MUSIC

最近聴いたレゲエ/ダブ・ミュージック (その2)

■Spear Burning / Burning Spear Spear Burning (PSCD33) アーティスト: Burning Spear 出版社/メーカー: PRESSURE SOUNDS 発売日: 2003/05/20 メディア: CD クリック: 1回 この商品を含むブログを見る 孤高のルーツ・レゲエ・アーチストBurning Spearのレア…

最近聴いたレゲエ/ダブ・ミュージック (その1)

■Roots of Dub & Dub From the Roots / King Tubby Roots of Dub & Dub From the Roots アーティスト: King Tubby 出版社/メーカー: Mollselekta 発売日: 2003/11/18 メディア: CD 購入: 1人 クリック: 1回 この商品を含むブログ (3件) を見る キング・オブ…

リー・ペリーのプロデュース・アルバムを紹介してみる

一般にダブ・マスターのようにとられているリー・ペリーの真価は、実はそのプロデュース作にあると言っていい。ペリーのプロデュースはシンガーの魅力を100%引き出す手腕に優れているからだ。ペリーは一見強烈なエゴの持ち主のようにも見えるが、プロデュー…

リー・ペリーのインスト3部作と他にあれこれ紹介してみる

リー・ペリーのインスト3部作(正確には「アップセッターズのインスト3部作」)である。「え、ダブとインストってどう違うの?」と聞かれると返答に困ってしまう音楽的知識の乏しいオレではあるが、ダブ・ミュージックがオリジナル音源をダブ処理した作品だ…

Pressure Soundsレーベルのリー・ペリー レア音源集

イギリスに拠点を置くレゲエ/ダブ・レーベル「Pressure Sounds」は95年創設以来様々なヴィンテージ&レアなレゲエ/ダブ音源を発掘しリリースしてきた名門レーベルである。その中にはリー・ペリーの幾多もの驚くべきリイシュー盤も含まれている。 以前リー…

スティーブ・シャピロによるデヴィッド・ボウイ写真集

■Bowie / Steve Schapiro 10代の頃からこの年になるまで、長年に渡ってデヴィッド・ボウイのファンだった。2016年になったばかりのある日、この世を去ってしまったボウイだが、オレの部屋には今でもボウイのLPジャケットが何枚も飾ってある。 そんなボウイの…

リー・スクラッチ・ペリー、進撃のスーパー・エイプ!

リー・ペリーといえばスーパー・エイプ、スーパー・エイプといえばリー・ペリーである。何のことか分からない方もいらっしゃるかと思うが、リー・ペリー作品において最高傑作と一般的な評価がされているのが1976年にリリースされたこの『スーパー・エイプ』…

ある日突然怒涛のようにリー・スクラッチ・ペリーにハマりそして"聖なる3部作"に手を出してしまった

■ある日突然、リー・スクラッチ・ペリーにハマりまくってしまった ある日……とは言いつつ4月の終り頃だったろうか、オレはそれまでよく聴いていたエレクトロニック・ミュージックになんとなく飽きてきて、唐突にPCのミュージック・ライブラリー内にあるダブ・…

映画『地球に落ちてきた男』のスチール写真集が発売

■David Bowie : The Man Who Fell to Earth Taschenといえば良質なアートを安価な美術書で提供する出版社で、オレもたまにアート本を購入していたが、そのTaschenからボウイの、しかも映画『地球に落ちてきた男』のアートブックがつい最近出されていたとは知…

最近聴いたエレクトロニック・ミュージックその他

■Deetron: DJ Kicks / Deetron 人気DJ MixシリーズDJ-Kicks、今年3月にリリースされた新作のDJはスイス出身のテクノDJ、Deetron。全30曲80分余りに渡って繰り広げられる硬質なテクノ・チューンの展開はまさに極上。さらにそこにデトロイト・テクノ、シカゴ・…

ブラック・ジャズを聴いていた

最近妙にハマっている音楽は《ブラック・ジャズ》界隈の音である。《ブラック・ジャズ》、「そりゃあジャズは黒人の生み出したものだからブラックなんだろうな」と最初は思っていたが実はそうではなかった。1971年設立、5年の間にアルバム20枚のみを残した幻…

最近聴いたエレクトロニック・ミュージックやらなにやら

■Auratones / Deepchord デトロイト出身の鬼ダブテクノ・プロデューサーRod ModellことDeepchordによる2年ぶりの新作。なんでもスタジオが洪水で浸水し、機材がダメになってしまったのらしく、ここ暫くは資金調達の為か2000年以前の音源やライブを大量にリリ…

気分のいい日はトーキング・ヘッズを聴いている。

音楽はその時々の気分でいろんな音源をとっかえひっかえしているオレだが、最近気分のいい日はトーキング・ヘッズをよく聴いている。 トーキング・ヘッズ、1974年~1991年に活動していたニューヨークのポストパンク/ニューウェーヴ・バンドだ。当時自分もニ…

今年面白かったエレクトロニック・ミュージックやらなにやら

※注:レビューはブログに書いた当時のままで掲載していますので若干現在と異なる記述があります ■Migration / BONOBO この[MUSIC]ジャンルの記事(というか単なるメモなんだが)を日記に更新するのは2ヶ月ぶりとなるが、それはひとえに2月を前後して引っ越し…

最近聴いたエレクトロニック・ミュージック

■Glass / Aparde ”最近聴いたエレクトロニック・ミュージック”の覚書をブログにぽつぽつ更新しているが、全体的に見渡してみるとオレがよく聴くのは静かで綺麗目、あるいはメランコリックで、ダウンテンポ気味の音が多いなあという気がする。いわゆるリスニ…

最近聴いたエレクトロニック・ミュージック

■New Energy / Four Tet エレクトロニカ・ファンなら人気実力共に誰もが認めるFour Tetだが、オレも嫌いではないにもかかわらずどうも「Four Tetの音」というものをすぐイメージできないでいる。いやそりゃあ変幻自在だからといえばそれまでだが、というより…

最近聴いたエレクトロニック・ミュージックだのジャズだのソウルだの

■Fabric 94 / Steffi/Various DJMIXの老舗シリーズ「Fabric」は常にその時々の最新の人気DJを起用し、オレもちょくちょく購入して聴いているが、今回のDJ、Stiffiによる『Fabric94』はこれまでのシリーズの最高傑作なのではないかと思っちゃうほど素晴らしい…

エミール・クストリッツァ&ノー・スモーキング・オーケストラのライブが最高過ぎた!

エミール・クストリッツァといえば『アンダーグラウンド』『白猫・黒猫』等、鬼気迫る映像とマジック・リアリズム的物語世界を描く名映画監督である。アレハンドロ・ホドロフスキーと並びオレが最も敬愛する映画監督の一人だ。 そのクストリッツァがやって来…

最近聴いたエレクトロニック・ミュージックだのジャズだのソウルだのロックだのレゲエだの

■Mulatu Of Ethiopia / Mulatu Astatke いつもは殆どエレクトロニック・ミュージックばかり聴いているオレだが、実は最近、部屋でジャズを聴くことも多くなってきた。聴くというよりも、単にBGMとして優れているから鳴らしているだけで、全く造詣はないし、…

レディオヘッド再び〜『OKコンピューター OKNOTOK 1997 2017』

■『OKコンピューター』再び レディオヘッドが1997年にリリースした彼らの代表作『OKコンピューター』が20周年記念盤としてデジタルリマスターされ再リリースされた。CD2枚組となっており、CD2には8曲のBサイド音源、初リリース公式音源3曲が収められている。…

クラフトワークのライブ映像集『3-D』を観た

■クラフトワークがライブ映像&音源集をリリースしたんだが 知ってる方はとっくに知ってるだろうし既に所有もしてるでしょうが、あのクラフトワークが山のようにフォーマット違いのアルバムをリリースしたんですよ。タイトルは『3-D The Catalogue』、内容は…

最近聴いたエレクトロニック・ミュージック

■Silent Stars / Jimpster 最近最も繰り返し聴いているのがJimpsterによるこのアルバム、『Silent Stars』。Jimpsterはこのアルバムで初めて知ったアーチストだが、UKのテックハウス・プロデューサーとして20年以上ものキャリアを持っているのらしい。一言で…

最近聴いたエレクトロニック・ミュージック

■The Distance / Gaussian Curve Gaussian Curveはアムステルダムを拠点として活躍するGigi Masin、Jonny Nash、Marco Sterkの3人によるユニットだ。このアルバムは彼らの3年振りとなる2ndアルバムだというが、今までこのユニットのことは知らなかった。分類…

エルトン・ジョンとウイングスを聴いていた (後編)

■ウイングス・オーバー・アメリカ / ポール・マッカートニー&ウイングス エルトン・ジョンのアルバムと同様に部屋でしょっちゅう流していたのがポール・マッカートニー&ウイングスのライブ・アルバム『ウイングス・オーバー・アメリカ』だ。LPレコードで出…

エルトン・ジョンとウイングスを聴いていた (前編)

■キャプテン・ファンタスティック / エルトン・ジョン 「2月に引っ越してから、なぜかエルトン・ジョンとポール・マッカートニー&ウイングスばかり家で聴いていた」というお話である。 まあ、別に好きなもの聴いてりゃいいだろ、って事ではあるが、このエル…

最近聴いたエレクトロニック・ミュージック

■Migration / BONOBO この[MUSIC]ジャンルの記事(というか単なるメモなんだが)を日記に更新するのは2ヶ月ぶりとなるが、それはひとえに2月を前後して引っ越しをしていたからだった。引っ越し前に申し込んでいたネットが開通したのが結局それから50日後で、…

最近聴いたエレクトロニック・ミュージック 

■The Triad / Pantha Du Prince Triadアーティスト: Pantha Du Prince出版社/メーカー: Rtd発売日: 2016/05/20メディア: CDこの商品を含むブログを見るドイツのテクノ・プロデューサーHendrik WeberによるプロジェクトPantha Du Princeのニュー・アルバム。…

最近聴いたエレクトロニック・ミュージック

■Folding Time / Sepalcure Folding Timeアーティスト: Sepalcure出版社/メーカー: Hotflush Recordings発売日: 2016/05/27メディア: CDこの商品を含むブログを見るUKのHotflush RecordingsレーベルからリリースされたSepalcureの2nd。ベース・ミュージック…

デヴィッド・ボウイ大回顧展『DAVID BOWIE is』を観に行ってきた

先日は友人とデヴィッド・ボウイ大回顧展『DAVID BOWIE is』を観に行ってきた。この展覧会はもともと2013年に英国ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で開催され世界9都市を巡回していたもので、開催当時は「そのうち日本にも来そうだけどいつになったら…

今年面白かったエレクトロニック・ミュージック

■アルバム ◎From My Mind To Yours / Richie Hawtin From my mind to yoursアーティスト: RICHIE HAWTIN (PLASTIKMAN / F.U.S.E.ほか)出版社/メーカー: PLUS 8発売日: 2015/12/19メディア: CDこの商品を含むブログ (2件) を見るミニマル・テクノ皇帝Richie H…