竹中直人の恋のバカンス DVD-BOX

竹中直人の恋のバカンス 初回限定版DVD-BOX

竹中直人の恋のバカンス 初回限定版DVD-BOX

1994年7月からテレビ朝日系列で放送された「竹中直人の恋のバカンス」は、日本の深夜を騒がせた、30分間のネオバラエティ番組。水曜深夜という時間帯にも関わらず、平均視聴率6%を叩き出し、カルト番組として人気を集めた。
本作は、全20回の放映分から傑作コントをセレクションした、ファン必携の4枚組BOX。「ナンの男」や「ショスタコビッチ三郎太の部屋」「流しの二人」「五人の若大将」「とっくりブラザース」
といった、番組の代表的なコントが収録されている。
http://edigi-movie.depart.livedoor.com/item_detail&id=1931255.html

当時は竹中直人って俳優や映画監督もこなすが基本的にお笑いの人なのかなあなどと思っていたな。この『恋のバカンス』も深夜放送でやっていたのを数回観たけれど、深夜って苦手なんでそんなにきちんと観てはいなかった。それでもこの番組の基本キャラ?である”ナン男”は実に奇天烈かつシュールなキャラクターで目を引いてました。着流し姿にパンチーマ、 そして両手に持ちきれないほどの大量のナン!そう、インド料理のナンです。これをあたかもタオルを肩にかけるみたいにバサッと両肩に掛けるんですね。なんでナンなのか?なんで喋らないのか?ナンを落とすと何故泣くのか?時々”蝉”食ってるけど大丈夫なのか?大体どうやって生きてて何処に住んでいるのか?…等など、何一つ説明もなくナン男のコントは進んで行きます。そもそもパンチパーマで着流しでナン、という段階で怪しすぎます。訳が判らないんです。なんだか時代や流行なんか超越していて、今見ても妙なキャラなんだよなあ。
あと何故かレギュラーで出演していた片桐はいりにずっと目が行ってしまうオレであった。片桐はいり、オレが言うまでもないけれど、顔でかいよなあ。南伸坊そっくり、というか南伸坊本人なんじゃないか、と思わせるほど、少なくとも遺伝情報の殆どの部分が似通ってるような気がするよなあ。おまけに背が高い、背が高いから実はスタイルがよく見える。あとあの乙女刈り?のヘアスタイル…。うなじが綺麗で…っておいオレひょっとして片桐はいり萌えだったのかっ!!??
ちなみにDVD-BOXの初回限定版(通常版よりもちょっとお高い)には実物大”ナン”ストラップが付いていたらしい。実物大ナンストラップ!殆ど嫌がらせみたいなものだが、真の”恋バカ”ファンなら躊躇わずに携帯に装着!草履の様なナンを豪快にブラーンブラーンさせながら電話しまくればいい!「どうだ、これがナンさ、これがナンなのさ!」と誇りながら!(会社のⅠ女史が間違ってこちらを買ってしまい、どうにも扱いに困り途方に暮れているという…。「ええっ!こんなのいらないからもうちょっと安いほうがほしかった!」とか言うとりました。)