どうでしょう史上名作中の名作:『水曜どうでしょうDVD第23弾「対決列島〜甘いもの国盗り物語〜」』をやっと観た!


この間水曜どうでしょうDVD第24弾「ユーコン川160キロ〜地獄の6日間〜」を観てオレはとんでもないことに気が付いたのである。「いかん、DVD第23弾を買い洩らしていた!」…そして慌ててこの「対決列島〜甘いもの国盗り物語〜」をHTBオンラインショップで注文したというわけで。いやあしかしHTBオンラインショップ、送料が823円もしやがったぜゼィハァ…。そして届いたDVDを早速観たところ、これが数ある「水曜どうでしょう」DVDの中でも群を抜いて面白く、そしてしょーもないものだったのである!
この「対決列島〜甘いもの国盗り物語〜」、「水曜どうでしょう」でお馴染みの大泉、鈴井、安田、そして藤村Dが登場し、「ミスター・大泉チーム」(大泉、鈴井)と「チームびっくり人間」(安田、藤村D)に分かれ、「甘いもの食い対決」をするというものだ。それもただ対決するのではなく、北海道から最終決戦地・鹿児島まで南下しつつ、ご当地ご当地の甘いものをネタに、全行程5泊6日で対決しまくる、という過酷というか実に馬鹿馬鹿しい企画なのだ。
とはいえ5泊6日で47都道府県全てを回る訳にもいかないので、北海道―鹿児島間で通過した県のみとなるのだが、再戦も含め全部で17もの対戦が描かれてゆくのだ。対決はポイント制となり、それぞれで勝利した都道府県の面積に準じてポイントが上下する。即ち北海道で勝利したほうが青森で勝利するより面積において有利なのだ。そして最終的に獲得したポイント総数で勝敗が決定する。つまり勝利した回数ではなく勝利した都道府県の面積が重要なのだ。だからこそ「国盗り物語」なのである。
この企画の発端となるのはミスターこと鈴井がもともと「甘いものが苦手」ということであり、さらに藤村Dが「大の甘いもの好き」ということにある。もはや企画段階で勝負にならないことがミエミエなのである。ゆえに見所となるのは「嫌いな甘いものを苦悶の表情で口に運ぶミスター」と「あたかも掃除機のように甘いものを吸いこみ続ける人間離れした藤村D」の鮮やかなコントラストである。さらに藤村Dチームには驚異の牛乳吸引マシーン安田さんが伏兵として控えているのだ。だからこそ「チームびっくり人間」などと呼ばれているのである。ミスターチームの大泉さんは今回なんの役にも立ってない(…あ…いつものことか…)。
しかし!最初から勝負が見えているように思わせながら、思わぬアクシデントが次々と続き、勝負は「ミスター・大泉チーム」が「チームびっくり人間」を大きく引き離しながら展開してゆくのだ。もちろん「チームびっくり人間」も執拗な追撃を繰り返し、次第に接戦となりながらグランドフィナーレと突き進む!この「全く読めない展開」が両チームの対決を思いもよらない興奮と面白さで盛り上げてゆくのだ!いつものダルいダベりと大泉・藤村Dの汚い罵り合いも花を添える!DVD2枚組、4時間半に渡って収録されている「水曜どうでしょう」史上名作中の名作と謳われる「対決列島〜甘いもの国盗り物語〜」、もんの凄く面白かったからあんたも観なさいよ!
(購入はこちら ※HTBオンラインショップ)

(※公式プロモ動画ですがブログに貼ることは許可されていないようなのでYouTubeでご覧ください)