2026-06-02から1日間の記事一覧

『BEM』/西部劇とSFでアメリカ神話をえぐる斎藤潤一郎の新境地

BEM/斎藤潤一郎 斎藤潤一郎の新作『BEM』は、これまでの作品世界を大きく広げた重要な一冊だ。『死都調布』で郊外の不条理と虚無を描き、『武蔵野』で静かな旅の終わりを綴った作者は、今回は舞台をアメリカ全土へと移した。キャッチコピーが示す通り、本作…