またもやワイヤレスイヤホン購入

またもやワイヤレスイヤホン(以下Wイヤホン)を購入したわけだがそれは今まで使っていたWイヤホンの調子がおかしくなったからである。今まで使っていたWイヤホンとはJBLの「JBL Club Pro+ TWS」、購入が1年ほど前だった。

どう調子が悪くなったのかと言うと右側のWイヤホンが時々若干音が籠るようになってきたのだ。特に音量を上げると顕著となる。この不調はオレの使い方の悪さもあるような気がする。オレはWイヤホンを使用しながら寝てしまう癖があるのだが、その時たいてい右側が下になるので、あくまで憶測ではあるが、その度重なる圧迫が不調に繋がったのかもしれない。それで保証期間内ではあるが、元々音質に少々不満があり、もっと新しいWイヤホンを試したかったこともあったので買い替えることにした。

しかし、考えてしまったのだ。オレの使い方もあるのだろうが、2万円弱のWイヤホンが1年程度で不調になるとはなあ、と。それ以前に使用していたゼンハイザーモデルは2年程度で故障した。実はこれもオレの使い方が乱暴だったせいでの故障だった。

調べるとWイヤホンの寿命は2~3年だという。これは内臓バッテリーの劣化が理由とされている。有線イヤホンでもケーブルの断線でこのぐらいの寿命、もしくはもっと短かったりするからWイヤホンの寿命が短いということにはならないが、有線だとモノによってリケーブルという手があり、これだともっと寿命が長い。Wイヤホンを購入する以前に使用していた有線イヤホンはリケーブルを繰り返しながら結局8年使用した(その分コストも掛かったが)。

何が言いたいのかと言うと、結局Wイヤホンのコスパというのはどうなのだろう、ということだ。同じ価格なら有線イヤホンのほうが音質が良い製品が多いとは思うが、Wイヤホンの使い勝手の良さを考えると今更有線イヤホンに戻れない。しかしいくら高音質の製品でも寿命が3年足らずと言うなら、高音質に比例した高価格のWイヤホンを購入するのに二の足を踏んでしまう。まあ有償で保証期間を延ばし修理を繰り返しながら使うという手もあるのだが(SONY製品で有償で5年保証に延長というのを見たことがある)、どうもオレそういうの苦手なんだよな(そういう細かいことをしないからお金が貯まらない)。

例えば高音質のハイエンドWイヤホンというと、これは超高級品の存在を無視すればだいたい2万5千円~3万円前後ぐらいの価格からある。狙い目はSONYのWF-1000XM4、Apple AirPods(第3世代)、テクニクスEAH-AZ60-Kあたりか(でもオレAppleのオタマジャクシみたいなデザイン嫌いなんだよな)。

とはいえ、先ほど書いたコスパの面から考えると、オレのお財布事情からすると「2万5千円~3万円前後」というのは若干お高いんだよなー。そういった点から、今回もハイエンド機は止めてやはりミドルレンジ機にすることにしたのだ。いろいろ苦渋の選択なのである。という訳で今回購入したのはゼンハイザーのCX Plus True Wireless SE。以前もゼンハイザー機は使用していたので音質には不安はない。ただし前回はハイエンド寄りだったものを今回はミドルレンジにしたので、使用してみるとやはり音質の差は感じたが、ある程度妥協は必要なのである。

ただ、このゼンハイザー機を購入するときにSONYのLinkBuds S WF-LS900Nとどちらにするか散々悩んだので、今でもこのSONY機が気になってしょうがないんだよなー。う~んボーナス出たらこっちも購入して……いやだったらむしろ同じSONYのWF-1000XM4をエイヤッ!と買ってしまったほうが……と斯様に煩悩は果てしないのである。いやーWイヤホン、奥が深いというかキリが無い……。