最近買ったCD(1)〜Dram'n'Bass編

この間はクラブでドラムンベースで盛り上がっていたオレだが、クラブに行く前に相当数のD'n'BのCD買って聴いていたんであった。
一言でD'n'Bと言ってもさらに細かく音の傾向が分かれており、その中でオレが気に入っていたのは『リキッド・ファンク』と呼ばれる割とソフトなD'n'Bである。これは昔LTJブケムなんぞをよく聴いていたからだろう。


■Now More Than Ever / Logistics

Now More Than Ever

Now More Than Ever

HospitalやInnergroundといった名門レーベルからの数々のリリースや"D'N'BにおけるDaft Punk"とまで称されるその賛辞の声からも判るとおり抜群の人気を誇る"Logistics"の1stアルバムが2枚組みで登場!大ヒット作"Together"やAnanda Projectの名曲"Cascades Of Colour"のリメイクを含んだ全27トラック!リキッド系から現在のUKで最もホットなエレクトロ/デトロイト・テクノのテイストを取り入れたフロア・キラーまで幅広いリスナーにオススメです。
http://www.cisco-records.co.jp/cgi/title/techno/detail_172625.php

割と以前より活動していたような気がするがLogisticsとしてのアルバムはこれが初らしい。黒さは少なく、エレクトロ寄りの音を聞かせてくれる。


■Liquid V Club Sessions Vol.1 /Mixed by Brian G.

Liquid V Club Sessions V.1

Liquid V Club Sessions V.1

ドラムンベース大将、ブライアン・Gによるソウルフルでキャッチーな〈V Recordings〉音源のミックスCDが登場!〈V Recordings〉のソウルフルな側面を打ち出した本シリーズは、ファンキーでソウルフルなグルーヴ、そして圧倒的にアップヴァイブなトラックが満載です。しかもドラムンベースファンは絶叫な全未発表曲。そして、ミックスをナビゲートするMC 2Shyの煽りも最高。全員ハンズアップのアンセムからグルーヴィーなローリン・チューンまでを絶妙に織り交ぜた内容です。ドラムン初心者にもオススメ。
http://www.clubberia.com/Release/Detail/?id=260

オレ的には序盤がちょっと乗れなかったが中盤から良くなってくるかな。


■Liquid V Club Session Vol.2 / Mixed by Artificial Intelligence

Liquid V Club Sessions v2: The Big Picture

Liquid V Club Sessions v2: The Big Picture

傘下から『Liquid V Club Sessions』の第2弾。前回のBryan Gに続き今回ミックスを担当するのははBrain Gの秘蔵っ子、Artificial Intelligenceの2人。Mc Staminaをフィーチャーし、グルーヴィンで爽やかな聞きやすいミックスを披露。
http://shope.goo.ne.jp/se/sv/rt/prid/61000110_1333410/txid/00309

1曲目から飛ばしまくり、メロディもハードさもスピードもよしのリキッドファンクがMIXされてます。


■Fabriclive 25 / High Contrast

Fabric Live 25

Fabric Live 25

ロンドンのスーパークラブ Fabric がリリースするミックスCDシリーズ"Fabriclive"。ブレイクスやドラムン・ベース、ブレイク・ビーツなどを主体とする Fabric の金曜日を再現する内容のこのシリーズ、最新作にフィーチャーされるのは、イギリス・ドラムン・ベース界最強との呼び声も高い人気レーベル Hospital Records に所属する High Contrast こと Lincoln Barretだ。
17歳のとき、J Majik の "Arabian Nights"に衝撃を受け、ドラムン・ベースの世界に没頭し始めた Lincoln は、02年に 名門 Hospital Records からリリースした"Global Love"や"Return Of Forever"が大ヒット。その後リリースしたデビュー・アルバム"True Colors"も高く評価され、瞬く間に次世代のシーンを担う新鋭としての称号を世界レベルで獲得するに至る。数々のトップアーティストがフィーチャーされてきた Fabriclive に抜擢されたことを受け、今後の更なる活躍が期待されるところである。
http://www.higher-frequency.com/j_release/december05/high_contrast/index.htm

これが一番カッコよかった。美しく親しみやすいメロディーの曲が多く、それがMIXによって変幻自在に展開されてゆく様は万華鏡のようにカラフル。結構クラブヒットした曲もフィーチャーされているらしく、ハードな印象のD'n'BなのにこのMIXはポップにさえ聴こえます。最初から最後までみっちり楽しめる、DJMIXの名盤だと思います。リキッドファンクを聴くならこれから入るといいかも。


■Power Ballads / London Elektricity

Power Ballads

Power Ballads

<Hospital>のボス、London Elektricityの『Billion Dollar Gravy』以来となるアルバム。本作は彼らのライヴ感を最も反映させた仕上がりになっている。ライヴでは6人組編成のジャズ色強い演奏を披露している。先行シングルとして好調な"Out Of This World"や"Hanging Rock"でのホーンをはじめ随所にパワフルな生楽器が彩りを加える。ディープでファンキー、そしてジャズ/ソウルの気品漂う仕上がり。アルバム最後を飾るのはジャジーなヴォーカル曲"Far From The Shadows"。すでにGilles Petersonも自身のラジオで絶賛している。
http://72.14.235.104/search?q=cache:wOHyESr0Gc8J:www.hmv.co.jp/product/detail.asp%3Fsku%3D1448492+Power+Ballads+/+London+Elektricity&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=3

生演奏で聴かせるD'n'B!さらにソウルフルな女性ボーカルも入り、実にファンキーな仕上がり!しかしD'n'Bのあの高速ビートを生で叩くドラマーの方、本当に大変なのではないかと。全体的に曲調も様々に工夫され、サンプリング主体のD'n'Bとは一味も二味も違う重圧な作品に仕上がってます。こういうの聴くとD'n'Bも未来があるよなあ、と思えてきます。


■New Horizons / Mixed By Phobia
asin:B000GG4LEE

ソウルフルでファンキーなUKのドラムンベース・レーベル≪RenegadeRecordings≫から12インチで質の高い作品を次々リリースしている注目アーティスト、Phobiaによるレーベル音源を使ったノンストップ・ミックス! ダイナミックかつグルーヴィに聴かせます!
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=976972&GOODS_SORT_CD=101

Phobiaは結構早い時期から活躍しているDJだと思ったが、活きのいい新人DJと比べるとちょっと選曲がゆるく感じられるな。昔風のD'n'B。