2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

お花見

日曜日は友人に誘われお花見に出掛けた。彼の住む家の近所にある公園の桜が既に満開なのだという。もうじき春とはいえまだ2月、随分早いものだなと思ったが河津桜なのらしい。ソメイヨシノよりも早咲きの桜なのだ。 お花見にはオレとオレの相方、友人と友人…

ブッカケでゾンビ!?エログロ悪趣味ゾンビ小説『ブッカケ・ゾンビ』を読んだ!?

ブッカケ・ゾンビ/ジョー・ネッター (著)、風間賢二 (訳) 美しい妻と娘に囲まれ、満ち足りた生活を送る男には、やめられない悪癖があった。 エロ動画だ。 今日もまた家族の目を盗んでアクセスしたポルノ掲示板に大ニュース。 憧れのセクシー女優が主演する…

生の復権とマチズモへのアイロニー/チャック・パラニュークの『ファイト・クラブ』を読んだ

ファイト・クラブ/ チャック・パラニューク(著)、池田真紀子(訳) おれを力いっぱい殴ってくれ、とタイラーは言った。事の始まりはぼくの慢性不眠症だ。ちっぽけな仕事と欲しくもない家具の収集に人生を奪われかけていたからだ。ぼくらはファイト・クラブで…

最近ダラ観したDVDとかブルーレイとかサブスクとか

ヘルドッグス (監督:原田眞人 2022年日本映画) ヘルドッグス DVD通常版 [DVD] 岡田准一 Amazon 映画『ヘルドッグス』観たがびっくりするほど面白かった。役者がいいロケハンがいい、セコさもあざとさも過度な情緒性も無い、シナリオは密で物語は濃厚かつ…

顔を失った女の凄惨な旅路/チャック・パラニュークの『インヴィジブル・モンスターズ』を読んだ

インヴィジブル・モンスターズ / チャック・パラニューク(著)、池田真紀子(訳) 事故で顔を失ったわたしは、裏切った婚約者に復讐するため旅に出る。交錯する過去と現在、境界をなくす男と女、聞こえない叫びと悲鳴、見えない殺戮と破壊…。超過激ノヴェル。 …

『アホウドリの迷信 現代英語圏異色短篇コレクション』を読んだ

アホウドリの迷信 現代英語圏異色短篇コレクション/岸本佐知子(訳)、柴田元幸(訳) 翻訳家・岸本佐知子と柴田元幸が贈る、海外短篇小説アンソロジー。 日本にまだあまり紹介されていない英語圏の8作家による10篇を精選。 対談「競訳余話」も収録。 翻訳家・…

最近聴いたエレクトロニック・ミュージック

Amelie Lens Global Underground #44: Amelie Lens - Antwerp / Amelie Lens Global Underground #44: Amelie Lens - Antwerp アーティスト:Amelie Lens Global Underground Amazon イギリスのGlobal Undergroudレーベルからリリースされている人気DJ Mixシ…

ジュジュジュ!「呪呪呪」と書いて「じゅじゅじゅ」と読む!JUJUJU!/映画『呪呪呪/死者をあやつるもの』

呪呪呪/死者をあやつるもの (監督:キム・ヨンワン 2021年韓国・イギリス映画) 呪術で蘇った死人の群れが人間たちを襲う!という韓国産ホラー映画『呪呪呪/死者をあやつるもの』です。そしてこの死人の群れは、ある復讐のためにゾンビ化させられたものだ…

ハリウッド映画『ナイト&デイ』をリメイクしたインドの愉快痛快アクションラブコメ『バンバン!』は最高に楽しい映画だぞ!

バンバン! (監督:シッダールト・アーナンド 2014年インド映画) (今日の記事は映画の日本公開を記念し、2015年に更新したブログ記事「ハリウッド映画『ナイト&デイ』をリメイクしたインド版痛快アクション〜映画『Bang Bang !』」の内容を若干変更してお…

ポン・ジュノ監督による新作映画の原作となるSF長編『ミッキー7』を読んだがなんだかなあって作品だったな

ミッキー7 / エドワード アシュトン(著)、大谷 真弓 (訳) 宇宙開発で危険な仕事をこなすために生み出 された【使い捨て人間/エクスペンダブル】ミッキー。すでに六度の 死を経験した彼の身に思いがけないことが!?『パラサイト 半地下の家族』監督ポン・ジ…

暴力サンタクロースv.s.凶悪強盗団の血塗れの戦い!?/映画『バイオレント・ナイト』

バイオレント・ナイト (監督:トミー・ウィルコラ 2022年アメリカ映画) それはクリスマスイヴの夜のこと。よい子にプレゼントを配っていたサンタクロースがあるお屋敷に入ったところ、なんと狂暴な強盗団が侵入!次々と使用人を血の海に沈めてゆく強盗団!…

黒人女性作家オクテイヴィア・E・バトラーによる恐るべき切れ味のSF短編集『血を分けた子ども』

血を分けた子ども / オクテイヴィア・E・バトラー (著)、藤井光 (訳) ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞の三冠に輝いた究極の「男性妊娠小説」である「血を分けた子ども」。 言語を失い、文明が荒廃し人々が憎しみ合う世界の愛を描き、ヒューゴー賞を受…

最近ダラ観したDVDやらブルーレイやらサブスクやら

家でディスクやサブスクで観た映画はあまりブログ記事にはしないんだが、その代わりTwitterに感想を書くようにしている。書かないと何を観てどんな感想だったかすら忘れてしまうからである。今回はそんなTwitterに上げた感想のまとめとなる。実のところ単な…