グログロ化け物ホラーアクション『Dead Space』の最新作です。例によって残酷描写がキツすぎて日本語ローカライズの販売は無し!です。どのぐらい残酷かというとまあ主人公が敵にぬっ殺されると肉体をグシャグシャに切断されるシーンが入ってゲームオーバーとか、あと愉快な形に身体の歪んだ血まみれ死体がそこら中にゴロゴロしている程度なんですが、やっつけたモンスターを踏んづけてアイテム出すのがいけないのかもしれません。でも相手モンスターなんだからいいじゃんね。さあ今日も楽しく死体踏み〜♪ガシガシッ!!…まあこのワタクシが日課であるアルコール摂取が忙しく飲んだくれてばかりであるため、ゲームのほうはあんまり先進んでないんですが、ざっくり紹介してみましょう!
『Dead Space』というのは映画『エイリアン』+『遊星からの物体X』+ゲーム『バイオハザード』といったゲームなんですな。宇宙船の中で物体Xに取り付かれたかアンブレラのウィルスに感染した連中がグログロな化け物に変身してプレイヤーを追っかけまわす、という内容で(正確にはエイリアンテクノロジーの暴走らしいですが)、プレイヤーはそれら化け物の皆さんを採掘作業用の工具でガシガシと汚い肉片に変えてゆく(そしてガシガシ踏んづける)、というのがゲームの趣旨であります。多分。採掘作業用の工具が武器っちゅうのは『Half-life』でゴードン・フリーマン博士がバールやレンチ使って異界の化け物と戦うのと似た独特の現場作業員感があって哀愁を漂わせておりますな。ワタクシも現場作業員なんで共感できます。あとステイシスとかキネシスとか超能力みたいなものも使えますがきっとすっごい科学の賜物なのでありましょう。
この『3』、前作から続いて電気修理工の(違ったっけ…)アイザック・クラークさんが主人公、三度続けて化け物の相手をせにゃならんという、運の悪さにおいては『ダイハード』のジョン・マクレーンさんに匹敵するものを持っておる方で、やっぱりちょっと御祓いとかするべきなんじゃないかと老婆心ながら思ってしまいました。ちなみにいつかも書きましたが『2』はクリアしましたが『1』はいろいろあってクリアしてないです。で、『3』の物語はといいますと、「化け物と一体になるのが真理への鍵だゼァ!修行するぞ修行するぞ思いっきりハードに修行するぞ!空中浮遊!」とか訳の分からないことをほざくカルト教団が出てきて世界を恐怖のズンドコに落とそうと企む、というものらしいんですな。実は日本語ローカライズ無いんで英語版やってますが英語力が中学生以下のワタクシにはよく判らなかったのでさっきどこぞのサイト覗いてたらそんなようなことが書いてありました。
というわけでいつものように愉しく化け物退治(そして死体破損)を繰り広げるわけですが、今回の『3』では新機軸としてアイテム集めとそれを使った武器合成システム、さらに能力強化が存在してるんですな。あれこれのパーツを集めて武器をカスタマイズしたり新しい武器を作ったりHPや防御力を上げたりするわけです。最初はちょっと解り難かったんですが、これがやってみるとなかなかハマル要素になっています。化け物の落とすアイテムやパーツボックスに入っているアイテムを集めるだけではなく、ゲーム序盤で入手できる亀みたいなちっこいロボットを使ってアイテム集めをさせたりするんですな。このアイテム集めの楽しさがこれまでの「Dead Space」とは違った面白さを醸し出しておりますな。
あとCo-opにも対応していますがはにかみ屋で人見知りで少女のようなメンタリティを持つワタクシには敷居が高いのでとりあえず存在していないことになっています。まあ化け物ガシガシ肉片に変えて(そして踏んづけて)いられりゃそれで楽しいゲームなので今回も(時折酒飲んで意識を失い中断しつつ)ガシガシとプレイしておりますよ。
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