■ワタシとこどもの14章 / いがらしみきお
『ワタシとこどもの14章』は漫画家
いがらしみきおとその愛娘ちゃんとの可笑しく楽しい毎日を描いた作品だ。「子育て漫画」という
惹句はあるけれども、どちらかというと「子供観察日記」といったほうが合ってるかもしれない。この作品ではいがらし氏ならではの卓越した観察眼と独特のツッコミで成長してゆく愛娘ちゃんの様子を描き、さらに奥さんまで巻き込んでいがらし家の日常を垣間見せるのだ。14章というのは1章が2ページ見開き14コマで描かれているという部分に由来するのだろう。しかし読んでいると、この愛娘ちゃんの成長が非常に早い。80ページ程度の薄い本なのだが、最初は小さなお子ちゃまだったのがいつの間にか高校生にまでなっている。この作品は
朝日新聞出版社から出版されている季刊誌「
AERA with Kids」に年3回、2006年春号から2015年春号まで10年近くに渡って掲載されたものらしく、要するに3章で1年経っていることになるのだ。だからそのスパンの長さがどうやらそう感じさせるのだろう。それにしても家庭の中ではいがらし氏が意外とガミガミとうるさいのが分かってそんな部分がまた楽しかったりする。しかしそんないがらし氏に愛娘ちゃんも奥さんも暖簾に腕押し柳に風といった風情で、いがらし氏のいうことを聞いているんだか聞いていないんだか分かんない、といった部分がまた可笑しい。この作品は娘の成長日記であると同時にいがらし氏の家庭日記でもあったのだ。
おかしい…前々からおかしかったがこの巻は前にも増しておかしい…頭がおかしすぎるよ
監獄学園!前巻がどちらかというと大人しめの展開だったので、「ははあん…これは次巻で大爆発するな…」とが思ってたんだが、この16巻は堰を切ったようなお下劣の大洪水!とうとうモザイクまでかけている始末!こ、こんなのをアニメ化するなんてどうにかしてるよ!いやあ、楽しいなあ!楽しいなあ!