最近聴いたエレクトロニック・ミュージック

■Coherent Abstractions / ADMX-71

Coherent Abstractions

Coherent Abstractions

90年代からNYアンダーグラウンド・シーンで活躍するAdam XことAdam MitchellがADMX-71名義でリリースしたニュー・アルバム。ダークでインダストリアルなハード・テクノが鳴り響くその音はさすが重鎮の技。今回のお勧め盤。 《試聴》

■Walls and Dimensions / Deadbeat

Walls & Dimensions

Walls & Dimensions

ダブテクノのベテラン・アーチスト、Deadbeatの10枚目となるアルバム。いつものぶっとい重低音はそのままに、要所でヴォーカルを配した実に洗練された音となっている。実験性とポップさとが組み合わさった良作。お勧め。 《試聴》

■The Explosion / The Explosion

The Explosion

The Explosion

パリを拠点とするVersatile Recordsレーベルからリリースされたエレクトロニカ・トリオThe Explosionのデビュー・フルレングス。ミニマルなダブテクノ/アンビエント・ドローン・サウンド。これもいい。 《試聴》

■Electronic Recordings from Maui Jungle, Vol. 1 / Anthony Child

Electronic Recordings from Mau

Electronic Recordings from Mau

ハードコアテクノの雄 Surgeoonが本人名義Anthony Childでリリースしたアルバム。モジュラー・シンセによるインプロビゼーションだが、これが脳に刺さってくる音がグジュグジュと鳴り響き実にサイケデリックなマウイのジャングル。 《試聴》

■Saturday / Samoyed

Saturday

Saturday

スコットランドで活躍するプロデューサー、Samoyedのニュー・アルバムは温かく牧歌的なアンビエント/ドローン・サウンド。特に後半の曲は初期のEnoをモロに想像させる音作りでEnoファンはニヤリとさせられるかも。 《試聴》

■Pink / Four Tet

ピンク

ピンク

Four Tetが2012年にリリースした6枚目のアルバムのリイシュー盤。最近のFour Tetと比べると実に優しげな音作り。 《試聴》

■Hit the Breaks / Physical Therapy

Hit the Breaks

Hit the Breaks

MUTEが主宰する次世代エレクトロニック・ミュージック・レーベルLiberation TechnologiesからリリースされたPhysical Therapyの6曲入りシングル。フロアライクな骨太のロウ・テクノ。 《試聴》

■Waiting Room in DJ Hell / Physical Therapy

Waiting Room in DJ Hell

Waiting Room in DJ Hell

同じくPhysical TherapyがUK地下レーベルUnknown To The Unknownからリリースした4曲入りシングル。シカゴ・ゲットー・スタイルのパワフルなエレクトロニカ《試聴》

■Fallen Gods / Slashing Cousin

Fallen Gods

Fallen Gods

UKエレクトロニカ/IDMの名門、SKAMからカセットシリーズでリリースされたSlashing Cousinのアルバム(MP3の販売もあり)。変なジャケットだが中身はヘヴィー・エレクトロニック・ブレイクビーツ《試聴》