2021-01-01から1年間の記事一覧

『サイバーパンク2077』のジョニー・シルヴァーハンド・フィギュアだぜ

ゲーム『サイバーパンク2077』に登場するキャラクター、ジョニー・シルヴァーハンドのフィギュアを手に入れたのである。ちなみに上の写真はゲーム内での姿ね。お気づきかもしれないがこのジョニー・シルヴァーハンド、実はキアヌ・リーヴスの3Dデータから作…

筋肉男タイガー・シュロフが魔人の如く暴れ回るインド・アクション『シャウト・アウト』!

シャウト・アウト (監督:アフメド・カーン 2020年インド映画) 剛腕!俊足!不死身の肉体! シックスパックのニクイ奴! 怒髪天を衝く激情、魔人の如き戦闘! もう奴を止められる者は誰もいない! 奴の名はタイガー・シュロフ! 久しぶりにインド映画を観…

マヌルネコ切手シートを買った!

毎度書いているがマヌルネコ好きのオレである。マヌルネコとは……という解説はもう省こう。簡単に説明すると「最古な猫だぜマヌルネコ」という事である。 マヌルネコ好きのオレは様々なグッズを購入してきた。これまで日記に書いたマヌルネコグッズをここで紹…

フランスにイスラーム政権が誕生した近未来/ミシェル・ウエルベックの『服従』を読んだ

服従/ミシェル・ウエルベック 二〇二二年仏大統領選。極右・国民戦線マリーヌ・ル・ペンと、穏健イスラーム政党党首が決選に挑む。しかし各地の投票所でテロが発生。国全体に報道管制が敷かれ、パリ第三大学教員のぼくは、若く美しい恋人と別れてパリを後に…

ミシェル・ウエルベックの『セロトニン』を読んだ

セロトニン / ミシェル・ウエルベック 巨大化企業モンサントを退社し、農業関係の仕事に携わる46歳のフロランは、恋人の日本人女性ユズの秘密をきっかけに“蒸発者”となる。ヒッチコックのヒロインのような女優クレール、図抜けて敏捷な知性の持ち主ケイト、…

トンチキ忍者映画『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』は日本が舞台だよ!

G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ (監督:ロベルト・シュベンケ 2021年アメリカ・カナダ映画) 「あのG.I.ジョーが帰ってきたッ!?」という映画『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』が公開されるらしい。「そういやそんな映画あったなあ……」と記憶の隅っ…

居酒屋へGO!

「居酒屋に行こう」とオレは相方さんに言ったのである。 さきの緊急事態宣言解除を受けて飲食店も8時までアルコール提供OKとなり、来週からはほぼ全面解除だ。これまで緊急云々のおかげでまるで外食も外飲みもしていなかったが、OKとなったらこれは行かねば…

マヌルネコ・フィギュア「ボル&ポリー」がとってもカワイイのだ!

このブログでも何度も書いていて恐縮だが、オレはマヌルネコという生き物が大好きである。マヌルネコは中央アジアに分布する古い種類のヤマネコで、もこもこした体毛とふてぶてしい面構えが特徴だ。また低レベルの絶滅危険種であり、一般の人間が飼うことは…

ミシェル・ウエルベックの『プラットフォーム』を読んだ

プラットフォーム / ミシェル・ウエルベック 男ミシェル、41歳独身。父が殺された。けれど不思議と悲しみが湧かない。女ヴァレリー、28歳。旅行会社のエリート社員。思春期に他人への関心を失ったまま成長した。南国タイで、二人は出逢う―何気ない運命のよ…

『水曜どうでしょうザ・ベスト(偶数)』が遂に発売されたッ!

今年5月に発売され、全オレを大爆笑の渦に巻き込み、あまつさえ呼吸困難と腹筋崩壊まで起こさせた『水曜どうでしょうザ・ベスト(偶数)』。あれから数ヶ月、待ちに待った『水曜どうでしょうザ・ベスト(奇数)』がやっていたのである! 改めて紹介しよう。…

ロメロのお蔵入り作品が遂に公開/映画『ジョージ・A・ロメロのアミューズメント・パーク』

ジョージ・A・ロメロのアミューズメント・パーク (監督:ジョージ・A・ロメロ 1973年アメリカ映画) 『ゾンビ』でその名を轟かす映画監督ジョージ・A・ロメロが1973年に製作しながら今までお蔵入りになっていた作品が公開される、と聞いたらこれは黙って…

2021年のエポックメイキングとなりうる最高のSF超大作/映画『DUNE/デューン 砂の惑星』

DUNE/デューン 砂の惑星 (監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 2021年アメリカ映画) 小説『デューン 砂の惑星』 1965年にフランク・ハーバードによって書かれたSF大河小説『デューン 砂の惑星』は当時のSF界に大いなる衝撃と絶賛でもって迎え入れられた。その評価…

ミシェル・ウエルベックの『ランサローテ島』を読んだ

ランサローテ島/ミシェル・ウエルベック カナリア諸島のランサローテ島。地震と火山の噴火によって破壊された荒涼たる大地。赤、黒、薄紫の岩場に生える奇妙な形状のサボテン群。20世紀最後の年の1月、4人の男女がそこで出会う。自由とカルトをめぐる物語。…

若き日のデヴィッド・ボウイを描く映画『スターダスト』はちょっとナニだったなあ。

スターダスト (監督:ガブリエル・レンジ 2020年イギリス映画) 若き日のデヴィッド・ボウイを描く伝記映画 2016年、突然の逝去に世界を愕然とさせたロック・アーチスト、デヴィッド・ボウイ。数々の名曲と名アルバムを生み出してロック界にその名を燦然と…

ステイサムⅹガイ・リッチーがまたもやタッグを組んだ非情なるクライム・アクション『キャッシュトラック』!

キャッシュトラック (監督:ガイ・リッチー 2021年アメリカ・イギリス映画) オレはジェイソン・ステイサムが好きである。『ワイルド・スピード』シリーズや『エクスペンダブルズ』シリーズのステイサムも悪くないが、やはりピンのステイサムのほうがいい。…

ミシェル・ウエルベックの『ある島の可能性』を読んだ

ある島の可能性/ミシェル・ウエルベック 物語は世界の終わりから始まる。喜びも、恐れも、快楽も失った人類は、ネオ・ヒューマンと呼ばれる永遠に生まれ変われる肉体を得た。過去への手がかりは祖先たちが残した人生記。ここに一人の男のそれがある。成功を…

ええええッ!?なんとオレがライターデビュー、なのかッ!?/『ジョージ・A・ロメロの世界 映画史を変えたゾンビという発明』

ジョージ・A・ロメロの世界 映画史を変えたゾンビという発明 映画の歴史を変えた男、ジョージ・A・ロメロとは何者だったのか 『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968年)、『ゾンビ』(1978年)、『死霊のえじき』(1985年)の「ゾンビ」三部作により、映画…

007的なるものとの決別/映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ (監督:キャリー・ジョージ・フクナガ 2021年イギリス・アメリカ映画) ジェームズ・ボンドが(ようやく)帰ってきた。2020年2月に公開を予定されながら、コロナ禍による数度の公開延期を繰り返し、この10月1日にやっと全世…

祝・緊急事態宣言解除

Photo by pan xiaozhen on Unsplash 関東の緊急事態宣言がようやく解除されたというので土曜日の夜は相方と焼肉屋に行こうじゃないかという事になった。焼肉は好きだがビール無しの焼肉はなんだか様にならない。だからもう半年以上焼肉屋に行ってなかったの…

再び、ブライアン・フェリーの季節。【後編:全アルバム紹介】

前回に引き続き『再び、ブライアン・フェリーの季節。』、その後編となる。この後編ではザックリとフェリーさんのソロ・アルバムの数々を年代順に紹介してみようと思う。 フェリーさんのソロ・アルバムは個人的に思うに3期に分かれると思う。それはカバーソ…

再び、ブライアン・フェリーの季節。【前編:オレとブライアン・フェリー】

ブライアン・フェリー。イギリスのロック・バンド、ロキシー・ミュージックのリーダーにしてヴォーカルだった方である。ロキシーは既に活動を停止しているが、このフェリーさんは最近でも精力的にソロアルバムを制作し続けている。 ロックを聴き始めた10代の…

ミシェル・ウエルベックの『地図と領土』を読んだ

地図と領土/ミシェル・ウエルベック 孤独な天才芸術家ジェドは、個展のカタログに原稿を頼もうと、有名作家ミシェル・ウエルベックに連絡を取る。世評に違わぬ世捨て人ぶりを示す作家にジェドは仄かな友情を覚え、肖像画を進呈するが、その数カ月後、作家は…

ミシェル・ウエルベックの『闘争領域の拡大』を読んだ

闘争領域の拡大/ミシェル・ウエルベック 闘争領域。それはこの世界、自由という名のもとに繰り広げられる資本主義世界。勝者にとっては快楽と喜びが生まれる天国、敗者にとってはすべて苦しみ、容赦ない攻撃が続くシビアな世界。日々、勝者か敗者かの人生が…

それは動物ガシャポンだったッ!?

動物が結構好きである。そんな動物たちと会える動物園が好きである。中でも、オレの最も愛する動物、カピバラとマヌルネコがいる「那須どうぶつ王国」が特にお気に入りである。 このコロナ禍の中、あまり動物園にも行けないのだが、最後に行った「那須どうぶ…

最近読んだコミックその他

ヤングアニマル 2021年 9/24 号 ヤングアニマル 2021年 9/24 号 [雑誌] 白泉社 Amazon 去る5月に急逝した三浦健太郎のメモリアル特集号。三浦の描いた『ベルセルク』最後の原稿が掲載されている。実は『ベルセルク』は単行本でしか読んだことがなく、雑誌の…

失踪した運命の女を捜索する男を描いたSFノワール作品『レミニセンス』

レミニセンス (監督:リサ・ジョイ 2021年アメリカ映画) この連休は特に観たい映画も無かったのですが、暇だったのでとりあえずなにか1本、ということでこの『レミニセンス』を観に行くことにしました。一応SFだし。ただ「記憶に潜り込む」という内容は『…

西欧文明の終焉を描くフランス文学の極北:ミシェル・ウエルベック『素粒子』

素粒子/ミシェル・ウエルベック 人類の孤独の極北に揺曳する絶望的な“愛”を描いて重層的なスケールで圧倒的な感銘をよぶ、衝撃の作家ウエルベックの最高傑作。文学青年くずれの国語教師ブリュノ、ノーベル賞クラスの分子生物学者ミシェル―捨てられた異父兄…

最近読んだコミックなどなど

小犬のこいぬ (2)/うかうか 小犬のこいぬ2 作者:うかうか イースト・プレス Amazon 「あわて者でちょっとドン臭くて思い込みが激しくて食い意地はさらに激しい」小犬が主人公となったコミック第2巻である。主人公の小犬君、ボーッとしているようで変な所で…

オレと運転免許

Photo by Erik Mclean on Unsplash そういやこの間の9月10日は会社に夏休み貰って運転免許の更新に行ったんだった。 運転免許は30歳ぐらいのときに取った。この頃に今の会社に就職したのだが、就業条件として運転免許の取得があったからだ。とはいえ、実のと…

吉本ばなな原作の映画『ムーンライト・シャドウ』を観た

ムーンライト・シャドウ (監督:エドモンド・ヨウ 2021年日本映画) オレは邦画をまるで観ないのだが、この『ムーンライト・シャドウ』はちょっと気になったので観てみることにした。 「ちょっと気になった」というのはこの作品が吉本ばななの同名短編小説…