新宿エスニック

昨日は新宿までタイ料理を食いに行っておった。当日はコムスメとKちゃん(コムスメ2号)とでメシ食いに行く約束をしていたのだが、「何が食いたいーッ!?」とメールしたら「ピリ辛エスニック!」と歯切れのいい返事が返ってきたので、土曜日は朝からネットで食いもん屋検索しまくっていたオレなのであった。大体新宿でメシ食うことなんてあまりないので結構時間掛かった。(オレが新宿でメシ食うのはカレーの中村屋ぐらいだ!)ベトナム料理とタイ料理で調べたけど、ベトナム料理って思った以上に洗練されていて、ある種格式の高さまで感じたね。一番美味しそうだったのは《フォンベト》というお店。でもちょっとお値段が高めだったので、今回は見送り。で、結局決めたのが《タイ料理・居酒屋 トンタイ》という所。お値段がとてもリーズナブルな所と、お店の紹介文の「入口はちょっと「入りにくい」感じ(^_^;)ですが、勇気を振り絞って2階へおあがりください!」に何かを感じたオレだ!

タイ料理について勉強しよう!
ベトナム料理について勉強しよう!

という訳で6時過ぎに新宿京王百貨店前でKちゃんと待ち合わせ。今日は英語のお勉強しに学校へ行っていたという感心者のKちゃんだ!そして「フモさんは今日は何していたんですか?」というKちゃんの問いに「オニンギョ写真撮りまくり!」と夏の青空を望みながら発止とばかりに答えるオレ!Kちゃんはさすがに感心ならぬ寒心をしていたぜ!コムスメのほうはちょっと遅れるということなので、先に行くことに。「フモさんお店の案内持ってるみたいだからQRコード飛ばしておきますよ」と携帯でQRコードを読み取り両手でメール入力して送信、さらにお店にすかさず予約を入れるKちゃんに「ああ、若者は携帯電話を活用しまくるものだなあ」と携帯がまともに使えないオレはまたもや感心!
その後都営地下鉄に乗って東新宿へ。お店《トンタイ》はすぐ見つかったが、「入口はちょっと「入りにくい」感じ」とか書いてたけど普通に地味なだけでそれもまた妙に安心!このぐらい地味なほうが逆にいいっす。お店に入ると落ち着いたアットホームな雰囲気で、すぐにお店のタイ人の方が迎えてくれた。お客さんは多分現地の方らしい家族連れがいただけで混んでなかったからヨカッタヨカッタ。それにしても…お店のタイの方たち、とってもいい顔してらっしゃる。なにこの優しく穏やかな表情は!同じ東洋人なのに日本人と比べちゃうと全然平和で幸福そうに見えるよ。という訳で入店即タイランドLOVE!料理が来る前からすっかり和みモード!
そして席に着くと早速ビールを頼み、Kちゃんと乾杯して近況報告しあい料理を選ぶ。「どれにしようかねえ…」とメニューとにらめっこするオレ達にタイのお兄さんがすかさずフォロー、「コレ食ベル時ニハ、コレトコレ、一緒ニ頼ンデ食ベルトイイヨ」とアドバイス。おおお、もうフモのことどうにでもしちゃって!とタイの優しさに包まれてお兄さんに全てお任せするオレ。さらにKちゃんがちょっとしたタイ料理通で「これなんか美味しいですよ。あとこれもこれも。」とテキパキ選んでくれるから、オヂサンのやることといえばビール飲むだけだ!そして運ばれてきた料理を早速口に運ぶと、さっぱりした辛さがそよ風のように口の中に吹き込む!いやあ、この辛さ、極楽っす…。
料理の美味さに呆けているとやっとコムスメが到着。「いやー、伊勢丹の前でメール確認している最中に、目の前で万引きの人が捕まってました!」などと不穏なことを言っておる。席に着いて再度3人で乾杯、この3人が揃うのは久しぶりなので再会を喜び合う。二人とも会社の後輩で、コムスメはオレの会社に昔いたんだが退職、Kちゃんは在職中の女子なんである。短大卒業後に入社したからこいつらとももう4年ぐらいの付き合いなんだなあ、とオヂサン妙に感慨深くなり、「最初はお前らもお子ちゃまだったけど、この歳になるとさすがに綺麗で女っぽくなったなあ」などと呟くと「フモさん可愛い女子二人に囲まれて食事なんて両手に花で幸せでしょ!」などとからかわれる。
そしてその後あれやこれや喋りながら杯を重ね皿を重ね、コムスメたちは「タイのお兄さん素敵過ぎ!席に座らせて寄り添わせたい!」と興奮気味に鼻息荒くし、なんだかんだと夜も更けて、10時半にお開きにすることにした。レジではお店の方に何度も「とっても美味しかった!」と感激のエールを送り、「タイ料理は成功だったな!今度はベトナム料理に挑戦だ!」と意気を上げるオレにコムスメたちもにっこり頷き、またの再会を約束してこの日はお別れしたのであった。この店もまた行きたいなあ。
■生ビールがあれば今日も幸せ。すっかり出来上がっているオレ。