2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

最近読んだ本あれこれ

■里山奇談 あわいの歳時記 /coco、日高トモキチ、玉川数 里山奇談 あわいの歳時記 作者: coco,日高トモキチ,玉川数 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2019/10/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 桜祭りの帰り道に見た宙に浮く柔らかな光、…

ラテンアメリカ文学短編集を3冊読んだ

■ラテンアメリカ短編集:モデルニズモから魔術的レアリズモまで/野々山真輝帆 編 ラテンアメリカ短編集―モデルニズモから魔術的レアリズモまで 作者: 野々山真輝帆,日比野和幸 出版社/メーカー: 彩流社 発売日: 2001/07 メディア: 単行本 この商品を含むブ…

映画『ゾンビランド:ダブルタップ』は単なる同窓会映画だったなあ

■ゾンビランド:ダブルタップ (監督:ルーベン・フライシャー 2019年アメリカ映画) 「ゾンビ世界で生き残るにはルールが大事だッ!ヒヤリハットは命取り!日頃の点検怠るな!指差し確認で安全確保!ゼロ災でいこう、ヨーッシ!」というどこかの作業現場み…

ワッシュさんの《映画テン年代ベストテン》に参加するよ

■《映画テン年代ベストテン》 ワッシュさん主催のはてなブログ『男の魂に火をつけろ!~はてブロ地獄変~』恒例のベストテン企画、今年は《映画テン年代ベストテン》だ!!この企画は「2010年から2019年に公開された映画のベストテンを挙げる」というものな…

ジェラルド・バトラーのエンドオブなシリーズ第3弾は『エンド・オブ・ステイツ』なんだッ!?

■エンド・オブ・ステイツ (監督:リック・ローマン・ウォー 2019年アメリカ映画) 暴力!暴力!暴力!オレが本当に映画に求めているもの、それは愛でも夢でも優しさでもなく、ヒューマニズムだの社会性なんぞでもなく、もちろん美だのゲージツだのなんても…

映画『ブライトバーン/恐怖の拡散者』はアメリカと父権制の衰退を描いた物語かもしれない

■ブライトバーン/恐怖の拡散者 (監督:ジェームズ・ガン 2019年アメリカ映画) ■「逆スーパーマン」映画『ブライトバーン/恐怖の拡散者』 巷で「逆スーパーマン」と評判の『ブライトバーン/恐怖の拡散者』を観てきました。 知らない方のためにどういう風…

インドのブラックな殺人コメディ映画『盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~』

■盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~ (監督:シュリラーム・ラガバン 2018年インド映画) 盲目のピアニストが関わってしまったある殺人事件。事件を知る彼に犯人たちの魔の手が迫るが……!?という映画『盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~』。2018年に…

ドアーズ、あるいは「死」という名の強迫観念

ドアーズのボックス・セットを買った ロック・バンド「ドアーズ」のボックス・セットを買った。ドアーズ、60年代中期から70年代初頭にかけてアメリカで活躍、ヴォーカルであるジム・モリソンのカリスマ性によりセンセ―ショナルな人気を誇ったバンドである。…

人間ドックに行ってきた

unsplash-logo Hush Naidoo これから書くのはこの間行った人間ドックの話である。それにしてもちょっと前にこのブログで風邪を引いた話を書いて今回は人間ドックである。しみじみと辛気臭い。年を取るとこんなのばっかりである。あとは定年とか年金とか介護…

『ターミネーター:ニュー・フェイト』 を観た

■ターミネーター:ニュー・フェイト (監督:ティム・ミラー 2019年アメリカ映画) ......ダダンダンダダン!......ダダンダンダダン!......ダダンダンダダン! というわけで『ターミネーター:ニュー・フェイト』である。あの「痛めつけても痛めつけてもし…

風邪っぴきオヤジの顛末、あるいは奇妙な夢の話

unsplash-logo Adam Nieścioruk 風邪ひいた。おまけに2週間も風邪っ引き状態である。現在は快方に向かっているが長引いてるせいもあって結構しんどい。いつもなら風邪ぐらいでブログにつけないことにしているが、今回は(いつも通り)全くネタがないのであえ…

『IT』第2章にして最終章、映画『IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』を観た。

■IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。 (監督:アンディ・ムスキエティ 2019年アメリカ映画) スティーブン・キングの最高傑作とも謳われるホラー小説『IT』の映画化作品、第2章にして完結編である。2017年に公開された1作目の邦題は『IT イット “…