■ホームステイ ボクと僕の100日間 (監督:パークプム・ウォンプム 2018年タイ映画)
「死んだはずの“ボク”の魂が自殺した高校生の肉体に宿り、100日間で自殺原因を突き止めろ、と冥界の使者に命令される」というお話だけど100日しかないのに主人公、女子とキャッキャウフフし過ぎ。青春謳歌しすぎ。やる気あんのか。
■ゾンビプーラ (監督:ジェイセン・タン 2018年シンガポール映画)
珍しいシンガポールのゾンビ映画。この映画ならではのゾンビ・ルールが上手く効果を上げているし自国の軍隊をおちょくりまくっててそういった風通しのよさもgood。
■URI サージカル・ストライク (監督:アディティヤ・ダール 2019年インド映画)
テロリスト掃討作戦を描く実話をもとにしたインドのミリタリー映画。ナショナリズム臭プンプンだけどアメリカ万歳映画を散々見ている者としては大概こんなもんじゃないのと思えたし戦闘シーンも迫力あったからまあいいんじゃない。
■ガリーボーイ (監督:ゾーヤー・アクタル 2018年インド映画)
インドの格差問題と親子の確執だけで映画一本というのは今時もはやありふれ過ぎてるし、ラップにしたってどうにも借り物の様にしか思えずまるで興味が湧かないので途中まで退屈だったが、三角関係がこじれ始めたあたりから面白くなってきた。ここでやっと映画らしくなるんだよ。やはり音楽関連は下半身がユルくてナンボなのだろうと思う。
■DOOM:アナイアレーション (監督:トニー・ギグリオ 2019年アメリカ映画)
DOOM/ドゥーム:アナイアレーション ブルーレイ+DVD [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
- 発売日: 2019/12/25
- メディア: Blu-ray
『DOOM』続編。R・コーマンすら思わせる清々しいほどの直球王道B級映画で低予算な作りながらシンプルな興奮があり「いいんだよ!映画はこんなんでいいんだよ!」と膝をバチバチ打ちながら観ていた。正直1作目より全然面白くゲーム版の雰囲気もあった。
■無双の鉄拳 (監督:キム・ミンホ 2018年韓国映画)
韓国暴力映画。韓国映画って確かによくできてるとは思うけど糞リアリズムに寄り過ぎて華も夢も無くビンボ臭くてオレは割と苦手なんだがマ・ドンソクがコミック的なキャラなんでこれは面白く観ることができた。
■ファイティン! (監督:キム・ヨンワン 2018年韓国映画)
韓国暴力映画。やはりマ・ドンソクのコミカルな味がいい。
■アド・アストラ (監督:ジェームズ・グレイ 2019年 アメリカ映画)
国の莫大な予算を食いつぶし幾多の尊い人命まで失った宇宙計画で冥王星まで出かけ「おとーさぁーん!ボクだよおおお!」とか公私混同してる主人公ってなんなんですか。 太陽系を股にかけたファザコン映画ですか。
■キャッスルロック シーズン1 (TVドラマ)
キャッスルロック ブルーレイ コンプリート・ボックス(1~10話・2枚組) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2019/08/07
- メディア: Blu-ray
スティーブン・キング小説でお馴染みの町キャッスルロックを舞台にしたこのドラマ、製作総指揮JJエイブラムスらしい大風呂敷広げるだけ広げ全く説明も伏線回収もしない雑な作りが逆にミステリアスさを残すことに成功していて、全然キングらしい話じゃないけど面白かった。
■ザ・バニシング -消失- (監督:ジョルジュ・シュルイツァー 1988オランダ・フランス合作)
胸糞映画との評判だったがまあマイルドな胸糞で、むしろこの牧歌的な胸糞振りを味わうというか、エゲツないシーン一切無しで胸糞を描く心意気を評価する映画だなと思いマシタ。
■アヴリルと奇妙な世界 (監督:クリスチャン・デスマール フランク・エキンジ 2015年フランス・ベルギー・カナダ合作)
産業革命が起こらず蒸気機関だけに頼るもう一つの世界のパリを舞台に展開するスチームパンク・アニメ。町中に奇妙な蒸気駆動機械が蠢く世界観の面白さと併せ、少女と少年を中心としたジュブナイル的な物語運びも分かり易くていい。宮崎アニメに影響を受けたっぽいアクションもなかなかに楽しかった。これは結構なお勧めですよ。
■ハッピー・デス・デイ (監督 クリストファー・ランドン 2017年アメリカ映画)
ループもののスラッシャーホラー作品だが実際観てみるとなかなかにコミカルで頭使っていて非常に楽しめた。
■ハッピー・デス・デイ 2U (監督:クリストファー・ランドン 2017年アメリカ映画)
その続編。SF風味がより濃厚になり1作目のもうひとつ上の展開を目指した作りがとてもよかった。
■工作 黒金星と呼ばれた男 (監督:ユン・ジョンビン 2018年韓国映画)
前半のル・カレ的なエスピオナージュ展開には新味を感じなかったが、後半「北の将軍様」が登場してからの盛り上がりがハンパ無かった。そして男二人がねっとりと熱く見つめ合うあのクライマックスにはオレも一緒に心ときめいたよ!
■アメリカン・アニマルズ (監督:バート・レイトン 2018年アメリカ映画)
馬鹿なガキどもが杜撰な犯罪計画を立てるが浅はかゆえに案の定しょーもない結果になるという何一つ驚く事の無い退屈な話で、実話らしいがこれじゃあ事実は小説よりオモロないと言わんばかりじゃないか。
■わたしは、ダニエル・ブレイク (監督:ケン・ローチ 2016年イギリス・フランス・ベルギー合作)
貧困や雇用やシングルマザーの問題を根底に持ちつつ、それを世話焼き頑固ジジイの人情話として親しみやすい物語に落とし込んでいる部分が良かったな。
■ロックンローラ (監督:ガイ・リッチー 2008年イギリス映画)
ガイ・リッチーお得意のチマチマしたロンドン犯罪群像劇だがジェラルド・バトラーとトム・ハーディが兄弟役とか最高だな、舞台になるロンドンの街を3回救った後に3回滅ぼす事ができそうだよな。
■アナと世界の終わり (監督:ジョン・マクフェール 2017年アメリカ・イギリス合作)
ゾンビとミュージカルという水と油みたいなのをどう料理するんだ?と思って観てみたがやっぱり普通に水と油どころかゾンビ映画としてもミュージカルとしても箸にも棒にもかからないつまらなさで単なる駄作1作ではなく駄作2本同時に見せられた気すらした。
■レプリカズ (監督:ジェフリー・ナックマノフ 2019年アメリカ映画)
観る前からしょうもないB級臭がしてさぞや退屈なのだろうと思っていたが実際観てみると生命倫理とテクノロジーとそれに拮抗する人間の変わらない情愛とのせめぎ合いを描いてて、いやこれは普通にきちんとしたSF映画だと思ったな。
■オーヴァーロード (監督:ジュリアス・エイバリー 2018年アメリカ映画)
ゾンビ+ナチというありふれすぎていて普通やらないだろという新しさも何もない物語をあえて金かけて丹念に作ったら面白かったという意外な作品だった。さすがオリジナリティは一切ないが手垢の付いたテーマを盛り上げるのは巧いJJエイブラムス総指揮。
■バッド・バディ! 私と彼の暗殺デート (監督:パコ・カベサス 2016年アメリカ映画)
ダメ女とイカれた殺し屋のラブコメ映画だけど凄くユルくて楽しかった。オレこういう程良くどうでもいい・観終わってすぐ忘れて何も残らないセンスのコメディってのがとてもとても好きなんだよなあ。
■シシリアン・ゴースト・ストーリー (監督:アントニオ・ピアッツァ ファビオ・グラッサドニア 2017年イタリア・フランス・スイス合作)
マフィアに拉致監禁された彼氏を想い過ぎて現実と妄想の境目の無くなってしまった少女の話だけど下手に実話を基にしたばかりに退屈でしかも胸糞悪いというろくでもない映画になっていたなあ。
■ダンボ (監督:ティム・バートン 2019年アメリカ映画)
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もはやティム・バートンは往時のテイスト期待しちゃダメでひたすら怪しげな美術楽しめればそれでいいんですよ。登場人物みんな幽霊みたいだったし.。
■バックドラフト2/ファイア・チェイサー (監督:ゴンサーロ・ロペス=ガイェゴ 2019年アメリカ映画)
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- 発売日: 2019/09/04
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今頃になってあの傑作『バックドラフト』続編が?!と思って観たけどなんだかTVシリーズの第1話みたいなこじんまりしたお話でしたね。
■ファースト・マン (監督:デイミアン・チャゼル 2018年アメリカ映画)
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- 発売日: 2020/02/05
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そもそもディミアン・チャゼル自体好きじゃないんだが、この『ファースト・マン』も国家規模の計画の中でウジウジウダウダするおっさんの話で、なんていうかオレはこの毒にも薬にもならないウジウジウダウダした内省ってのが大嫌いで、なんなんだよはっきりせいや!と血圧が50ぐらい高くなりながら観ていた。途中で観るのやめようかと思ったほど。
■スパイダーマン:スパイダーバース (監督:ボブ・ペルシケッティ ピーター・ラムジー ロドニー・ロスマン 2018年アメリカ映画)
スパイダーマン:スパイダーバース ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定) [Blu-ray]
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どうもオレにはこのテのアニメで面白かったためしがなく、この『スパイダーバース』も話題作消化のつもりで観ていたが、いやこれがお話もアニメ表現の在り方も抜群の素晴らしさで、途中で正座して観てしまった。様々な部分で新しさを感じるし、ひょっとしたら数多あるMCU関連の作品ではベストスリーに入るぐらい良くできているんじゃないかと思う。傑作。
■LEGO(R) ムービー2 (監督:マイク・ミッチェル 2019年アメリカ映画)
レゴ® ムービー2 ブルーレイ&DVDセット (2枚組) [Blu-ray]
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- 発売日: 2019/08/07
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LEGO関連のアニメなー、だいたい観てるんだがなんかこーどれもグチャグチャとひねくれているなーと思いながら観てるなー。 面白くないことも無いんだが観終わってからなんかすっきりしない、なんだか澱みたいなものが溜まっているような気がする。
■バンブルビー (監督:トラビス・ナイト 2018年アメリカ映画)
結構前に観たんだがバンブルビーが出てきたなあ……という以外何も覚えてなくて、まあそういうお話だったのだろうと思う。