この間の連休初日となる土曜日は相方さんと二人で江の島をぶらっと歩いてきました。連休の天気予報は軒並み雨マークが出ていて、出歩くのはちょっと厳しいかなあと思っていたんですが、この日は雲が多めとはいえ天気が良く、そこそこに行楽日和でした。ただし気温は若干高めで多少蒸していましたね。
それにしてもオレも上京してから40年以上経つというのに、相方さんと一度江ノ島水族館に行ったきりで、江の島自体に上陸(?)するはこれが初めてなんですよ。というわけでまずは大船から湘南モノレールに乗って江の島へ!
江の島に着いて早速腹ごしらえ。そして江の島と言えばシラス!この日は生シラスとマグロとサーモンの三色丼をいただきました。美味かった!
腹ごしらえも済みいざ江の島!島を目指して江の島弁天橋をつらつらと歩きます。この日の人出はまあまあといったところでしょうか。
海を見ると既にマリンスポーツの方で賑わっています。
江の島上陸!そして早速アイス!湘南ゴールドとノーマルのハーフです。
江の島の入口から江島神社までの参道に連なる商店街「江の島弁財天仲見世通り」は沢山の観光客で賑わっていました。青銅の鳥居が見えます。
江島神社の朱の鳥居。(八坂神社ののぼりがありますが、江島神社からもうちょっと歩いた場所に八坂神社があるからです。ちょっと紛らわしい。)
そして江島神社・辺津宮。「江島神社」は、江島大神と呼ばれる三姉妹の女神をご祭神とする神社です。境内にある3つのお宮「奥津宮」「中津宮」「辺津宮」にはそれぞれの女神がお祀りされ、芸道の上達や幸福招来、金運のご利益を授かれるといわれています。
その後、島の裏っ側にある「江の島岩屋」を目指して山道を歩きます(この山道自体は裏道みたいなもので、「江の島岩屋」へは普通に賑やかな通りを通って行くことができます)。
江の島岩屋に通じる商店街・御岩屋道通りで買い食いしました。これはイカ焼きとツブ貝焼き!美味かった!
そして狭い階段を上ったり下りたりしていると……
島の西南端、岩屋の周辺に広がる「稚児ヶ淵」が開けてくるんですね。これは圧巻だったなあ。
砕け散る波をバックに大見得を切るオレ!(この後係の方に「あまり海辺に近付かないでください」と注意されました)
岩山の下に見える赤い欄干の橋が「岩屋橋」です。この橋を渡って「江の島岩屋」へ入ります。入場料は大人500円。
「江の島岩屋」は江ノ島の最奥部に位置する海食洞窟(波の浸食で海岸の崖にできた洞窟のこと)です。弘法大師や日蓮上人の修行の場だったとの言い伝えがあるほか、藤原秀衡征伐を行う際に源頼朝が祈願したと伝えられている場所としても有名なのだとか。入ってみると確かに洞窟ならではの不思議な風景が広がっていて、自然への畏敬を感じさせるんですね。
入り口で無料の蝋燭立てを渡されます。これがなかなか風情がある。
洞窟の奥の岩でできた祠。神秘的な空間が広がります。
「江の島岩屋」は「第一岩屋」と「第二岩屋」に分かれており、その中間点では岩の隙間から海を眺められるビュースポットが現れます。「第一岩屋」は富士山の氷穴に通じるという噂があり、「第二岩屋」には龍神伝説が遺されています。
その「第二岩屋」で竜神様と遭遇!ガオガオと吠えられました!
とても幻想的な場所でした。
とはいえ「江の島岩屋」まで観た頃には、オレも相方さんも初夏の暑さや階段のアップダウンで相当に疲労困憊してしまい、木陰で暫く休憩を取っていました。休憩の後は疲れた足を引き摺りながら「 江の島サムエル・コッキング苑」をぼけーっと散策。
「 江の島サムエル・コッキング苑」は明治時代の貿易商サムエル・コッキング氏による和洋折衷の庭園跡を利用した植物園。敷地内には園路や花壇、池などが整備されており、四季折々の草花や南洋の植物が植えられています。これはその温室跡地の写真。
施設内には展望台「江の島シーキャンドル」がありました。避雷針まで入れた高さは59.8mあるのだとか。とはいえこの日はすっかり草臥れてしまい、展望台には入りませんでした。
さあそろそろ帰ろうか、と階段を降りるとお祭りの行列に遭遇。
帰りは江ノ電を利用しました。
(江の島土産はなぜか激辛あられ「死神大魔王」)
(おしまい)