Dead Island 2 （PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One）
ゾンビサバイバル・ゲーム『Dead Island 2』をクリアした。
オレはもともとゲーム好きで、今もPS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switchを所有しているのだが、実の所あんまりゲームがやれていない。年齢と共にゲームをするのがしんどくなってきていているのである。それでも思い出した頃にゲームを購入することもあるのだが、これも殆どクリアできていない。もうオレにゲームは無理なのか……と思い始めた頃にリリースされたのがこの『Dead Island 2』なのである。
『Dead Island 2』がどんなゲームなのかはGPT-4でまとめておく（手抜き）。
『Dead Island 2』は、一人称視点のアクションRPGで、ロサンゼルスを舞台に、致命的なウイルスが蔓延し、人々が次々とゾンビに変わっていく様子を描いています。プレイヤーは、自分が何者なのかを解き明かしながら、事件の真相を探ります。本作は、ビバリーヒルズの緑豊かな郊外から曲がりくねったベニスビーチの遊歩道にいたるまで、ロサンゼルスの象徴ともいえる数々の名所がホラーテイストになって登場します。
『Dead Island』の続編
『Dead Island 2』は2016年に発売された『Dead Island』の続編となる。その『Dead Island』については以前このブログで盛り上がりに盛り上がりまくって記事にしたこともあった。
しかしこの『Dead Island』、なかなかにハードな難易度で、やっては止めやっては止めして結局クリアするのに3年も掛かった(実際のプレイ時間は30～40時間程度だと思うが）。難易度が高いというよりもオレがヌルゲーマーだから、ということも言えるかもしれない。それでも3年もかけてクリアしたのだから、それだけ面白かったのだ。
その続編である『Dead Island 2』、これも楽しみにしていたのだが、あまりに残酷すぎて日本でのレーティングが通らず、日本未発売となってしまったのだ。しかし、「もう『Dead Island 2』はプレイできないのか……」と諦めかけていたところ、なんと海外版も完全日本語対応で規制なしだという事を知り早速購入、狂喜乱舞しながらプレイしまくり、オレには珍しく遂にクリアまで漕ぎつけたのである。
『Dead Island 2』の何がそんなに面白いのか？
という訳で今回のブログ記事は「ゲームクリアして嬉しかった！」という記事であり、ゲーム紹介記事では決してない。とはいえ、「『Dead Island 2』の何がそんなに面白かったのか」をちょっとだけ書くなら、迫りくるゾンビの群れをぶっ潰しぶっ潰しぶっ潰しまくることの楽しさ、これに尽きる。
ゾンビサバイバル・ゲームは数あるが、それらと『Dead Island 2』が違うのは、戦闘において中心となる武器が銃器ではなく鈍器ないし刃物である、という部分だ。これにより、攻撃は徹底的な肉体破壊となり、飛び散る血、ぶっ飛ぶ四肢、はみ出る内臓、グジャグジャの肉塊となってぶっ倒れるゾンビ、これらの血みどろの肉体破壊描写をPS5の精細な画像により、微に入り細に穿ち堪能できる、これがもう楽しくて楽しくて堪らないのである。
さらに武器を様々な形にビルドアップできるシステムになっており、これに電撃や発火属性を付けることで、攻撃により燃え上がり丸焦げになるゾンビ、稲光を発しながら痙攣しまくるゾンビなど、嗜虐に満ちたプレイを楽しむことができるのだ。いやーそりゃ日本で発売禁止になるわ！ってか前作はよく発売できたな！
そして最もゲームを楽しくさせていたのは、ゾンビアポカリプス世界に取り残されながら、なぜだかやたら明るく陽気なプレイアブルキャラクターの性格だ。プレイアブルキャラクターはゲーム開始時に6人の中から選択するが、少なくともオレの選択したカーラというキャラは陰惨な状況を物ともしないイケイケ女子だった。キャラの醸し出すこういったユーモラスな雰囲気がゲームを風通しいいものにしているのだ。他のキャラにしてもどいつもこいつもやる気満々なルックスをしているから、その性格も推して知るべしだろう。
それと舞台となるロサンゼルスの、ビバリーヒルズやベニスビーチといったリッチでスノッブなロケーションもいい。かつてこの場所で悠々自適に過ごしていた富裕層が全員ゾンビと化して腐肉となった肉体をさらしているんだなあ、と思うと黒い笑いが浮かんでくる。
そんなわけでクリアまでの総プレイ時間は37時間、まだまだサブクエストも残しているが一旦終了し、次のゲームにつつがなく移行したいと思うオレである。いやーまだ『Diablo4』も『サイバーパンク2077』もクリアしてなくてさあ……。
