最近ダラ観したBlu-rayだのDVDだの

「最近ダラ観したBlu-rayだのDVDだの」というタイトルでこれまで視聴した映画ソフトの簡単な覚え書きをブログに記録していたが、最近映像オンデマンド・サービスに加入しいつでもどれだけでも映画を観られるようになり(とはいっても殆ど観た映画ばかりで鼻白んだが)、それによりこういったチマチマした記録なり感想文なりを採っておくことは無意味じゃないのかと思えてきたのだ。そういったこともあり、今回書くことは書いたがいつにもましてどうでもいい書き方しかしていないのでご了承を。

■マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり (監督:ベン・パルマー 2015年アメリカ/フランス映画)

ブラインド・デートの相手は別人だった?というお話。サイモン・ペッグが主演ということで観てみたんだが、話が出来過ぎというかいかにも作り物臭くてちょっとノレなかったかな。あとみんな下品過ぎだ!とはいえクライマックスはいろんな人間を巻き込んできちんと盛り上がってくれたからそこそこ満足ってことで。

ヒットマン:エージェント47 (監督:アレクサンダー・バック 2015年アメリカ映画)

ゲーム原作でマンガみたいな内容の究極暗殺者のお話。ゲームもマンガも暗殺者も好きなオレとしては大いに楽しめた。いやしかしどこの映画もハゲって強いね。ハゲ最強だね。

■シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ (監督:アンソニー・ルッソ 2016年アメリカ映画)

みんなスーパーヒーローのくせして政府に飼い慣らされるわ反省会開いてしょんぼりしてるわ最後に仲間割れしちゃうわでしょうもない大学の体育会系の内紛見せられてるみたいで萎えたぞ!仲間割れして戦いはするけど別に殺し合う訳じゃないしな。まあラストはナニでソレだったが。どうもあれこれ煮え切らなないお話だったなー。

■ボーダーライン (監督:ドゥニ・ビルヌーブ 2015年アメリカ映画)

メキシコ麻薬戦争なんて既に地獄と化した泥沼なのに派遣されたオボコ娘みたいなFBI女が青臭い綺麗事を連呼して現地部隊にうんざりされている姿を見ながらオレもいっしょにうんざりしていたなー。このFBI女の目を通した善悪の彼岸を描こうとしたんだろうがその設定がそもそもヌルイ!『犬の力』10回読み直して反省しなさい。

■マジカル・ガール (監督:カルロス・ベルムト 2014年スペイン映画)

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「ああ、マジカルなガールの話なのかあ」と思って観始めたらそんなのは物語の端緒であとはゲス極まりない暗黒展開が延々続きひたすら胸焼けさせてくれる。いやあこれ製作した連中ってとことん性格暗いなあ。ダメな連中がダメな事してどんどんダメになる、ってしょーもないシナリオだなあ。三島由紀夫言う所の「回復したがらない病人」ってやつだぞ。

■ロブスター (監督:ヨルゴス・ランティモス 2015年アイルランド・イギリス・ギリシャ・フランス・オランダ・アメリカ映画)

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独身者差別のディストピアを描いたブラックコメディかと思ってたら確かにそうなんだけど後半に行くほど設定が破綻しまくってて無理矢理な展開に「いい加減どうにかしろよ」と苛立っているうちに映画は終わった。あとやっぱりこの映画製作した連中って性格暗いんだろうなあ。どうも性格暗いのは苦手だな。

エージェント・ウルトラ (監督:ニマ・ヌリザデ 2015年アメリカ映画)

あー後催眠暗示系のジェイソン・ボーン・レプリカなお話なのね、と思っていたのだが観るとこれが結構面白い。結局これって全部ダメ男がダメさを一発逆転しようと必死こいている自分を妄想したお話だろ?しかし例え妄想であれ「どうにかしなきゃ」と煩悶する様子がいじらしいんだよ。ヨーロッパの退廃ゲス映画製作者は見習いなさい。

■ノック・ノック (監督:イーライ・ロス 2015年アメリカ映画)

キアヌ・リーブス主演ってことで観始めたがありゃりゃイーライ・ロス監督だったかあ、嫌いじゃないけどもうイーライ・ロスって気分じゃないんだよなあ。お話は知らずにサイコ女二人を家に入れちゃった男の悲惨なお話だがこんな単なるお笑い設定をマジぶっこいてしょーもないホラーサスペンスに仕上げてんじゃないよ。イーライ・ロス使えねえなあ。