ピンピンコロリ

昔とある女子に言われた話。その女子の友人はとても健康に気をつける人で、いつも細心の注意を払って体にいいこと、タメになる事をやって来たのだが、それにも拘わらずある日大病を患ってしまったのだという。そしてその女子に「フモさん、そんな彼女が病気になったぐらいだから、フモさんは”もっと”気をつけなきゃ駄目よ。」と言われたオレである。いや、その話から教訓を引き出すとすれば、どんなに気をつけたって病気になる時はなる、ってことになるんじゃないのか?とオレはちと思った。しかし女子からそれだけ心配されたからちゃんと摂生していたオレさ!…あの頃はな!
そういえば病院のお世話になることがあんまり無い。最近で最後に行ったのは差し歯が取れちゃったのをくっつけに歯医者に行ったぐらいである。その歯医者でさえ、虫歯を30代の頃に全部治して以来、治療名目ではお世話になったことが無い。どうも歳のわりに丈夫なのらしい。あとは去年人間ドック行ったぐらいか?そう考えるとここ10年ぐらい病院でなにか治療したり通院した覚えが無いな。ただよく風邪ひくんで健康体と言うわけでも無さそうだがな。酒飲むから二日酔いで胃薬と頭痛薬の世話になることは多いが、それ以外では目薬ぐらいしか薬も買わんなあ。あ、あと風邪薬か。
入院も手術もしたことないなあ。一回怪我をなん針か縫ったことはあるな。精神状態は知能と性格に欠陥があるということを抜かせばあんまり心配事も無いから良好なのかな。ガールフレンドがいないから心はちょいロンリーだがな!まあ健康と不健康のギリギリラインなのかもね。歳なんでこの先分からんが。案外明日コロっと逝くかもしれないが、それならそれは運命というヤツだろう。そういえばPPK=ピンピンコロリという言葉をとある方の日記でみたが、オレはどうもPPKと聞くと格闘ゲームのコマンド入力を思い出すんだが。パンチパンチキックね。それにしても「コロリ」という語感がいいね。
オレの死生観は何かの映画か小説で言っていた言葉の影響が大きいな。「50年後は死んでるだろうし、100年後は覚えている人間なんていない。」「ここの広場の人々を見るがいい。100年後には誰も生きてはいない。これが”無常”ということだ。」リトルブッダだったろうか。