日曜
先週の土曜日は梅雨戻りで結構な雨が降りどこにも出掛けられなかったのですが、次の日曜はすっかりと晴れて気温もイイ具合に上昇中、「これは出掛けねば!」ということで相方さんと二人、東京国立近代美術館で開催中の「ガウディとサグラダ・ファミリア展」を観に行くことにしました。そしてそのついでに、神田神保町にあるカレー店で腹ごしらえしておこうということになったんですね。
カレー
この日行ったのは創業40年、欧風カレーの元祖と呼ばれている「欧風カレー ボンディ」。神田神保町はカレー激戦区らしいのですが、その中でも相当に評判が高いお店らしく、10時開店で10時30分頃お店に着きましたが既に満席、お店の前には行列ができており、待ち時間は30分、確かにこれは人気店ですね!
ようやく席に案内されポークカレー(辛口)と練乳アイスコーヒーを注文、相方さんはこの店お勧めのビーフカレーでした。そしてこのお店、カレーのセットということで茹でジャガイモ2個&自家製バターが付いてくるんですね!カレーが出てくるまでまずジャガイモを1個頬張ります。
そして出てきたカレーは豚肉がゴロゴロ、300gのライスの上にはチーズがかかっており、何故か梅干しがトッピングされています。オレはこれにさらに先ほどの茹でジャガイモを4つに切って載せました。お味はと言うと非常に丁寧に仕事のしてあるスムース&スパイシーなカレーで、当然お肉もほろほろです。
ただなんだか全体に昭和な感じがしたのと、同じ値段(ポークカレー¥1600)ならオレはインドカレーのほうがいいと思っちゃったなあ。まあ十分美味しかったし、話のネタということで。
ガウディ
さて腹ごしらえも済み、神保町から歩いて丸の内公園前にある東京国立近代美術館に向かいます。相方さんとの付き合いも長いですが、この美術館に行ったのはこれが2回目、以前行ったのは10年ぐらい前かもしれない(その時は「ジャクソン・ポロック展」でした)。美術館の前につくとまたもや長蛇の列、この時も入場待ち時間30分でした。丁度お昼ごろで気温も高かったのですが、日陰に並べたのでちょっとラッキー。
《開催概要》本展では、長らく「未完の聖堂」と言われながら、いよいよ完成の時期が視野に収まってきたサグラダ・ファミリアに焦点を絞り、ガウディの建築思想と創造の源泉、さらにはこの壮大な聖堂のプロジェクトが持っていた社会的意義を解き明かします。図面のみならず膨大な数の模型を作ることで構想を展開していったガウディ独自の制作過程や、多彩色のタイル被覆、家具、鉄細工装飾、そして彫刻を含めたガウディの総合芸術志向にも光を当て、100 点を超える図面、模型、写真、資料に加え、最新の技術で撮影された建築映像も随所にまじえながら、時代を超えて生き続けるガウディ建築の魅力に迫ります。 ガウディとサグラダ・ファミリア展 - 東京国立近代美術館
実は相方さんはガウディのファンで、サグラダ・ファミリアは「一生に一度絶対行きたい場所」の一つなんですよね。オレが甲斐性無しなばかりに連れて行ってあげられてなくてスマン相方……いつかきっと……。そんなサグラダ・ファミリアの模型や資料、大スクリーンでの映像などを眺めながら、いつか観に行くはずの大聖堂に思いを馳せました。
東京での「ガウディとサグラダ・ファミリア展」は東京国立近代美術館で9月10日までの開催、その後滋賀、愛知と巡回します(詳しくはHPをご覧になってください)。
ビール。
展覧会も一通り見終わり、常設展も回ってミュージアムストアであれこれ買い物したら既に3時、長居したこともあり結構草臥れ気味のオレと相方さん。これからどうするかね?と目を見合わせて「暑いしやっぱりビール!」という事に。竹橋から大手町まで地下鉄に乗って東京駅前のビール店を目指します。
お店の名前は「STAND T」、東京駅舎を眺める位置にあるバルです。初夏の昼下がりということでビールを飲みたいお客さんで結構混んでいましたが、なんとか席も確保できました。この日は二人してペールエールとIPAのLサイズを1杯づつ飲み、パテやデビルドポテトをつまみにしばしの和みタイム。途中二人でスマホのフォトファイルを見せっこしたのですが、オレのフォトファイル、動物のおかしな写真ばかりで二人でゲラゲラ笑っていました。
この後「ラーメンでも食いにいっか!?」と鼻息荒くしていた二人ですが、東京駅前の地下街に潜ったら道に迷ってしまい、ついでだから探検だ!とばかりに1時間も巡り巡って、ここはというお店を見つけたと思ったらまたもや長蛇の列、すっかり疲れ果てて結局諦め、家路に着くことにした二人でありました。スマホを見たらこの日歩いた歩数はなんと2万歩!そりゃ疲れるわ!
(おしまい)