さてそんなバンサーリー監督ですが、新作の公開が既に決定しています。タイトルは『Bajirao Mastani』、タイトルから察するに、かつてムガル帝国としのぎを削り、一時はインドの覇権を握ったマラーター王国の第2代宰相バージー・ラーオを主人公とした歴史ドラマのようです。主演はランヴィール・シンとディーピカー・パドゥコーン、バンサーリー監督前作『Goliyon Ki Raasleela Ram-Leela』のコンビが再び復活!というのが嬉しいですね。さらにプリヤンカー・チョープラーまで出演しているんですよ。
役どころはランヴィール・シンがマラーター王国宰相バージー・ラーオを、プリヤンカーがその第1夫人でディーピカーは第2夫人となるようです。いやー…プリヤンカーとディーピカーの両方を嫁にもらえるんならオレいつでも死ねるな…。それはさておき、インドでの公開は12月18日になるようで、来年ぐらいには日本でもソフトが観られるでしょう。トレイラーはこちらで。剃髪姿のランヴィール・シンや甲冑姿の凛々しいディーピカーが観られますよ。歴史巨編らしい大規模なモブ・シーンや壮大な戦闘シーンにはワクワクさせられますね。早く観たい!
なおこの情報はあの『ダバング 大胆不敵』を日本に紹介した奈良尾花劇場さんからTwitterでタレコミを頂きました。奈良尾花劇場さんありがとうございます。
※サンジャイ・リーラー・バンサーリー監督作品レビュー一覧
・全身麻痺の男が最後に願ったこと〜映画『Guzaarish』【バンサーリー監督特集その1】
・盲ろうの少女とその教師との心の交流〜映画『Black』【バンサーリー監督特集その2】
・私の心は愛しいあなたのもの〜映画『Hum Dil De Chuke Sanam (ミモラ 心のままに)』【バンサーリー監督特集その3】
・ドフトエフスキー『白夜』を原案とした美しい耽美ドラマ〜映画『Saawariya』【バンサーリー監督特集その4】
・聾唖夫婦とその娘との愛の軌跡〜映画『Khamoshi: The Musical』【バンサーリー監督特集その5】
・圧倒的な美術と幻想に彩られた悲恋の物語〜映画『Devdas』【SRK特集その6】
・華麗なる映像美にひたすら圧倒されるインド映画版『ロミオとジュリエット』〜映画『Goliyon Ki Raasleela ・Ram-Leela』