最近ダラ観したDVDやら配信やら

『毒戦 BELIEVER 2』

毒戦 BELIEVER 2 (Netflix映画)(監督:ペク 2023年韓国映画

韓国映画極北のノワール作品『毒戦 BELIEVER』の続編『2』がネトフリで配信されるというので早速観た。実は『毒戦 BELIEVER』、韓国ノワールでオレが一番好きな作品なのだ。冒頭からこれやっちゃっていいの?って残虐描写が続き、大いに盛り上がっていたら、その後に最凶にクソキモい女が組織のボスとして登場し、クソダルそうにしながら目の前の連中を虫ケラみたいに扱うからそれだけでもう大傑作だと確信した。このクソキモ女、実はハン・ヒョジュという眉目麗しい女優さんが演じており、その落差に女優魂を感じた!( ↓ 同一人物です)

 

物語は1作目の続きを描くものではなく、1作目の物語と同時進行しながらそこで語られなかった麻薬王「イ先生」の真実に迫り、そして1作目のラストへと繋がるというもの。戦闘シーンはもはや戦争だしクソキモ女はどこまでもキモイし、全体的にアタマオカシイ展開で大満足であった。

レンフィールド(監督:クリス・マッケイ 2023年アメリカ映画)

怪しいニコケイがドラキュラ役を怪演する映画『レンフィールド』観た!主演はどちらかというと子分役のニコラス・ホルト。コメディとスプラッタがいい感じにマリアージュされ肉体破壊も大盤振る舞い、しかもテーマは前向きな人生!?なにより『シャン・チー』のオークワフィナが相当目立つ快作だった。これ劇場公開すりゃよかったのに、って思っちゃうぐらい出来がよかったなあ。

キラーカブトガニ (監督:ピアース・ペロルゼイマー 2021年カナダ映画

キラーカブトガニ

キラーカブトガニ

  • ディラン・ライリー・スナイダー
Amazon

放射能を浴びて巨大化&凶暴化したカブトガニが襲い掛かる?!というトンチキ映画『キラーカブトガニ』観た?!低予算Z級映画らしい非常に緩いグダグダ振りをマッタリと眺めていたらクライマックス誰も予想だしない斜め上方向の異次元展開にまいっちんぐマチコ先生状態?!「カブトガニの歌」は必聴?!ネタバレスレスレで言うとパシフィックリムの大好きな人は必見です(白目)。カナダ製作のせいか若干イナタい部分も風情があってヨシ。

MEMORY/ メモリー (監督:マーティン・キャンベル 2022年アメリカ映画)

アルツハイマーの殺し屋を描くリーアム・ニーソン主演、マーティン・キャンベル監督作『MEMORY メモリー』を観た。またぞろリーアム・ニーソンの無双映画か?とナメてかかったら、メキシコにおける人身売買と警察腐敗を描く恐ろしく硬派かつ陰鬱な作品で、良作だがちょっと観てて辛くなった……。リーアム・ニーソン演じる殺し屋は主役というよりも狂言回し的存在で、むしろ事件を追うFBI捜査官たちが主人公となり、困難と苦渋に満ちた捜査状況を追う物語になっている。リーアム・ニーソン主演の最近のアクション映画はどれも似たり寄ったりで、どれを観ているのかすらわからなくなってきているが、この作品は一味違っていた。

べネシアフレニア(監督:アレックス・デ・ラ・イグレシア 2021年スペイン映画)

べネシアフレニア

べネシアフレニア

Amazon

観光客を殺せ!とばかりにベネチアの観光客が殺人鬼に次々と惨たらしく殺されてゆくというスラッシャーホラー。いわゆるオーバーツーリズムをテーマにした作品で、こういった目の付け所が面白い。古都ベネチアの腐臭漂う暗闇、不気味な仮面舞踏会、中世風の醜怪な衣装が雰囲気たっぷりで、ビジュアルのこだわりに技ありだなと思ったら、『気狂いピエロの決闘』の監督だったか!あの作品は良作だった。ほんの少しではあるが泥臭い人間ドラマも描かれていて、こういったホラーにしてはちょっと新鮮に感じた。

ヴォルーズ (Netflix映画)(監督:メラニー・ロラン 2023年フランス映画)

女大泥棒たちの活躍を描くアクション映画だが、なにより注目すべきは監督・主演がフランス女優メラニー・ロランだということ。メラニー・ロランタランティーノ映画『イングロリアス・バスターズ』や名作フランス映画『オーケストラ!』の主演を演じている方で、オレ好きなんですよ。この映画ではプロの女泥棒という事なんだが、この女泥棒というのはいわゆるメタファーで、実は女のハードワークとそのハードワークの中での女同士の絆を描いた物語だと思うんだよな。それは例えば往時の警官映画が男のハードワークとその中での男同士の絆を象徴的に描いたものであるのと同義なんだよね。物語はハードかつエモーショナル、フランス風味はやはりちょっと違う。