ゴヤ展に行ってきた


土曜日は相方さんと上野の国立西洋美術館でやっている『プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影』展に行って来ました。歴史的名作と謳われる『着衣のマハ』が目玉のようですが、「ああ実物見れたね」という印象ぐらいで、美麗な宮廷画もどこかざっくりした印象でした。これらの作品は職業画家として器用な仕事してたなあ、という感想でしたが、それよりも面白かったのは版画のほうでしたね。皮肉や風刺の効いた連作はもとより、戦争の悲惨さを描いた諸作品は、陰鬱さと悲惨さがそこかしこに溢れ、ドガの画家としての資質を窺うことが出来ました。あと悪魔や魔女を描いた作品がよかったなあ。
ゴヤ「<夢>1番 作者は夢みている」「魔女たちの飛翔」
 
美術展を観終わった後は相方さんの買い物に付き合いましたが、相方さん、かねてから念願だった「あるもの」をGETできて大変ご満悦のようでした。その「あるもの」の件はそのうち相方さんが日記で触れてくれるでしょう。