あのギアーズが帰ってきた!『Gears Of War 4』 (XboxOne) (PC)


Xbox360を所有することの最大の幸せ、それは『Gears Of War』がプレイ出来ることであった。要するにSONYのコンシューマー機じゃプレイできないってことだ!Xbox360では3作のシリーズが発売され、トリロジーとして一応の終幕を迎えたが、後に外伝『Gears Of War Judgment』がリリースされた。そしてつい先ごろ遂にXboxOneで新シリーズとなるナンバリングタイトル『Gears Of War 4』が登場することになる……これはもうやるしかないよな!

という訳で『Gears Of War 4』、早速買ってガシガシ敵を撃ち殺しまくっている(今回はロボットの敵が多いのでぶっ壊しまくってるが正確か)。ところでギアーズ・ファンなら周知のことだろうが、今回の『Gears Of War 4』、日本語ローカライズ版は正規の発売はない。しかし北米版に既に日本語字幕がちゃんと入っていて、何一つ遜色なく遊ぶことはできる。規制云々ということでの日本語版発売見送りなんだろうが、どうせみんな北米版買うから問題は無いとはいえ、ちょっと寂しい気もするよね。そもそもXboxOne自体日本じゃ売れて無いしなあ……いいハードなのになあ……(遠い目)。

今作は前作でのローカスト戦争が終結した25年後の植民惑星セラが舞台だ。しかし統合連邦政府COGは強権的な政策を執り行うようになり、それを嫌う一部の人々はCOGの領地外にコロニーを作って生活している。彼らは「アウトサイダー」と呼ばれていた。COGとアウトサイダーの対立が激化し武力衝突にまで発展したある日、コロニーを謎の生物が襲い、住民たちを連れ去る。襲撃を生き残った青年JDと仲間たちは、コロニーの外で暮らすJDの父親に助けを求める。それはローカスト戦争の英雄にして『Gears of War』シリーズの主人公、マーカス・フェニックスだった。

「前作から25年後の世界」ということで、パルチザンみたいなコロニー住民がドンパチやっている冒頭では「ギアーズも時代が変わったんだなあ」と思ってやっていたが、突然年老いたマーカスの登場で「うわ!この熊オヤジまだまだ戦うつもりだわ!」と大いに盛り上がった。とはいえ、サブキャラ扱いなので世代交代はやはり成されてゆくのだろうし、25年後の世界は当然いろいろと様変わりしていて「新シリーズ始動」の雰囲気はたっぷりある。COGの戦闘ロボットやドローンとの戦いもそうだが、環境の激変した惑星セラでは時折「ウィンドフレア」という落雷を伴う大暴風が吹き荒れ、その中での戦闘というのも加味される。

ゲームシステムについては既に完成されつくしているし、プレイ感覚もこれまでとさほど変わらないが、これはオレがよく分かってないだけでテクノロジー的な洗練は成されているのだろう。しかしこの「変わらない」感覚はファンにとっては重要で、「あのギアーズが帰ってきた!」という醍醐味をたっぷり味わえる。勿論XboxOneに移行したことによるグラフィックの進化とその恩恵は有り余るもので、これによる「最新型のギアーズ」を堪能することが出来るだろう。オンラインはあまりやらないクチなんだが、CO-OPサバイバル戦「HORDE3.0」はちょっと触ってみて、延々と続くウェーブに相当神経を高ぶらせてプレイした。いやもう言うことなしだね『Gears Of War 4』。今後もシリーズは続くのだろうが、まだまだお付き合いさせていただきます。

Gears of War 4 [日本語字幕サポート] (輸入版:北米) - XboxOne

Gears of War 4 [日本語字幕サポート] (輸入版:北米) - XboxOne

Gears of War Ultimate Edition (輸入版: 北米) - XboxOne

Gears of War Ultimate Edition (輸入版: 北米) - XboxOne