この間の3連休中日は相方さんのたっての希望で千葉まで鳥居と海を観に行ってきました。なんでも相方さんは日本の海沿いの鳥居を見る事をこれからのライフワークにしていきたいと言っていて、オレは鳥居のことはよく分からないんですが理由を付けて出掛けるのは楽しいから付き合うことにしたんですね。
まずは都内から横須賀線に乗り千葉の上総一ノ宮駅を目指します。乗車時間は約2時間、グリーン車に乗ってちょっと小旅行気分です。
上総一ノ宮駅を降りてから最初の目的地の玉前神社へ徒歩で向かいます。途中、少々小腹が空いていたので何か食べ物を売ってるお店が無いかな?と探してみたら、揚げ物を販売している肉屋さんがあり、ここでコロッケを1つづつ注文、その場で揚げてもらいました。ちょっとソースをかけて歩きながら食べたんですが、揚げたてのコロッケって本当に美味しいですね!
という訳で駅から歩いて10分弱で目的地の玉前神社に到着。
玉前神社はこんな由来のある神社です。
1200年以上の歴史がある格式高い古社。ご祭神として神武天皇の母君・玉依姫命が祭られていることから、女性を守護する神社として知られ、縁結びや安産などにご利益がある。また、レイラインの東の起点にあり、風水学的に東京からの「最大の吉方位」に位置するため、よい気があるといわれ、開運や商売繁盛を祈願する参拝者も多い。
境内にはとても立派な木が生い茂り、古い歴史を感じさせました。参拝客も思ったより多くて、知る人ぞ知る人気の高い神社なんでしょうね。
玉前神社を後にしてこの日の第2の目的地、九十九里浜へと向かいます。まずは上総一ノ宮駅からJR外房線で一駅の東浪見駅へ。この「東浪見」って「とらみ」と読むんだそうです。駅で下車したら無人駅でした。
東浪見駅から九十九里浜の南端、釣ヶ崎海岸までは歩いて20~30分ぐらい。丁度お昼時だったので途中の食堂でご飯にしました。
ここで注文した「マグロ丼」が絶品でした!マグロの赤身と中落が乗っているんですが、「マグロの赤身ってこんなに美味しかったっけ!?」とびっくりするほどでした。
マグロ丼で大いに盛り上がり、わあわあ言って相方さんにウザがられつつ釣ヶ崎海岸に到着。
この釣ヶ崎海岸には海を前にして鳥居がぽつんと建っており、これがなかなか神秘的な光景でした。
実はこの鳥居、先ほど紹介した玉前神社の神事と関わりがあるのだとか。
釣ヶ崎海岸は、上総十二社祭りの祭典場であり、非常に神聖な海岸です。この祭りは、房総最古の浜降り神事として、大同2年(807年)創始で1200年以上の歴史と伝統を誇り、千葉県無形民俗文化財にも登録されています。毎年9月10日には、鵜茅葺不合命が鵜羽神社より神輿に乗って、玉前神社の玉依姫命を訪ね一年に一度の逢瀬の契りを結ぶという神事が執り行われます。
そしてその先は海~~~!!
そもそもこの釣ヶ崎海岸、サーフィンのメッカとして知られ、2020年東京オリンピックではサーフィンの競技会場となったほどの場所だったんですね。この日もサーフィンをしている方が何人かいらっしゃいました。そして確かに、波がきれい。
それにしても海はいいですねー。この日は思ったほど寒くなく、日差しも明るくて、海岸には遊びに来ている人たちがポツポツとそぞろ歩いていました。オレと相方さんも海鳴りを聞きながら、寄せては返す波と追いかけっこして遊んでいました。
冬の九十九里浜の青い空と青い海。
というわけでたっぷり海の景色を堪能し、帰路についたオレと相方さん一行。帰りは電車を乗り継ぎ2時間半ほどかかりましたが、いい具合に疲れていて、家に帰ってから入った熱いお風呂がとっても気持ちよかった。そしてその後に飲んだビールがこれまた最高!相方さんの作ってくれた晩ごはんがまたまた美味い!なんかもうこんなに楽しくて人生大丈夫なのかってぐらい充実した一日でした。
(おしまい)