2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

最近聴いたエレクトロニック・ミュージック

Kelly Lee Owens ■古風 / 冥丁 古風 アーティスト:冥丁 発売日: 2020/09/27 メディア: CD 最近注目しているエレクトロニック・ミュージックは広島在住のアーテイスト冥丁(メイテイ)による3rdアルバム『古風』。日本の古い文化をモチーフに、和楽器や民謡の…

最近読んだコミック

■西遊妖猿伝 西域篇 火焔山の章(2) / 諸星 大二郎 西遊妖猿伝 西域篇 火焔山の章(2) 西遊妖猿伝 西域篇 火焔山の章 (モーニングコミックス) 作者:諸星大二郎 発売日: 2021/02/22 メディア: Kindle版 諸星大二郎のライフワーク的作品『西遊妖猿伝』の「西…

あれこれ買い揃えた。

家電絡みの細かいものをあれこれ購入してしまい出費がかさんだのであった。ここで何をあれこれ買ったのかを記録しておきたい。 ■Bose Companion 2 Series III multimedia speaker system PCスピーカー Bose Companion 2 Series III multimedia speaker syste…

そんな日々だったッ!?

それは和風助六だったッ!? 「和風助六」というのがスーパーに置いてあったのである。置いたあっただけではなく買って食したが。オレは実は助六寿司が好物なのだ。しかし「和風」ってドユコトなのだ。 「和風助六」とあるがそもそも和風ではない助六が存在…

それは謎のSFだったッ!?/『中国・アメリカ 謎SF』

中国・アメリカ 謎SF /柴田 元幸 (編集, 翻訳), 小島 敬太 (編集, 翻訳) 謎マシン、謎世界コンタクト、謎の眠り―。朗読劇『銀河鉄道の夜』で10年にわたって共演し、文学的感性が共鳴しあう柴田元幸と小島敬太が贈る魅惑の〈謎SF〉アンソロジー。 中国・広州…

韓国映画を観まくっていた!ついでにオレ的ベスト作品も挙げてみた!

Photo by Sava Bobov on Unsplash 去年は韓国映画開眼の年だった! 去年はオレにとって「韓国映画開眼の年」で、劇場のみならずレンタルやサブスクで山の様に韓国映画を観ていた。なぜ今韓国映画?というと、実はそれまで韓国映画を敬遠していてまるで観てい…

ピーター・ワッツのSF中編『6600万年の革命』を読んだ

6600万年の革命/ピーター・ワッツ (著)、緒賀 岳志 (イラスト)、渡邊 利道 (その他)、嶋田 洋一 (翻訳) 地球を出発してから6500万年。恒星船〈エリオフォラ〉はもはや故郷の存続も定かではないまま、銀河系にワームホールゲート網を構築する任務を続けてい…

カレル・チャペックの『山椒魚戦争』を読んだ

山椒魚戦争/カレル・チャペック(著)、樹下節(翻訳) 一商船の船長が、インドネシア方面の海中で、山椒魚に似た奇妙な動物を発見する。彼は、この動物が人になれるうえに利口なことを知って、真珠採取に利用することを思いつく。そして、この仕事の企業化を、…

奥様は元特殊工作員!?/映画『ノンストップ』

ノンストップ (監督:イ・チョルハ 2020年韓国映画) 「ただのおばちゃんや思うとったら、ほんまは元特殊工作員やった!?」という韓国映画、『ノンストップ』でございます。なぜ大阪弁で紹介したかというと、コテコテだったからであります! 《物語》揚げ…

チョコレート・ボンボン。

バレンタインデーということで今年も相方さんからチョコレートを貰ったオレである。相方さんいつもありがとう。ところで今回、なぜか相方さんはオレにチョコを二つくれたのだ。愛情2倍という事か。付き合ってからもう10数年、こんなに経っても愛情は薄れるど…

韓国映画落穂拾い:パク・チャヌク監督篇

というわけで「韓国映画落穂拾い」、前回の「ポン・ジュノ監督篇」に引き続き今回は「パク・チャヌク監督篇」。 ■サイボーグでも大丈夫 (監督:パク・チャヌク 2006年韓国映画) サイボーグでも大丈夫 デラックス版 [DVD] 発売日: 2008/03/21 メディア: DVD…

韓国映画落穂拾い:ポン・ジュノ監督篇

去年から韓国映画探訪の旅をしばらく続けていたが、だいたいの有名作、話題作を観る事が出来たので、ここで一旦休止することにした。ただしその中で興味を覚えた、ポン・ジュノとパク・チャヌク監督作品にまだ幾つか観ていない作品があったので、「落穂拾い…

最近聴いたエレクトロニック・ミュージック

Planetary Assault Systems ■Planetary Assault Systems / Plantae Plantae 発売日: 2019/11/01 メディア: MP3 ダウンロード UKテクノの重鎮Luke SlaterがOstgut TonからリリースしたPlanetary Assault Systems名義の新作EP。EPとはいえ6曲入り48分の実に充…

『‟もしも″絶滅した生物が進化し続けたなら ifの地球生命史』を読んだ

‟もしも″絶滅した生物が進化し続けたなら ifの地球生命史/土屋 健 (著), 藤原 慎一 (監修), 椎野 勇太 (監修), 服部 雅人 (イラスト) 古生物は、すでに絶滅しています。 しかし、もしも古生物が“何らかの理由で"絶滅を回避し、子孫を残したとしたら、いった…

アマゾンプライム映画『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』は年間ベスト級の大傑作だった!

続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画 (監督:ジェイソン・ウォリナー 2020年アメリカ映画) まずは映画『ボラット』のコンセプトのおさらいなのだ お騒がせ俳優サシャ・バロン・コーエン主演による2006年の映画『ボラッ…

ふしぎな星を舞台にした絵本『スモンスモン』は異世界異種生命体SF絵本だった!

スモンスモン/ソーニャ・ダノウスキ (著), 新本 史斉 (翻訳) スモンスモンはゴンゴンせいにすんでいます。あるあさ、スモンスモンはトントンにのってロンロンをもぎにでかけました。ところが、とちゅうでゾンゾンにおちてしまい…出会い、助けあい、分かちあ…

デニス・E・テイラーのSF長編『シンギュラリティ・トラップ』を読んだのだ。

シンギュラリティ・トラップ/デニス・E・テイラー (著), 金子 浩 (翻訳) 温暖化が進行し環境悪化に苦しむ22世紀の地球。貧しいコンピュータ技術者アイヴァン・プリチャードは、一攫千金を夢見て、小惑星帯へと向かう探鉱船“マッド・アストラ”に乗り組む。だ…

廃疾と汚濁の島サハリンを道行く異形のSF長編『サハリン島』

サハリン島/エドゥアルド・ヴェルキン (著), 北川和美 (翻訳), 毛利公美 (翻訳) キム・ウン・ユンが発射した弾道ミサイルをきっかけに、核戦争が勃発。二か月に渡る熱戦のすえ、欧州の主要工業国は壊滅する。ユーラシア大陸では人間をゾンビ化する伝染病MOB…