今頃だがゲーム『カリスト プロトコル』をクリアした。

The Callisto Protocol カリスト プロトコル (PS4、PS5、Xbox OneXbox Series X|S、PC)

ゲーム『カリストプロトコル』は2022年の12月に発売されたTPSタイプのサバイバル・ホラーゲームである。

ゲームの舞台は西暦2320年の未来。主人公は貨物輸送船パイロットのジェイコブ・リー。彼は木星周縁を航行中に謎の組織の襲撃を受け、木星の衛星カリストに不時着するが、カリストにある凶悪犯罪者専用施設「ブラックアイアン刑務所」に収監されてしまう。インプラントを埋め込まれ気絶したジェイコブが目覚めると、刑務所は破壊され死体があちこちに転がる地獄絵図となっていた。騒乱の中脱出を試みるジェイコブだったが、彼の前にウイルスによって変異した異形のクリーチャーどもが立ちはだかるのだ。

とまあ内容的には『バイオハザード』の宇宙版、さらに言うなら『DEAD SPACE』のクローンゲームといったものとなっている。それもそのはず、このゲームは『DEAD SPACE』や『Call of Duty』のフランチャイズ経験を持つグレン・スコフィールド氏が率いるStriking Distance Studiosが開発しており、『DEAD SPACE』そっくりの内容なのだ。

そしてこのゲーム、あまりに残酷描写が激しいために、日本では発売中止となった経緯を持つ。

news.denfaminicogamer.jp

とはいえ、海外版で購入可能な上に、この海外版には日本語吹き替え・日本語字幕・日本語化された表示画面が実装されており(発売中止直前まで日本で発売予定だった)、オレは海外版で購入し(1万2千円もしたけど)プレイしていた。

その『カリストプロトコル』を今頃クリアした。「今頃」というのは途中の中ボスが攻略できず、スネて1年ほど放り投げていたのである。結構諦めの早い人間なのだ。しかしつい最近なぜだか「クリアせねば」と発起し、挫折していた部分をこっそり攻略動画を眺めて学習し何とか突破、その後2日ぐらいでクリアすることができた。クリア時間は12時間ほどだったが、相当やり直していたので実質20時間ぐらいという所か。という訳でなにしろ1年をまたいでのクリアという事になった。

感想としては、グラフィックは相当綺麗でよくできていたし、グロ描写もハンパなく描かれており、その点においてサバイバルホラー作品として実にいい雰囲気を出していた。精緻なグラフィックは十分に没入感を高めていて、決して退屈なゲームではなかった。一方、ゲームシステムが古臭く挙動ももっさりしていて操作性が悪く、難易度も理不尽に感じる部分があった。そういった部分で、点数をつけるならグラ99点、ゲーム内容60点というところか。悪くはないんだが練り込み不足で、グラに気を取られ過ぎたことがアダになったように思う。

というわけで『カリストプロトコル』のグロ画像を一挙公開!よい子は見ちゃいけないよ!


www.youtube.com