エストニアという国 バルト三国の一つであるエストニアは、日本の九州ほどの面積に130万人余りが住む小さな国だ。小国ならではの運命なのか、その長い歴史においてデンマーク、スウェーデン、ロシアといった大国に支配され辛酸をなめてきたが、1991年のソ連…
銀河ヒッチハイクガイド / ダグラス・アダムス (著), 安原和見 (翻訳) 銀河バイパス建設のため、ある日突然、地球が消滅。どこをとっても平凡な英国人アーサー・デントは、最後の生き残りとなる。アーサーは、たまたま地球に居た宇宙人フォードと、宇宙でヒ…
へその曲がった購入経緯 以前購入したワイヤレスイヤホンが故障してしまい、次はどうしよう……と思っていたところに目に付いたのがAppleの「AirPods Pro 3」である。 いやね。AirPods Proシリーズの音質の良さ、iPhoneとの相性の良さは随分前から調べて知って…
リターン・トゥ・サイレントヒル(Prime Video)(監督:クリストフ・ガンズ 2026年フランス・ドイツ・セルビア映画) 亡くなったはずの妻メアリーから届いた手紙に導かれ、ジェイムスは霧に包まれたサイレントヒルへ。異形の怪物たちと対峙しながら、愛と罪…
ロング・ウォーク / スティーヴン・キング(リチャード・バックマン名義) (著), 沼尻 素子 (翻訳) 近未来のアメリカ。そこでは選抜された十四歳から十六歳までの少年百人を集めて〈ロングウォーク〉という競技が行われていた。それは、コース上をただひた…
スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー (監督:ジョン・ファヴロー 2026年アメリカ映画) 全身アーマーのニヒルな賞金稼ぎとフォースを操るちっこいエイリアンが銀河を股にかけた冒険の旅に出る!映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・…
瞬きすら許さない / ジョー・キャラハン (著), 吉野 弘人 (翻訳) 警視正のキャット・フランクは昔気質の刑事だ。事件現場を歩き、容疑者の眼を見ることが捜査の核心だと信じている。新設の捜査チームを率いることになった彼女は、ロックという名の人工知能…
諸星大二郎自選短篇集 幻 / 諸星大二郎 土の中から現れた人びと、いにしえの中国の伝奇譚、謎の屋敷に囚われた少女、魔術で怪物を召喚する高校生たち、河童伝説を調査する妖怪ハンター、古書店に出現した奇態な本、エリック・サティへの幻想譜……古今東西の…
ひつじ探偵団 (監督:カイル・バルダ 2026年アメリカ・イギリス映画) のどかなイギリスの牧草地で、一人の羊飼いが死体で発見された!しかし、町でただ一人の警察官はあまりに間抜けでまるで頼りにならない!そこで立ち上がったのは……なんと飼われていた羊…
THE MUMMY /ザ・マミー 棺の中の少女 (監督:リー・クローニン 2026年アイルランド・アメリカ映画) 8年前エジプトで失踪した少女が、3000年前の棺の中で変わり果てた姿で発見される。家族の元へ戻った彼女をきっかけに、次々と不穏な怪現象が襲う。エジプ…
七月七日 / ケン・リュウ、藤井太洋 他(著)、小西直子、古沢嘉通(訳) 東アジアに伝わる七夕伝説、 不老不死の薬を求める徐福伝説、 済州島に伝わる巨人伝説―― 伝説や神話からインスピレーションを得て 日中韓三ヵ国の作家が紡ぐ、十の幻想譚。 七夕の夜…
HELP / 復讐島 (監督:サム・ライミ 2026年アメリカ映画) パワハラ気味の上司ブラッドリーと、周囲から浮いた変わり者の会社員リンダ。出張中の飛行機が墜落し、生き残った二人は無人島に辿り着く。サバイバルを進めるうちに力関係が逆転し、リンダの溜ま…
宇宙墓碑 現代中国SFアンソロジー / 倪 雪婷 (編), 立原 透耶・他 (翻訳) 幼い頃、私は火星の北極冠で、黒く光る四角い石碑の数々を見た。それは宇宙で死んだ飛行士たちの墓碑だった――星ぼしに建つ墓碑に魅せられた男を描く韓松による表題作、火星からの帰…
レッド・ソニア/反逆の剣 (監督:M・J・バセット 2025年アメリカ映画) 炎の如き赤髪の女戦士が、血と剣で運命を切り裂く。映画『レッド・ソニア/反逆の剣』は、ロバート・E・ハワード原作の伝説的キャラクター「レッド・ソニア」を基に新たに映画化した剣…
ゼイ・ウイル・キル・ユー (監督:キリル・ソコロフ 2026年アメリカ映画) 生け贄のはずが、最狂の狩人になる。映画『ゼイ・ウイル・キル・ユー』は、妹を救うために悪魔崇拝者のマンションに乗り込んだメイドが、悪鬼どもと血塗れの戦いを繰り広げるホラー…
地獄のサーファー (監督:ロルカン・フィネガン 2024年オーストラリア・アメリカ映画) 怪人、狂人、ブチ切れ演技がメシの種となっているニコラス・ケイジの新たなる心神喪失映画、それがこの『地獄のサーファー』である。今作は、ガラの悪いジモティーが海…
【水曜どうでしょう第36弾「懐かしの西表島」】のBlu-rayが発売されたのでばっちり予約購入、この連休に一気見しました。2023年に放送された最新エピソードの映像に特典映像や副音声を収録したもので、6夜分・全255分+特典映像1時間以上とたっぷりした内容…
サンキュー、チャック (監督:マイク・フラナガン 2025年アメリカ映画) チャックとは誰か、世界はなぜ終わるのか 世界の終わりが迫る中、街を埋め尽くす謎の感謝広告——「チャールズ・クランツに感謝します。素晴らしい39年間に、ありがとう、チャック。」…
プラダを着た悪魔2 (監督:デビッド・フランケル 2026年アメリカ映画) ファッション誌「ランウェイ」の鬼編集長と元アシスタントが、ファッション帝国の存続を賭けて20年ぶりに再会する!という映画『プラダを着た悪魔2』を観てきました。 前作『プラダを…
チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ / スティーヴン・キング (著), 安野 玲 (翻訳), 高山 真由美 (翻訳) スティーヴン・キングの中編集『チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ』 世界の終わりが近づく中、突如現れた「ありがとう、チャッ…
3月某日 ショルダーバッグの連結金具からストラップがちぎれかけていたので相方さんに修理してもらう。そもそもバッグ作りが趣味の相方さん、いったいどこを直したのか分からないような仕上がりで、さすが。 3月某日 ルパン3世チャミスルが売っていたのでつ…
宇宙の果ての本屋 現代中華SF傑作選 / 立原透耶(編) 第41回 日本SF大賞特別賞を受賞した立原透耶編纂の中華SFアンソロジーがついに発売。『時のきざはし 現代中華SF傑作選』に続き、掲載作家は『三体』の著者劉慈欣と並び称される、王晋康や韓松、何夕とい…
先日の日曜日は六本木にある国立新美術館で開催されている『テート美術館 - YBA&BEYOND 世界を変えた90s 英国アート』を見に行きました。 この美術展はXで開催されているのを知ったのですが、内容を一目見て「うわっオレの好きそうなアートばっかじゃん」と…
愛はステロイド (監督:ローズ・グラス 2024年イギリス・アメリカ映画) 映画『愛はステロイド』は、トレーニングジムで知り合った二人の女性の愛が、とんでもない方向へと暴走してゆくスリラー作品だ。アメリカ南西部、ジムで働くルーは、ボディビルを目指…
呪いのウサギ / チョン・ボラ (著), 関谷敦子 (翻訳) ライバル会社の策略によって自殺に追い込まれた親友。呪物を作る一族の男が復讐のために作ったウサギは、ライバル会社のすべてをかじり尽くしていく。 哀しき復讐譚の表題作をはじめ、排泄物が意志を持…
Placid Angles (John Beltran) Canada / Placid Angles (John Beltran)【今日の1枚】 2026年2月13日にOathからリリースされたJohn BeltranのPlacid Angles名義による4thアルバム『Canada』は、約63分の11曲構成で、ベテランDetroitプロデューサーの円熟味が…
おふとんの外は危険 / キム・イファン (著), 関谷敦子 (翻訳) 「おふとんの外は危ないから出ないで」 ある日、突然ふとんの声が聞こえるようになった。ふとんだけではなく、椅子の声もボールペンの声も紙コップの声も――。 不思議で楽しい表題作をはじめ、科…
1975年のケルン・コンサート (監督:イド・フルーク 2025年ドイツ・ポーランド・ベルギー作品) 映画『1975年のケルン・コンサート』は、天才ジャズピアニスト、キース・ジャレットの伝説的ライブ『The Köln Concert』を実現させたのが、向こう見ずな18歳の…
ワンダーマン(Disney+) (監督:デスティン・ダニエル・クレットン他 2026年アメリカ製作) Disney+配信のマーベル・ドラマ『ワンダーマン』は、主人公がスーパーパワーを隠しつつ映画のヒーロー役を目指す姿を描く、ハリウッド業界風刺コメディ×人間ドラ…
いつかどこかにあった場所 / サラ・ピンスカー (著), 市田泉 (訳) 彼女が噓のつもりで適当に言った不気味なローカル番組は実在し、しかも彼女自身も出演していた(「二つの真実と一つの嘘」)。飛び込んだ人間がたまに消える池で行方不明になった兄の思い出…