2025-01-01から1年間の記事一覧

2025年:行きやがる年、来やがる年

大晦日の雑踏で不敵な笑みを浮かべる暗黒皇帝さん 今年一年を振り返ってみる 今年もいよいよ押し迫ってまいりました。というわけで今日は今年一年のオレを振り返る、他人様には相当どうでもいい「2015年:行きやがる年、来やがる年」をお送りいたします。 今…

2025年:オレ的映画ベストテン!

2025年:オレ的映画ベストテン! 2025年のまとめ、今日は映画ベストテン。では早速行ってみよう。 1位:スーパーマン (監督:ジェームズ・ガン 2025年アメリカ映画) 最初劇場で観た時から、この映画の楽しさはちょっとびっくりするぐらい図抜けていたし、…

2025年:今年面白かった本のまとめ

2025年のまとめ、今回は読んだ本である。今年読んだ本は約60冊、これは5日で1冊程度読んでいる計算となる。まあ毎年このぐらいのペースだし、今後もこのペースで読書してゆきたい。 今年読んで面白かった本はまずガルシア・マルケスの『族長の秋』。 globalh…

2025年:今年面白かった音楽まとめ

2025年まとめ、今回は音楽篇。 ジャズとボサ・ノヴァを聴いていた 今年も去年に引き続きモダン・ジャズばかり聴いていた。特にマイルス・デイヴィスにハマってしまい、オフィシャル・アルバムを殆ど集めてしまった。 globalhead.hatenadiary.com globalhead.…

2025年:今年面白かったゲームまとめ

2025年もいよいよ押し迫ってきたので「今年のまとめ」をあれこれ書き記しておこうかと思う。まずはゲーム。 とはいえ、なにしろゲームは全然やれていない。忙しいというよりも、酒の飲み過(ゴニョゴニョ)。あれやこれやと手を出していたが、今年クリアしたゲー…

暗黒皇帝のクリスマス

クリスマスである。とりあえず美味いもの食い美味い酒を飲み友人なり伴侶なりもちろんおひとり様であろうとも「ぐはあうめいうめいたまんねえわこれ」と呻吟し悶絶し随喜の涙を流す日である。記憶に正しければ多分そういう日のはずだ。 クリスマスは毎回相方…

『IT』の惨劇はここから始まった――。『IT』前日譚が放つ、抗いがたい悪夢と戦慄/ ドラマ『IT/イット ウェルカム・トゥ・デリー "それ"が見えたら、終わり。』

IT/イット ウェルカム・トゥ・デリー "それ"が見えたら、終わり。(監督:アンディ・ムスキエティ 2025年アメリカ製作) スティーヴン・キングの代表作である大著『IT』を映画化し、大ヒットを記録した『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』2部作。個…

物は壊れる、人は死ぬ、三つ数えて眼をつぶれ/映画:『THE MONKY / ザ・モンキー』

THE MONKY/ザ・モンキー (監督:オズグッド・パーキンス 2025年アメリカ映画) おもちゃの猿がドラムを叩くと人が死ぬ。それも、とびきり残虐な方法で。映画『THE MONKEY / ザ・モンキー』は、そんな不気味で理不尽な運命を描くホラー作品だ。 原作はホラ…

惑星パンドラという「もう一つの現実」を生きる——映画『アバター:ファイアー・アンド・アッシュ』

アバター:ファイアー・アンド・アッシュ (監督:ジェームズ・キャメロン 2025年アメリカ映画) 映画を「観る」のではなく「別世界を旅する」体験 世界をまるごと一つ作り上げ、その隅々までを旅し、自らがそこに生きているかのような体験を得ながら、その…

『ボーイ・キルズ・ワールド 爆拳壊界流転掌列伝』『市民捜査官ドッキ』など最近観た配信映画

ボーイ・キルズ・ワールド 爆拳壊界流転掌列伝 (監督:モーリッツ・モール 2024年アメリカ映画) 架空の独裁国家を舞台に、家族を虐殺され、自らも声と聴覚を失った少年の復讐への道のりを描いたアクション映画。「IT イット」シリーズのビル・スカルスガル…

スティーヴン・キングがかつて別名義で刊行したディストピア小説『ランニング・マン』

ランニング・マン / スティーヴン・キング(リチャード・バックマン名義)(著), 酒井 昭伸 (翻訳) 西暦2025年。アメリカは巨大な管理国家と化し、都市には失業者があふれていた。 貧困にあえぐベン・リチャーズは最高の人気を誇るゲーム番組『ランニング・…

マブリーがゲンコツで悪霊を叩きのめす……のか!?/映画:『悪魔祓い株式会社』

悪魔祓い株式会社 (監督:イム・デヒ 2025年韓国映画) 暗黒の力を持つ悪魔崇拝カルトが街を襲い、人々は混乱に落とされていた!?警察も神父の手も役に立たない凶悪カルトに立ち向かうため、悪魔祓いを専門に請け負う「悪魔祓い株式会社」の面々が遂に立ち…

ゲーム『サイレントヒル f』の根幹にある強烈なテーマ性:ミソジニーと性的成長への拒絶

サイレントヒル f (PlayStation 5、Xbox Series X/S、PC) 加藤小夏さんのゲーム配信が楽しすぎて『サイレントヒル f』をプレイしてみた ジャパニーズ・ホラーゲームの最新作『サイレントヒル f』をクリアした。クリア時間は約11時間である。 私はゲームは…

これまでに読んだM・W・クレイヴン本まとめ&クレイヴン最新情報

「ワシントン・ポー」シリーズで有名なイギリスのミステリ作家、M・W・クレイヴンの邦訳本をすべて読み終え、それぞれの感想をブログに上げたので、ここにまとめておく。それと併せ、クレイヴンの最新情報もお伝えしておこう。 「ワシントン・ポー」シリー…

「ワシントン・ポー」シリーズ著者による新シリーズ『恐怖を失った男』を読んだ

恐怖を失った男 / M・W・クレイヴン (著), 山中 朝晶 (翻訳) 連邦保安官局のベン・ケーニグは頭部へ銃弾を受け、恐怖の感情を失った。さらにマフィアから懸賞金をかけられたベンは、任務に支障をきたし逃亡生活を余儀なくされる。ある日、彼は連邦保安官…

2025年:オレのSpotifyまとめ

Spotifyまとめ2025が公開された 「Spotifyまとめ2025」が公開されたので今回はこれをつらつらと公表したい。これはSpotfy利用者が2025年にどんなジャンルのアーチストやアルバムや曲を個人的に聴いていたのかを集計したものだ。 ちなみにオレの「2024年Spoti…

現代シェフが暴君を変える!? 料理と恋と歴史改変の傑作ロマコメ時代劇『暴君のシェフ』

暴君のシェフ(Netflixドラマ)(2025年韓国製作) 「え?なんで私が過去にタイムスリップ!?」 現代の天才フランス料理シェフが朝鮮王朝時代の暴君のもとにタイムスリップ! 自慢の料理で暴君の舌を魅了しながら、時を超えた運命の恋が展開するというロマ…

Bill Evans Trio『Haunted Heart: The Legendary Riverside Studio Recordings』を聴いた

Haunted Heart: The Legendary Riverside Studio Recordings / Bill Evans Trio マイルス・デイヴィスと並んでオレが「最もよく聴いた」ジャズ・ミュージシャンはビル・エヴァンスになるだろう。改めて紹介するまでもなく、ビル・エヴァンス(Bill Evans, 1…

ワシントン・ポー・シリーズ第6作『デスチェアの殺人』を読んだ

デスチェアの殺人(上)(下) / M・W・クレイヴン (著), 東野 さやか (翻訳) カルト教団の指導者が木に縛られ石打ちで殺された。聖書の刑罰を模した奇妙な殺害方法に困惑するポー。さらに遺体には、分析官ブラッドショーにも分からない暗号が刻まれていた。事…

ワシントン・ポー・シリーズ第5作『ボタニストの殺人』を読んだ

ボタニストの殺人(上)(下) / M・W・クレイヴン (著), 東野 さやか (翻訳) 生放送のトーク番組で、女性蔑視の持論を展開していた自称ジャーナリストの男性が突然倒れ、搬送先の病院で死亡した。男性は脅迫状を受け取っており、警察は殺人事件として捜査を開…

映画『裸の銃を持つ男』:イチゴパンツは神への冒涜か、それとも啓示か!?

裸の銃を持つ男(監督:アキバ・シェイファー 2025年アメリカ映画) リーアム・ニーソン、まさかの「バカの祭典」降臨! あのリーアム・ニーソンがイチゴ柄のパンツを見せびらかしてスクリーンに爆誕する。 もう一度言おう。 あの!『シンドラーのリスト』の…

消えた17人の子供と残された少年――映画『WEAPONS/ウェポンズ』がたどり着く「武器」と「暗黒の深淵」

WEAPONS/ウェポンズ (監督:ザック・クレッガー 2025年アメリカ映画) 深夜2時17分。その町に住む17人の子供たちが忽然と姿を消した。彼らはすべて小学校の一クラスの生徒だった。しかし、たった一人だけ失踪を免れ、翌日登校した少年が存在する。子供たち…

千葉の洲崎神社に行ってきた

この間の3連休の中日、11月23日は相方さんと一緒に千葉は館山にある洲崎神社というところに行ってきました。これ、以前から書いていますが相方さんの「海のそばに立つ鳥居を見に行く」というライフワークの一環なんですね。 洲崎神社は房総半島の南、東京湾…

熱が冷めたもの、惰性で続けているもの:趣味と加齢の内省

年を取ってきたせいなのか、昔なら夢中になっていたことに、今はどんどん興味が薄れてきた。もっとも、昔から変わらず興味を持ち続けている物事も、もちろんある。今日はそれらを羅列してみたい。 🎬 映画まず映画だ。これは数年前から顕著になったのだが、映…

ワシントン・ポー・シリーズ第4作『グレイラットの殺人』を読んだ

グレイラットの殺人 / M・W・クレイヴン (著), 東野 さやか (翻訳) 貸金庫を襲った強盗団が、身元不明の遺体と鼠の置物を残して姿を消した。三年後、サミット開催が迫るなか要人を搬送するヘリコプター会社の社長が殺される。テロを警戒した政府はポーに…

映画『マーク・アントニー』:過去と繋がる電話を巡って繰り広げられるインド産SFドタバタアクション!

マーク・アントニー (監督:アーディク・ラビチャンドラン 2023年インド映画) 映画『マーク・アントニー』は、過去の人物と通話できる「電話型タイムマシン」を手に入れた主人公が、過去を書き換えようとした結果、とんでもない大騒動を巻き起こすインド産…

デヴィッド・ボウイのボックスセット・シリーズ最終章『I Can't Give Everything Away (2002-2016)』

I Can't Give Everything Away (2002-2016) / David Bowie 限定13枚組CDセット。1969年からのボウイのキャリアを網羅した、数々の賞を受賞したボックスセット・シリーズの最終弾。リマスターされたオリジナル・スタジオ・アルバム3枚、2002年のモントルー・…

ワシントン・ポー・シリーズ第3作『キュレーターの殺人』を読んだ

キュレーターの殺人 / M・W・クレイヴン (著), 東野 さやか (翻訳) クリスマスの英国カンブリア州で切断された人間の指が次々発見された。プレゼントのマグカップのなか、ミサが行われた教会、そして精肉店の店内でー。現場には“#BSC6”という謎めい…

映画『フランケンシュタイン』:古典回帰主義から逸脱できない凡庸なゴシックホラー

フランケンシュタイン(Netflix映画)(監督:ギレルモ・デル・トロ 2025年アメリカ映画) 『パンズ・ラビリンス』 『パシフィック・リム』などで知られるギレルモ・デル・トロが、19世紀イギリス作家メアリー・シェリーによって創出されたゴシックホラー小…

映画『KILL 超覚醒』:インド発、血塗れ寝台特急、地獄行き。

KILL 超覚醒 (監督:ニキル・ナゲシュ・バート 2023年インド映画) インド発、血塗れ寝台特急、地獄行き インド東部ジャールカンド州から首都ニューデリーまで、約1200キロのルートを走る寝台列車がこの映画の舞台となる。夜が更け、乗客たちが眠りにつこう…