あれこれ整理中

Aimee CozzaによるPixabayからの画像

部屋の中にモノが溜まり過ぎたので整理を始めている。ちなみに「断◯離」という言葉は単なるファッションだと思っているのでそういう意識ではない。

整理するモノは本、DVD、CD、ゲーム、あとフィギュア辺りかな。まず本は段ボール箱5個に詰め込んで古書店に売却した。黄ばみまくっているようなあまりに古い本は紙バッグ2つ分資源ゴミに出した。それでもまだ蔵書の1割か2割ぐらいで、さらにまだ箱詰め最中である。

そもそも本を読み返す事など全くと言って無いので、本棚に陳列するのが無意味だと思う事がある。オレにとって読書は単なる消費行為でしかなく、たいてい読んだらそれで終わりだ。物理の場所を取るのが嫌で、最近は本は電書で読むことにしている。紙へのノスタルジーは全く無い。

ただし画集や写真集は、老後の楽しみのために取ってあり(隠居したら部屋でのんびり画集を眺めたいという夢があった)、これだけは蔵書として残しておきたいとは思っている。困るのはコミックで、完結まで20巻30巻とある作品は場所をとって仕方ないのだが、愛着のある作品はどうしても処分できない。これに限らず「自炊」というのも考えたが、手間を考慮するとどうしてもやる気が起きない。

使っていない古いゲーム機数台、古いゲームソフト50本あまりも、大型の段ボール2個に詰めてこれも買い取り専門店に売却した。ゲームソフトは遊ばなくなったら即売却というのがセオリーだが、オレはこの「売却」という行為が面倒で、それでゲームソフトに限らずいろんなモノを溜め込んでしまったのだ。

DVD、ブルーレイ等の映像ソフト、これがなかなか処分できない。やはり愛着の強いもの、貴重なものが多いからだ。例えば『スター・ウォーズ』や『ロード・オブ・ザ・リング』や『ブレードランナー』といった映画は、VHSとDVDとブルーレイと4KUHDで重複して所有しているものすらあるが、それぞれ映像内容が違っていたり特典映像の有無があったりボックスセットの仕様が独特だったりといった理由で、なかなか最新仕様のメディアに統一して他を処分するという事ができない。こういったことは書き出すときりがない。とはいえ既に興味が無く、さらにどのサブスクにも入っているような古いDVDの映画は大量に捨てた。

CDに関しても、購入したら即パソコンに取り込んでロスレスで保存しているので、物理で所有している意義をあまり感じないもの、既に興味を失ったものは処分の方向である。とはいえAppleロスレスはあまり信用していないので、好きな音楽はやはりCDで聴くことにしていて、これも溜まる一方ではある。また、デヴィッド・ボウイやプリンスなどのCDは、これはあくまでコレクションなので当然保管である。これもきりがないと言えばきりがないのだが。

フィギュアも溜まりまくってしまったのでこれも処分の方向だが、映画関連のフィギュアは今でも愛着が深いので、これは他を整理したら箱から出してきちんと陳列したいと思っている。

そういえば洋服も、もともと流行と関係ない仕立てがよくオーソドックスなスタイルのものを購入し大事に着る方なので、これもなかなか処分できない。そして以前は律儀にシーズン毎に新しく購入していたので洋服が溜まる溜まる。30年以上前に購入したツイードジャケットを未だに着ているほどだ。最近は洋服を殆ど買わなくなったので以前ほど溜まらないし、購入してもファーストファッションのものばかりだから形も悪くなりやすく処分しやすい。あとプリントTシャツなあ、これも大事に着ちゃうから、古いが綺麗なものが沢山あって、これも溜まっちゃってどうしようもないんだよなあ……。やっぱり捨てるか……。

それにしても、これまで10数年かけて散々溜め込んできたあれこれのものを、処分すると決めた途端に鬼のように片づけ始め、(10年ほど前の引っ越しの時に一旦リセットされたが)最近は頭が「処分」一辺倒に支配されてしまっている。だから休みの日になると「処分しなきゃな……箱詰めしなきゃな……」と気になって気になって落ち着かない。どうにも難儀なものである。