2016年6月24日に発売された『
ベルセルク』待望の38巻最新刊である。なんと3年ぶりなのだとか。3年……。いったいどうなっているんだ……。まあそこは深く詮索しないことにして、とりあえず出ただけめっけものということにしておこう。お話は「ファルコニア凄い」「でもやっぱり怪しい」「旧キャラ・
リッケルトが"うさんくせえ大嫌いだここ"と言ってドンパチ始める」というものになってます。懐かしいキャラがぼちぼち出てきて愉快です。しかしやっぱりお話がどこに向かってるのかよく分かりません。どこに向かっているのか、というか、終わらせるつもりが全く感じません。このファルコニアと妖精島だけであと10巻ぐらい続きそうです。いったい何年掛かるのでしょうか。作者もオレもそれまで生きているのでしょうか。
"飯"の部分が薄れて"ダンジョン"のファンタジーバトル展開が濃厚になってきた第3巻、しかしこれはこれでいい流れじゃないかと。もう"飯"は添え物でもいい、というか無くてもいいぐらい。というかこの作品に物語があったことをやっと思い出しました。
■ネオ寄生獣 (アンソロジー)
ネオ寄生獣 (アフタヌーンコミックス)
- 作者: 岩明均,萩尾望都,太田モアレ,竹谷隆之,韮沢靖,真島ヒロ,PEACH‐PIT,熊倉隆敏,皆川亮二,植芝理一,遠藤浩輝,瀧波ユカリ,平本アキラ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/07/22
- メディア: Kindle版
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『
寄生獣』も1995年に完結してはや20年近く、オレはすっかり忘れてましたが、まだこうしてアンソロジーが編まれたりするんですねえ。このアンソロジーは『
寄生獣』をお題に12人の漫画家、さらに造形作家・
イラストレーターが参加したもので、今更いいや、とは思ってたんですが、
萩尾望都の作品がどうしても読みたくて買ってみました。萩尾さんの作品やっぱり評判通り完成度高いなあ、と思いましたが、実は他の作家の作品もなかなかどうして読み応えがあり、いやあ『
寄生獣』愛されてたんだなあ、ととても伝わってくるアンソロジーとなっています。
う〜ん、引っ張り過ぎでなんかダレてないか!?ネタ尽きかけてきてないか!?ってか副会長早く覚醒しろ!
いやー『
いぬやしき』、最初は退屈だったんだけど、化けたなあ、大化けだなあ、まあこういう徐々に展開させるコンセプトだったんだろういけれど、前巻から大殺戮大会になってきて、この7巻ではさらなる殺戮の嵐だもんなあ、楽しいのう、楽しいのう。作者はこのテの物語のインフレーションの行方というのがきちんと分かっていてそれでのゆっくりした序盤だったんだろうな。そしてこれからはどんどんと派手になってゆくんだろうなあ。きっと世界中の軍隊出てきたりさらには熱核攻撃ととかまで出て来るんだろうなあ。いやあ楽しみだなあ楽しみだなあ。