『水曜どうでしょう』DVD第25弾・「深夜バス」と「試験に出る」を観た

水曜どうでしょうDVD第25弾「5周年記念特別企画 札幌〜博多 3夜連続深夜バスだけの旅/試験に出るどうでしょう 日本史」


水曜どうでしょうDVD第25弾は「5周年記念特別企画 札幌〜博多 3夜連続深夜バスだけの旅/試験に出るどうでしょう 日本史」である。タイトル長い。要するに「深夜バス」と「試験に出る」のカップリングということである。
最初に「深夜バス」。どうでしょうといえば深夜バスだが、今回は5周年記念ということで原点に戻って"究極の深夜バスツアー"を敢行することになった。それは札幌〜博多間を深夜バスだけで走破するという無謀な、そして全く意味の無い企画である。札幌〜博多間深夜バスなどというものは存在しないので、これは3台のバスを乗り継いで行くことになる。まず札幌〜函館。青森〜東京。最後に東京〜博多。これを金曜夜から月曜朝まで乗り続けるのだ。過酷である。あまりにも過酷である。ケツが鉄筋コンクリート化してしまうに違いない。だがそんな労苦に何一つ意味が無いのだ。無情である。悲惨である。そして深夜バスという縛りなので昼間は移動しない。ひたすら非効率だ。さらに撮影スタッフは同乗せずバスの後ろを追ってゆくだけだ。……おいおい!バスに乗る鈴木さんと今泉が全く写せないじゃないか!?……なんというでたらめな企画であろうか。しかしそのしょーもなさで笑いを取るどうでしょうメンバーはもはや神懸かりだ。何も考えて無いともいうが。このどうでもよさがどうでしょうの魅力だ。
続いて「試験に出るどうでしょう 日本史」。今回は織田信長を中心とした戦国時代を学ぶのらしい。どうでしょうメンバーは織田信長にゆかりの深い地を探索しながら戦国時代に思いを馳せるのだ。ところでかくいうこのオレ、学校では歴史関連が全くダメだった。歴史に何の興味も湧かず、何が面白いのかさっぱり分からなかったからである。誰が何をどうしたって?どうでもいいよ!と思っていたのである。さらに暗記必須という科目であることもダメだった理由だ。オレは暗記が皆目ダメなのである。暗記しようとすると拒否反応が起こり頭痛がして動悸は早くなり手足は痺れ口からは滝のように涎が流れるのである。試験の結果は推して知るべしである。しかし大人になってから歴史の大切さと面白さを知り自分で調べて覚えるようになった。何事も面白いと思わないとやらない人間なのである。そんな訳で今回の日本史編も大変興味深く眺めていた。面白かった。しかし、クライマックスに出される試験では、オレも一緒になって考えたが、結局何一つ覚えていなかった。
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