最近聴いたCD / Carl Craig関連とThe Tussなどなど

■Fabric25 / Carl Craig

Fabric 25

Fabric 25

この間見に行ったCarl Craigのパフォーマンスよかったなあ、と思い、まだ買ってなかった2005年発売のMixCDを購入。テック・ハウス系を中心にセレクトされてますが、出た当時買わなかったのはきっとガッツンガッツンなテクノじゃなかったからなんだろうなあ。今聴くとこれってCarl Craigなりにちょっとテクノテクノしたセレクトからハズしたかったからなんじゃないのかという気がします。でも時々「うひょー!」とか彼の雄叫びも聞こえてくるのは楽しい。 《試聴》

■DJ-Kicks / Carl Craig

DJ Kicks

DJ Kicks

Carl CraigのMIxCDといえば1996年にベルリンのStudio !K7からリリースされた 『Dj Kicks』シリーズの1枚がありますね。リリース当時のオレはテクノのアーチスト名などは全然知らなくて、とりあえず『Dj Kicks』シリーズなら安心だろう、ということでこのシリーズのCDが出たら即買っていたものです。このシリーズでCarl Craigと同じデトロイト・テクノStacey PullenClaude Youngの名を知り、またダウン・テンポのDJ CamやThievery Corporation、Kruder & Dorfmeisterの音に触れることが出来ました。それと、このシリーズから出ているHenrik SchwarzのMixCDは名盤中の名盤だと思います。この 『Dj Kicks』はテクノやクラブ・ミュージックを知る上で自分にとって最高に参考になったシリーズでしたね。
さてこのCarl CraigのMIx、久しぶりに引っ張り出して聴いてみましたが、なんとこれ曲繋ぎしていない!そういう趣向というのではなく当時のCarl CraigのDJスキルがそのレベルだったからかもなあ。ただ曲セレクトはFabricのものよりもストレートで好きだけどな。しかしこのCDを買った当時のオレは、曲繋ぎされてないことを全然気づいていなかったような気がする…。 《試聴》

■Rebirth / Tribe

リバース [カール・クレイグ・プロデュース] [日本盤ボートラ付]

リバース [カール・クレイグ・プロデュース] [日本盤ボートラ付]

この『Rebirth』は70年代デトロイトに存在した伝説的なジャズ・レーベル《Tribe》のメンツがCarl Craigの呼びかけにより再結集して製作されたアルバム。勿論基本的にジャズ・アルバムですが、Carl Craig参加!と聞くだけで音のそこここにエレクトリックな処理が聴こえてしまうオレのいい加減な耳! 《試聴》

■Rushup Edge / The Tuss

RUSHUP EDGE

RUSHUP EDGE

リフレックスからリリースされた謎のユニットThe Tussエイフェックス・ツインのドリルン・ベース路線にあまりにも似ている為、リチャード・D・ジェイムズの変名じゃねーの?という噂もあったそうですが本人は否定しているとか。実際のところは分かりませんが、新人でこの手馴れた感じとクオリティの高さはリチャード・D・ジェイムズと疑われても頷けますな。どちらにしろこの乾いた狂騒は聴いていて実に気持ちイイ。
The Tuss - Rushup I Bank 12
http://www.youtube.com/watch?v=wBwUJMZNOgQ:MOVIE