今日は京橋の「国立映画アーカイブ」で開催されている「MONDO 映画ポスターアートの最前線」を観に行ってきました。
「MONDO」というのは独自の映画ポスターを制作するアメリカのデザイナー集団です。もともとはテキサスにある二番館「アラモ・ドラフトハウス」で上映する映画を宣伝するためオリジナルの映画ポスターを制作していたのですが、このポスターが大きな反響を呼んでその後オンラインショップを展開、今では発売即売り切れの大人気作品となっているんですね。この「MONDO」については以前拙ブログで紹介したこともあるので併せてお読みください。
「MONDO」ポスターの特色は宣伝目的のポスターと異なり、あくまでアーティスティックであることにこだわっているのと同時に、映画を愛している者ならば誰もがニヤリと笑ってしまいそうな特徴的な映画シーンやモチーフを前面に押し出しているといった部分でしょうか。「このシーンを使ったか!」という驚きがあったり、一見してなんの映画ポスターか分からなくともタイトルを知ったら「ああ、これか!」と納得してしまう、そういった「映画愛」が感じられるのが「MONDO」ポスターの素晴らしさでしょう。
ポスター展の開催されている「国立映画アーカイブ」という場所には初めて行ったのですが、そもそも国立でこんな事業をしているのか!ということに驚かされました。今回のポスター展は常設展に併設される形で開催されており、料金もたったの250円、3月27日まで開催されているので映画好きの方は是非足を運んでみてください。
さてこのポスター展、写真撮影可でしたので沢山写真を撮ってきました。どんな雰囲気なのか御覧になってください。
……そんなわけでたっぷり映画ポスターを堪能し、気分も良かったので京橋から銀座を抜け新橋まで歩いて帰ってきました(その後電車)。でも銀座界隈は久しぶりに行ったけれど、コロナ禍のせいでしょうか、なんだかめっきり歩いている人の数が減っていましたね。そんな光景がなんだかちょっと寂しく感じてしまいました。