられた白手袋。その男は、呪術と魔術を極めた魔人・加藤保憲に似ているように見えた。妖怪専門誌『怪』の編集長と共に水木プロを訪れた…

まるでFPSゲームそのもののPOVアクション・ムービー『Hardcore Henry』!

■Hardcore Henry (監督:イリヤ・ナイシュラー 2016年ロシア/アメリカ映画) ゲームと言えばFPSばかりやっているオレである。まあTPSも悪くない。RPGは疲れるからもうやらない(さらば『FF』シリーズ)。でもなにしろFPSだ。この間も『バトルフィールド1』『…

今は亡き母の面影を辿って〜映画『Zubeidaa』

■Zubeidaa (監督:シャーム・ベネガル 2001年インド映画) 2001年に公開された映画『Zubeidaa』は一人の青年が顔も知らぬ亡き母の足跡を辿るため様々な人々の証言を聞いてゆくという物語である。主演にカリシュマー・カプール、ラジャット・カプール。他にア…

死地へ。〜『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』

■ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー (監督:ギャレス・エドワース 2016年アメリカ映画) スター・ウォーズ・シリーズ番外編『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』観てきました。オレは非常に楽しめました。 さて今回はこれから観ると…

恐怖すら憶えさせられる景観と、どこまでも続くかの様な空気感。〜ゲーム『人喰い大鷲のトリコ』

I. プレイステーション3伝説のゲーム『ICO』『ワンダと巨像』をプロデュースした上田文人氏による新作ゲーム『人喰い大鷲のトリコ』が、7年とも言われる製作期間を経て遂に発売された。オレも早速プレイしてその素晴らしさに感激している。 とはいえ最初にち…

自分に瓜二つだという宝石強盗を探せ!〜映画『Jewel Thief』

■Jewel Thief (監督:ヴィジャイ・アーナンド 1967年インド映画) ひょんなことから正体不明の宝石強盗を追う羽目になってしまった男がいた。なぜなら、その宝石強盗は彼にそっくりだったからだ!?というのが1967年公開のインド映画『Jewel Thief』である…

双子姉妹の奇妙な恋の行方〜映画『Sharmeelee』

■Sharmeelee (監督:サミル・ガングリー 1971年インド映画) 瓜二つの双子の姉妹が一人の男性との結婚を巡って仲違いし……という1971年にインドで公開されたロマンス作品です。しかしこの物語、こんなよくあるような設定から始まるにもかかわらず、後半から…

子猫を救いにギャングスタのアジトへ!?〜映画『Keanu』

■Keanu (未) (監督:ピーター・アテンチオ 2016年アメリカ映画) タイトルは「キアヌ」だがあのキアヌ・リーブスとは全然関係ない(実は声の出演アリ)。これ、実は映画に登場する子猫の名前で、この子猫を巡りとんでもない大事件が巻き起こるというのが今…

高校時代の苛められっ子がガチムチ野郎に!?〜ドゥエイン・ジョンソン主演作品 『Central Intelligence』

■Central Intelligence (監督ローソン・マーシャル・サーバー 2016年アメリカ映画) 「そういえばオレ、英語苦手なくせに英語字幕のインド映画これだけ観れてんだから、日本未公開のハリウッド映画を英語字幕で観るの楽勝じゃね?」と思ったのである。それ…

真正さの為の戦い〜ジョン・ル・カレ『繊細な真実』

極秘の対テロ作戦に参加することになったベテラン外務省職員。新任大臣の命令だが、不審な点は尽きない。やがて、作戦は成功したとだけ告げられ、任を解かれる。一方、大臣の秘書官トビー・ベルは上司の行動を監視していた。作戦の背後に怪しい民間防衛企業…

最近聴いたエレクトロニック・ミュージック

■アルバム 〇Evidence From A Good Source / Doms & Deykers (Martyn & Steffi) Evidence From A Good Sourceアーティスト: Doms & Deykers出版社/メーカー: 3024発売日: 2016/10/31メディア: MP3 ダウンロードこの商品を含むブログ (1件) を見るアメリカで…

最近ダラ観したBlu-rayだのDVDだの

「最近ダラ観したBlu-rayだのDVDだの」というタイトルでこれまで視聴した映画ソフトの簡単な覚え書きをブログに記録していたが、最近映像オンデマンド・サービスに加入しいつでもどれだけでも映画を観られるようになり(とはいっても殆ど観た映画ばかりで鼻…

最近読んだコミックあれこれ

■ノドの迷宮 / 逆柱いみり ノドの迷路作者: 逆柱いみり出版社/メーカー: 青林工藝舎発売日: 2016/07/01メディア: コミックこの商品を含むブログ (1件) を見る青林工藝舎刊で、アックスに連載されていた、ということだからもうそういうマンガだと思ってもらっ…

俺はバンジョー弾きのストリート・ミュージシャンだぜ!〜映画『Banjo』

■Banjo (監督:ラヴィ・ヤーダヴ 2016年インド映画) タンジョー!それはオギャーオギャー!カンジョー!それは喜怒哀楽!サンジョー!それはスーパーヒーロー!エンジョー!それはネット記事!いや違うそうじゃない!インド映画『Banjo』はストリートミュ…

腐った政治は俺が正す!〜シャンカール監督映画『Nayak: The Real Hero』

■Nayak: The Real Hero (監督:シャンカール 2001年インド映画) 『インドの仕置人』(1996)、『ジーンズ 世界は2人のために』(1998)とシャンカールの映画を観てきたが、「他にシャンカール映画で観ることができる作品はあるのかなあ?」と思ったのである。…

分かち難き半身〜映画『ジーンズ 世界は2人のために』

■ジーンズ 世界は2人のために (監督:シャンカール 1998年インド/アメリカ映画) 先日観た『インドの仕置人』が実に面白かったので、同じシャンカール監督作品『ジーンズ 世界は2人のために』を観てみることにしました。この作品は2000年に日本公開されてい…

様々な形で張り巡らされたアンビバレンスの物語〜映画『インドの仕置人』

■インドの仕置人 (監督:シャンカール 1996年インド映画) のさばる悪を何とする!天の裁きは待ってはおれぬ!この世の正義もあてにはならぬ!闇に裁いて仕置する!わしはインドの仕置人!! ■『ロボット』監督シャンカールの放つ異色作 タイトルだけで既に…

『水曜どうでしょう』DVD第25弾・「深夜バス」と「試験に出る」を観た

DVD

■水曜どうでしょうDVD第25弾「5周年記念特別企画 札幌〜博多 3夜連続深夜バスだけの旅/試験に出るどうでしょう 日本史」 水曜どうでしょうDVD第25弾は「5周年記念特別企画 札幌〜博多 3夜連続深夜バスだけの旅/試験に出るどうでしょう 日本史」である。タイ…

今度の戦いは太陽系全域だ!〜ゲーム『コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア』

年末になると必ずやってくる寅さん映画のような(もうやってねーっつーの)ゲーム、『コール オブ デューティ』シリーズ最新作でございます。今回のタイトルは『コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア』、オレは『CoD』シリーズは「とりあえ…

大日本帝国軍アメリカ征服!巨大ロボット出撃!オタクネタ満載!〜『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』

■ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン / ピーター・トライアス 第二次大戦で日独の枢軸側が勝利し、アメリカ西海岸は日本の統治下にある世界。巨大ロボット兵器「メカ」が闊歩するこの日本合衆国で、情報統制を担当する帝国陸軍検閲局勤務の石村紅功(い…

少年二人が発明した"夢の車"で冒険の旅が始まる〜映画『グッバイ、サマー』

■グッバイ、サマー (監督:ミシェル・ゴンドリー 2015年フランス映画) フランスを舞台に、14歳になる男の子二人の友情と冒険を描いた映画がこの『グッバイ、サマー』だ。これだけだと子供たちによるありふれた青春ドラマのように思えるけど、なんと監督は…

オレ的戦争映画ベストテン!

■ワッシュさんの「戦争映画ベストテン」に参加するよ ワッシュさんのブログ『男の魂に火を付けろ!』年末恒例企画である映画ベストテン、今年のお題である『戦争映画ベストテン』に参加したいと思います。 個人的には「戦争映画」というジャンルそのものに特…

映画『ホドロフスキーの虹泥棒』はホドロフスキーの抱えるジレンマを具現化した作品だったのではないか

■ホドロフスキーの虹泥棒 (監督:アレハンドロ・ホドロフスキー 1990年イギリス映画) I. 好きな映画監督は多々いるが、アレハンドロ・ホドロフスキーともなると別格だ。『エル・トポ』を中心とする"神秘主義3部作"(そんな言葉はない。今捏造した)はもと…

人間と巨大ロボットとの戦いを描く名作FPSゲーム『タイタンフォール2』

うおおお『タイタンフォール2』やっと発売だぜメッチャ楽しみにしてたぜやるぜやるぜやりまくるぜえ!(とわめいているうちにキャンペーンクリアしてしまったが) 「人間+巨大ロボット&壁走りFPSゲーム」、『タイタンフォール2』である。「2」ということで…