この間の3連休の中日、11月23日は相方さんと一緒に千葉は館山にある洲崎神社というところに行ってきました。これ、以前から書いていますが相方さんの「海のそばに立つ鳥居を見に行く」というライフワークの一環なんですね。

洲崎神社は房総半島の南、東京湾を囲うカギ爪のような突端に建っています。
洲崎神社は石橋山合戦に敗れて安房へ逃れた源頼朝が戦勝祈願した神社です。 安産・航海安全・豊漁・五穀豊穣や厄除開運の守護神として信仰を集めており、 本殿は館山市指定有形文化財に指定されています。 また、東京湾の出入口を見下ろす場所にあることから、洲崎神社では戦前まで航海安全を祈願して船頭が奉納した絵馬が多く見られたといわれています。 随身門裏手から150段の階段を上ると絶景が広がっています。また、天気が良く空気が澄んだ日は、浜の鳥居で鳥居越しに富士山を見ることができます。

家からこの洲崎神社まではいろんなルートがあるんですが、この日はフェリーに乗って海を越えることにしました。朝9時に車で出発してフェリー港のある横須賀へ、そこから40分かけて千葉の金谷港へ。車ごとフェリーに乗るのは初体験なのでちょっとドキドキしましたね。この日は曇り空で気温も低かったのですが、航行するフェリーのデッキで海風を浴びるのは気持ちがよかったです。
金谷港に着いたのがお昼近くだったので、どこかでお昼ご飯を食べようかと探したのですが、その時間の金谷港周辺は人と車でごった返しており、お店に入るどころではありません。諦めて今度は目的地ルートの途中にある「道の駅 保田小学校」というところを目指したものの、ここがまた車も止められないほどの超満員、ここも諦めてあちこちと探し、割とどうでもいい食堂で割とどうでもいい食事をとってお茶を濁しました。

というわけで多少ドタバタしつつ洲崎神社に到着。まずは鳥居。

鳥居をくぐり境内へ。

洲崎神社 随神門。

そして!長い長い坂がオレと相方さんを待ち受けていました!

2人でゼイハア言いながら登り切りました……。年寄りカップルにはキツイ!とはいえ、振り返ると木立の間から海が見えてなかなかに絶景なんですね。

洲崎神社本殿でお参り。今回の旅の無事を祈ります。

本殿横に併設された稲荷神社。

本殿からちょっと脇道を入ると「洲崎神社 霊峰富士遥拝所」があります。晴れた日には鳥居の向こうに富士山が見えるのですが、この日は薄曇りだったため、雲の泡みたいな富士山頂がちょっと見えるぐらいでした。

その富士山写真です。さあ、どこにあるでしょう?

洲崎神社を後にして、道路を挟んだ海岸近くにあるもうひとつの鳥居を見に来ます。一の鳥居、または浜の鳥居と呼ばれているそうです。

海辺にはさらにもう一つ鳥居が立っており、なにやら面妖な岩が祀ってありました。

海の向こうでは大きなコンテナ船が航行していました。

洲崎神社の後にして次は「崖観音」と呼ばれる大福寺へ。これ、その名の通り崖の中腹に建っているお寺なんですね。
真言宗智山派に属する「普門院 船形山 大福寺」は、境内の船形山中腹に浮かぶ朱塗りの観音堂がシンボル。地元の人からは「崖の観音」として広く親しまれてきました。 本尊の十一面観世音菩薩は717年、行基が東国行脚の折に当地を訪れた際、地元漁民の海上安全と豊漁を祈願して彫刻したものと伝えられています。岩肌に彫られた高さ1.5mの本尊は一見の価値ありです。

そしてまたえっちらおっちらと階段を上るオレと相方。おかしい、「海に建つ鳥居」を見に来たのになぜ山ばかり上ってるんだ……。

ようやく到着。とはいえ洲崎神社の階段ほどはきつくありませんでした。

大福寺から眺めた海と町。あとお墓。

本堂。朱塗りが印象的です。

大福寺の脇にあったお稲荷さん。これも崖に建てられているので奇妙な感じがします。

この日の予定は無事終了し、帰路につくことに。途中、午前中に行って入れなかった「道の駅 保田小学校」に再チャレンジ。すると、夕方だったせいかほとんど混んでおらず、ソフトクリームなんぞを注文して余裕を見せておりました。

というわけでまたもや車でフェリーに乗りつけ、千葉の港を旅立ちます。

日暮れの船の上はまた違った雰囲気でした。とはいえ海風が相当冷たかったので、途中から中に入ってホットコーヒーで一息入れました。

海の向こうに見える夕暮れの富士山。この後横須賀に到着して、多少渋滞に巻き込まれながらも家に辿り着きました。帰ってひとっ風呂浴びて体を温め、この日はピザを注文してビールで乾杯。旅のあれこれを相方さんと語り合いました。
(おしまい)