MUSIC
Franky Wah The Revival, Vol.2 / Franky Wah【今日の1枚】 フランキー・ワーによる『The Revival』シリーズ第2弾は、90年代レイヴの多幸感と現代的なプログレッシブ・ハウスの洗練を融合させた記念碑的作品だ。高揚感を煽るピアノの旋律、広大な空間を描く…
Jodie Nicholson Safe Hands / Jodie Nicholson【今日の1枚】 ジョディ・ニコルソンによる本作は、フォークの繊細さとエレクトロニカの質感が溶け合った、極めて親密な音響作品だ。彼女の透明感あふれる歌声は、ピアノやギターの温かな音色に寄り添いながら…
Surgeon Shell~Wave / Surgeon【今日の1枚】 Surgeonの最新作『Shell~Wave』(2025年5月、Tresor)は、Crash Recoilから2年ぶりのフルアルバムで、ミニマル機材とライブセット風の即興アプローチを貫いた9曲入り。Anthony Childの30年超のキャリアが凝縮され…
PVA PVA / No More Like This【今日の1枚】 ロンドンの3人組ユニット、PVAによる本作は、ポスト・パンクの鋭利な緊張感とダンスミュージックの陶酔が見事に融合した傑作だ。ライブで培われた肉体的な躍動感を、緻密なスタジオワークで昇華。無機質なシンセの…
Rival Consoles ここ2年ほどジャズばかり聴いていたのだが、最近「もういいかな」と思えてきて、長い間遠ざかっていたエレクトロニカの音に急に舞い戻ってしまった。 ジャズも最後の方はビル・エヴァンスばかり聴いていた。これは生活面でいろいろ疲れが出て…
2025年まとめ、今回は音楽篇。 ジャズとボサ・ノヴァを聴いていた 今年も去年に引き続きモダン・ジャズばかり聴いていた。特にマイルス・デイヴィスにハマってしまい、オフィシャル・アルバムを殆ど集めてしまった。 globalhead.hatenadiary.com globalhead.…
Spotifyまとめ2025が公開された 「Spotifyまとめ2025」が公開されたので今回はこれをつらつらと公表したい。これはSpotfy利用者が2025年にどんなジャンルのアーチストやアルバムや曲を個人的に聴いていたのかを集計したものだ。 ちなみにオレの「2024年Spoti…
Haunted Heart: The Legendary Riverside Studio Recordings / Bill Evans Trio マイルス・デイヴィスと並んでオレが「最もよく聴いた」ジャズ・ミュージシャンはビル・エヴァンスになるだろう。改めて紹介するまでもなく、ビル・エヴァンス(Bill Evans, 1…
I Can't Give Everything Away (2002-2016) / David Bowie 限定13枚組CDセット。1969年からのボウイのキャリアを網羅した、数々の賞を受賞したボックスセット・シリーズの最終弾。リマスターされたオリジナル・スタジオ・アルバム3枚、2002年のモントルー・…
この夏はボサ・ノヴァばかり聴いていた この夏はボサ・ノヴァばかり聴いていた。以前ブログにも書いたが、しばらく体調が悪く、気分も滅入りがちだった(今はもう大丈夫です)。そんなときにボサ・ノヴァの静けさに浸っていると、とても落ち着いた。 ボサ・…
マイルス・デイヴィスのオフィシャルアルバムをなんとなく全部集めた 一昨年の暮れに突然ジャズにはまり、その中でもマイルス・デイヴィスの音楽的物凄さに圧倒されてしまい、結局マイルスばかり徹底的に聴いていた。そしてマイルスのアルバムをあれもこれも…
一昨年の暮れにジャズにはまってしまい、様々なアーチストによる結構な数のアルバムを聴いていたが、一番熱狂的に聴いたのはやはりマイルス・デイヴィスだった。ある意味、ジャズを聴いていたというよりもマイルスを徹底的に聴いていたというのが正しいかも…
先ごろロキシー・ミュージックの初期5作品が新たな仕様で再販され、10代の頃から40年以上ファンを続けてきたオレは狂喜乱舞状態でその5作品を購入した。 再販された初期5作品のタイトルはデビュー作『ロキシー・ミュージック』(1972)を皮切りに、『フォー・…
先週の2月17日、神田スクエアホールで行われたハニャ・ラニのコンサートライブを観に行った。 ハニャ・ラニはポーランド出身のポスト・クラシカル・ピアニストだ。優れたクラシック・ピアノの才能を生かしつつ、そこにエレクトロニック要素や自身のヴォーカ…
ロックの歴史 / 中山康樹 ロックの歴史 (講談社現代新書) 作者:中山康樹 講談社 Amazon イギリスとアメリカが互いの音楽を「洋楽」として受容し、進化、統合させて現在のロックが生まれるまでを明快に説く。ミュージシャンの歴史的位置づけもわかるロックフ…
オスカー・ピーターソン:ジャズ界の革命児 (監督:バリー・アブリッチ 2020年カナダ映画) ジャズ・ピアニスト、オスカー・ピーターソン(1925 - 2007)といえば88鍵をフルに使いこなす超絶技巧を誇り、「鍵盤の皇帝」とまで呼ばれたジャズメンである。オレ…
デヴィッド・ボウイ 幻想と素顔の狭間で (製作:The Creative Picture Company 2007年イギリス作品) 『デヴィッド・ボウイ 幻想と素顔の狭間で』は初のヒット曲「スペイス・オディティ」で注目されアルバム「ジギー・スターダスト」で大ブレイクを果たした初…
今年面白かった本:北欧ミステリ篇 今年面白かった本:そのほか 今年面白かったコミック 今年面白かった音楽 年末恒例「今年のまとめシリーズ」、今回は「今年面白かった本とかコミックとか音楽」と題して今年ブログで取り上げた本・コミック・音楽の中で特…
あなたのSptifyまとめ2024 12月も後半となり、あちこちで「今年のまとめ」を目にするようになってきましたが、今回お送りするのは「あなたのSptifyまとめ2024」。音楽配信サービスSptifyを使っているユーザー個人が今年どんなアーチストのどんな曲をどれだけ…
マイルス・デイヴィスの真実 / 小川隆夫 「それなら誰にも書けない本を書けよ。なにしろ俺のことは、ずいぶん間違って伝えられているからな。」――マイルス・デイヴィス マスコミ嫌いで有名だったマイルスに最も近づいた日本人ジャズ・ジャーナリストによる…
Retrospective: Selected Recordings 1973-2023 [CD/Super Deluxe Boxset] / Bryan Ferry かつてロキシー・ミュージックのフロントマンとして活躍し、その後もソロとして数々の輝かしいアルバムを送り出してきたブライアン・フェリー。オレも大好きなアーチ…
Miles In France 1963 & 1964 - Miles Davis Quintet: The Bootleg Series, Vol. 8 『Miles in France - Miles Davis Quintet 1963/64: The Bootleg Series, Vol. 8』は、マイルスの音楽的な変遷の中でも極めて重要な時期【第2期黄金クインテット】全5公演の…
エイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェイムスにより1994年に発表されたアルバム『Selected Ambient Works Volume II』がリリース30周年記念Expaded Editionとしてリイシューされている。高音質UHQCD仕様でCDだと3枚組、LPでは4枚組となり、黒・白T…
ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン (監督:ジョン・シャインフェルド 2016年アメリカ映画) ジャズ・ミュージックをちょぼちょぼと聴いているが、名前がよく知られていて、さらに取っつき易く親しみ易かったジャズメンといえばマイルス・デイヴ…
マムーナ/ホロスコープ(デラックス・エディション)/ ブライアン・フェリー ブライアン・フェリーが1994年にリリースしたアルバム『マムーナ』の3CDデラックスエディション・ボックスセットが去年の暮れに発売されていたことを最近知り、慌てて購入した。…
ビル・エヴァンス タイム・リメンバード(監督:ブルース・スピーゲル 2015年アメリカ映画) ジャズを聴き始めて早速ファンになったのはマイルス・デイヴィスと、そしてこのビル・エヴァンスだった。ビル・エヴァンス(1929-1980)はモダン・ジャズを代表す…
マイルス・デイヴィス クールの誕生(監督:スタンリー・ネルソン 2019年アメリカ映画) マイルス・デイヴィスから始まったオレのジャズ音源漁りだが、色々なアーティストのアルバムを一通り聴いて、そしてまたマイルスに戻ってきた感じである。だから今、マ…
ブルーノートレコード ジャズを超えて(監督 ソフィー・フーバー2018年スイス・アメリカ・イギリス映画) ジャズCDを買い集めるようになると、かなりの頻度でブルーノート・レコードのアルバムになる。ブルーノート・レコードだけが優れたジャズ・レーベルで…
デヴィッド・ボウイ最高傑作アルバム『ジギー・スターダスト』 ジギー・スターダスト<2012リマスター> アーティスト:デビッド・ボウイ ワーナーミュージックジャパン Amazon デヴィッド・ボウイが1972年にリリースした『ジギー・スターダスト』はボウイの最高傑…
「ロックよもやま話」と題して60過ぎのじじいであるオレがロックに関する大昔の思い出話でお茶を濁すというたわけた記事を書いてきたのだが、実は既にネタ切れである。ネタが無ければ書かなければいいのだが、そもそもブログ記事自体がネタ切れである。万事…