グラムロックがやってくる!キャアキャアキャア!

Glam!: An Eyewitness Account

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グラムなロックミュージシャン達を集めた写真集を見つけたので「あうあう〜〜」とか体をくねらせて買ってきました。グラムの前では小娘になってしまうオレ様です。
しかしね。SFでゾンビでゲームでDOLLでレゲエでグラムで…と、この統一感の無いオレのメンタリティはいったいどうなっているのでしょう。
多分現実を舐め切っているものが好きなんだと思います。
そしてなにしろグラムロックといえばボウイ様です。写真を見るたび「きゃああボウイィ〜〜!」とか叫んでます。…もう既にドミーハーです。
しかしこの写真集のカメラマン、MICK ROCKという人のことをよく知らなかったのでちょっと調べてみました。凄い人でした…。ああ、またも不勉強が露呈…。

イギリス、ロンドン生まれの写真家。ケンブリッジのカイウス・カレッジで現代語の学位を取っている。初めてロック・スターを撮ったのは、60年代末期のシド・バレット(元ピンク・フロイド)。シドのソロ・アルバム「帽子が笑う・・・不気味に」では、ヒプノシスのストーム・トーガソンと組み裏ジャケットを担当した。その後、70年代にはデヴィッド・ボウイやその周辺のグラム〜パンク〜ニュー・ウェイヴ系アーチストを撮り続け、数多くの名アルバム・ジャケットを残している。70年代末にはニューヨークに移り住み、最近ではイングヴェイ・マルムスティーンの写真を手がけるなど、まだまだ創作意欲は衰えていない。
http://rock.princess.cc/RockerRoom/MickRock.html

もう見る写真見る写真、「あああ!これはアレ!これはソレ!」と悶絶!超絶!くねくね!しまくり!です。(ハァハァ…)
なにしろ最初のシド・バレットの写真から見入ってしまいます。存在は知ってたけど、なんやこいつメッチャかっこええやん。(下に載せた写真の一番上がシド・バレット。)
ボウイ様はジギー・スターダスト、アラディン・セイン時代のツアー写真が多いです。ミック・ロンソンの雄姿も拝めますことよ…ウフフ…。
ボウイが師事していたパントマイムのリンゼイ・ケンプの写真もあります。
クィーンは「シアー・ハート・アタック」、「クィーンⅡ」のジャケ写真がこの人の仕事だったんですね。おおおおう…。
イギー・ポップは「ロウ・パワー」の頃でしょう。上半身裸&金ラメのピチピチパンツ!ケダモノっぽくていいですなあ。
ルー・リードは初ソロ「トランスフォーマー」の頃じゃないですか。「コニーアイランド・ベイビー」のジャケ写もMICK ROCKでしたか。
ロキシー・ミュージック、これもイーノが写っているからやはりデビュー当時ですね。この頃から女子に囲まれてニヘラ〜としているフェリーさん写真を撮られています。
「ロッキー・ホラー・ショウ」のティム・カーリーも。他のオリジナル・メンバーの写真もあります。
あと細かい所ではボウイ様といちゃつくミック・ジャガーとかボウイ様の元奥さんのアンジー・ボウイとか、ミック・ジャガーに人生ボロボロにされたマリアンヌ・フェイスフルとか、他にもブロンディーのデボラ・ハリー、最後にはセックス・ピストルズジョニー・ロットンパティ・スミスラモーンズ、スージー・アンド・バンシーズのスージー・スーまで撮影されております。すんごいなあ。
(この写真集で紹介されていたミュージシャン達なので「○○はグラムじゃないけどなあ」という突っ込みは無しね。)
MICK ROCKは他にも多数写真集を出しているようなので興味のある方はお調べ下さい。


MICK ROCKオフィシャルHP : http://www.mickrock.com/