2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

マブリーがまたもや強力パンチをブチかます『犯罪都市 PUNISHMENT』!

犯罪都市 PUNISHMENT (監督:ホ・ミョンヘン 2024年韓国映画) マブリーの愛称で知られる韓国人気スター、マ・ドンソク主演によるクライムアクションシリーズ「犯罪都市」の第4弾『犯罪都市 PUNISHMENT』です。この「犯罪都市」シリーズ、主演となるマブリー…

東京都美術館『田中一村展 奄美の光 魂の絵画』を見に行った

先週の20日は相方さんと二人で有休をとり、東京都美術館で開催されたばかりの『田中一村展 奄美の光 魂の絵画』を見に行きました。田中一村、大正生まれの日本画家で、代表作の多くは晩年に移り住んでいた奄美大島の豊潤な自然を題材にした作品となります。 …

二項対立の向こうに/グラフィックノベル『アステリオス・ポリプ』を読んだ

アステリオス・ポリプ /デイヴィッド・マッツケーリ (著), 矢倉喬士 (著), はせがわ なお (著) アステリオス・ポリプはニューヨークの大学で教鞭をとりつつ、「ペーパー・アーキテクト(設計図だけの建築家)」として名を馳せた著名な(元)建築学教授。 彼…

雨の鳴子温泉旅行(二日目)

鳴子温泉旅行の二日目はホテルの朝食から始まるわけです。朝食はよくあるバイキングでしたが、昨日早めに寝たせいなのかなんだか猛烈にお腹が減ってしまい、これでもかこれでもかと相当意地汚く食べまくってしまいました。あー美味かったなあ! テーブルの脇…

雨の鳴子温泉旅行(一日目)

14日(土)と15日(日)には相方さんと二人で宮城県大崎市にある鳴子温泉へ旅行に行っていました。残念ながら二日とも雨にたたられましたが、レンタカーを借りてあちこちを見て回っていました。 まずは新幹線で腹ごしらえ。新幹線で移動するときはなぜかカツ…

スティーヴン・キングの中篇集『コロラド・キッド 他二篇』を読んだ

コロラド・キッド 他二篇 / スティーヴン・キング (著), 高山真由美 (翻訳), 白石朗 (翻訳) 日本独自中篇集『コロラド・キッド 他二篇』 「2024年はキング作家デビュー50周年!」ということでスティーヴン・キング作品の出版ラッシュが続いているが、今回は…

スタニスワフ・レム作品を元にしたSFスリラーアドべンチャーゲーム『インヴィンシブル』をクリアした

インヴィンシブル(PC / PS5 / Xbox Series X|S) 『ソラリス』で知られるポーランドのSF作家スタニスワフ・レムの長編小説『インヴィンシブル』(旧題『砂漠の惑星』)を元にしたSFスリラーアドべンチャーゲームが発売される、と聞いたらSFファンでありレム…

『ボーはおそれている』など最近ダラ観した配信あれこれ

『ボーはおそれている』 ボーはおそれている (監督:アリ・アスター 2023年アメリカ映画) ボーはおそれている ホアキン・フェニックス Amazon ホアキン・フェニックス主演、『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』のアリ・アスター監督による映画『ポーは…

誘拐したのはヴァンパイア少女だったッ!?/映画『アビゲイル』

アビゲイル (監督:マット・ベティネッリ=オルピン タイラー・ジレット 2024年アメリカ映画) 犯罪者グループが誘拐したバレリーナ少女は実はヴァンパイアだった!古びた洋館に幽閉された犯罪者たちは一人また一人とヴァンパイア少女の餌食に!奴らに生き…

62歳になった……ふはっ。

本日9月9日をもって62歳になったオレである。 毎年年は取るものだが、いよいよ「まだ年取んなきゃダメなんっすか?なんの罰ゲームっすか?」と泣きたい気分になってきた。 そして62歳というとオレの会社では定年退職の年齢であり、同じ会社に再雇用という形…

韓国軍事クーデター事件の顛末を描いた映画『ソウルの春』を観た

ソウルの春 (監督:キム・ソンス 2023年韓国映画) 1979年、韓国で起こった大統領暗殺事件とそれに伴う軍事クーデターを題材に、反乱側と制圧側との息詰まる攻防を描いた歴史ドラマ。韓国の国民的大スター、ファン・ジョンミンがクーデター首謀者チョン・ド…

原点回帰の恐怖/映画『エイリアン:ロムルス』

エイリアン:ロムルス (監督:フェデ・アルバレス 2024年アメリカ映画) SFホラー映画の金字塔「エイリアン」シリーズ最新作。物語は1作目『エイリアン』と2作目『エイリアン2』の中間の時期に起こった事件が描かれ、宇宙植民地生まれの若者たちがエイリア…

北欧ミステリ『犯罪心理捜査官セバスチャン』を読んだ

犯罪心理捜査官セバスチャン (上・下) / M・ヨート (著), H・ローセンフェルト (著), ヘレンハルメ 美穂 (翻訳) 殺された少年は以前に通っていた学校でいじめられ、裕福な子どもが通うパルムレーフスカ高校に転校していた。母親、ガールフレンド、友人、校…

スウェーデンのシリアルキラー・サスペンス『砂男』がうんざりするほどお粗末だった

砂男(上・下)/ラーシュ・ケプレル (著), 瑞木さやこ (翻訳), 鍋倉僚介 (翻訳) ある激しい雪の夜、一人の男がストックホルム郊外の鉄道線路沿いで保護された。それは、ベストセラー作家レイダルの13年前に行方不明になった息子ミカエルだった。彼は、自分…

北欧ミステリ『黄昏に眠る秋』を読んだ

黄昏に眠る秋/ヨハン・テオリン (著), 三角 和代 (翻訳) 霧に包まれたエーランド島で、幼い少年が行方不明になった。それから二十数年後の秋、少年が事件当時に履いていた靴が、祖父の元船長イェルロフのもとに突然送られてくる。イェルロフは、自責の念を…

熱く暗く痛くしつこいハードアクション映画『モンキーマン』を観た

モンキーマン (監督:デヴ・パテル 2024年アメリカ・カナダ・シンガポール・インド合作) インドの架空の都市を舞台に、かつて母を殺し村を焼いた男への壮大な復讐劇を描いたスーパーハードアクション映画、それがこの『モンキーマン』だ。『スラムドッグ$…