今頃だがゲーム『Diablo 4』と『Ghostwire:Tokyo』をクリアした

Diablo 4

新たな暗黒時代に突入し、荒廃したサンクチュアリを目撃しよう。憎悪の帝王メフィストの娘「リリス」が舞い戻り、その憎悪は世界を吞み込もうとしている。サンクチュアリの存亡はあなたと仲間の冒険者たちの肩にかかっている。

去年の暮とつい最近、PS5のゲームを2本クリアしたのでそれの記録。まずは『Diablo4』。

ハクスラ系ダークファンタジーアクションRPGのシリーズ第4作目。去年の6月に発売されたのを思い出した頃にちまちま遊びながらこの1月にシナリオクリアした。クラスはソーサレスの女性タイプを選択、難易度は冒険者、クリア時間60時間、レベルは50キャップでその後パラゴンレベルを幾つか上げた。本当はシナリオクリアには60時間も掛からないらしいのだが、あちこち寄り道していたのでこんなに時間が掛かってしまった。

十分面白かった。最初は敵が強くて結構難儀したのだが、レベル40を超えた頃から使用できる魔法が全て揃ってしまい(※メインで使用していたアイスシャードビルド内で)、戦闘のたびにそれを連発してゆけばボスキャラも含めモンスターに楽勝で勝ててしまうので、逆に少々退屈になってしまった。実の所Diabloはシナリオクリアしてからが本番らしいのだが、まだ未プレイのゲームが山積みになっているのでここで終わらせることにする。シナリオは重厚でなかなかドラマチックだったし、ムービーを含めグラフィックは実に美しかった。

Diablo』は1作目と2作目をパソコンでプレイしていた。特に1作目はパソコンを購入してすぐに発売されたゲームなので思い出深い。3作目からコンシューマーでやり始めたのだが、クリアしていないんだよな。これもレベル上げ過ぎたのか戦闘が単調に思えてきたから(難易度上げてやるのもどうも億劫で)。あと2作目のリマスター版となる『Diablo2 Resurrected』もプレイしていたがこれも未クリアだなあ……。


www.youtube.com

Ghostwire:Tokyo (ゴーストワイヤー トウキョウ) 

謎の霧により、ほとんどの人間が消失してしまった渋谷。数少ない生き残りである主人公の暁人(アキト)は、交通事故に遭い、生死の境をさまよっていたところ霊体のKKに憑依され“二心一体”となる形で一命をとりとめる。彼らを脅かすマレビト、そして大消失事件を引き起こした張本人である“般若”と戦う。

FPSタイプのアクションアドベンチャーゲーム。これは一昨年2022年の3月発売後すぐ購入してプレイしていたのだが、なにしろオレはたまにしかゲームをやらないので、これも思い出した頃にポツポツとやっていたら結局クリアが去年の12月であった。いやーどんだけ寝かせるんだオレ。こんなに掛かったのにクリア時間自体は33時間、クリアレベルは41。

このゲーム、なにしろ設定が最高!謎の霊的攻撃により渋谷の街から全ての人間が消失し(おそらく死んで霊界に行ってしまった)、渋谷がもぬけの殻となってしまうんだ。主人公はそのたった一人の生き残りで、KKと名乗る霊体の助けを借りながら、渋谷を闊歩する悪霊たちと戦う、というお話なんだよな。なお渋谷の街自体を致命的な霧が覆っていて、ここから出る事は出来ないし(ゲーム後半ではやはりもぬけの殻となった東京タワー近辺まで行くのだが)、世界それ自体がどうなっているのかは描かれない。

悪霊がうろつく以外人っ子一人いなくなった渋谷には霊界に行ってしまった人々の衣服だけがその辺に転がり、沢山の車が乗り捨てられている。街にある店舗や看板、ビルの灯り、信号やネオンサインはそのまま点きっぱなしになっていて、さっきまで生きている人がいたという生々しさが漂っている。そしてそんな渋谷の街を、圧倒的なまでにリアルなビジュアルで再現していて(所々作り変えてあって、完全に現実そのものというわけではない)、本当に渋谷を歩いているような気がしてくる。こういったシチュエーションが堪らなかった。

ゲーム内容それ自体は似たような悪霊と延々と戦う退屈さはあるが、ストーリーはよくできていたし細かいサブクエストは楽しかったし、ホラーというよりは怪談に近い世界観も陰惨さが無くてよかった。街のあちこちにある鳥居の呪縛を開放して行動範囲を広げてゆくというシステムもよかったな。あとこのゲーム、タヌキが出るんだよ!


www.youtube.com