61(4番目のキュバン素数、あるいは5番目のオイラー素数)

なにやら訳の分からないブログタイトルだが要するにこのオレが9月9日を持って61歳になった、ということを言いたかっただけであり特に深い意味は無いのである。そもそもオレに深い意味を求めても無駄なのである。

さて61歳。60歳になった時は「遂に来てしまったか」と極北の氷原を前にしたかのような寂寞感に囚われてしまったが、61歳ともなるともはやあとは野となれ山となれ、極北の氷原にもアザラシやシロクマがいて楽しげではないか、おおっとあそこにいるのはエスキモーの皆さんかな、一緒にカリブーの猟にでも繰り出そうではないかルンルン♪といった感じではある。

いや実際そんなに楽しくはない、というか全然楽しくはないのだが、そんな具合に思っていなければやってられんのである。そう、61歳、それは「やってらんねーな」という年齢なのである。しかしこの先もずっと「やってらんねーな」であろうことは火を見るよりも明らかであり、それを思うと暗澹を通り越してうんざりしてくるのである。こういう時は髪をモヒカンに逆立て「ヒャッハー!」とガソリン狩りに出掛けるに限る(現実逃避)。

61歳になった今現在の最大の懸案事項は「来年で定年」であるということである。今後政府の定める定年制の年齢は引き上げられることになるのだろうが、オレの務めている会社では今のところ62歳定年ということになっている。定年後も引き続き今の職場で再雇用されるのだろうし、オレのほうも粛々とそれを受け入れ今後も職務に勤しむのだろうと思うが、問題は定年再雇用後の給料がダダ下がるという事実である。多分今の給料の半分ちょいぐらいになるのだろうな。年金は今のところ65歳支給だし、支給されるまで今よりも下がった給料で数年間生活しなければならないのだ。

微々たるものだがそれなりの蓄えはあるにせよ、一番のネックとなるのは現在のアパート家賃である。現在給料の3割程度の家賃を支払っているが、定年後の目減りした給金だと現在のこの家賃は高額となってしまう。それなので定年後に引っ越しを予定しているのだが、まあなにしろオレの今の部屋は本やらDVDやらCDやらと兎角荷物が多い。次に住むであろう部屋はここよりも狭くなることは確実なので、これらは相当数処分することになるだろう。それは売ったり捨てたりという事になるだろう。もう今の段階から「メンドクサイ……」と暗澹たる気持ちになっているのだが、四の五の言っていても始まらない。という訳で、オレのこの61歳の目標の一つとして「部屋の荷物をできるだけ処分してコンパクトにする」という事を挙げておこう。

さて61歳となって健康状態はどうかというと、なんというか、まあまあである。良い所もあり悪い所もあるが、61歳の老人らしい健康状態であるというしかない。関節が痛むことはままあるが、肩や腰が痛むことは全くなく、この辺りは同年齢の方と比べたら良好なのかもしれない。とはいえそこは老人、昔よりも疲れがなかなか取れないし、朝起きるのが辛いし、休日はダラダラしていたいし、何かやるのが億劫だったりすることも多々ある。要するに順調に衰えて行っている。仕事は割と今まで通りこなせているが、なにしろオレは現場仕事なので、これがいつまで続けられるのかは分からない。とはいえ年金支給時期の問題もあるので少なくとも65歳まではこの調子で働かねばならないのだろう。

何故だか衰えないのはブログ書きである。ホントもうバッカじゃねえのか、としみじみ思う。去年あたりは週3日程度の更新であった筈なのに、ここ数ヶ月は土日を休んで毎日更新である。もはや無意味な義務感ここに極まれりといった感じだが、単純にブログ書きが楽しいというのもある。書いているのは土日の休日だが、ほぼ4・5時間、延々パソコンの前に座って益体もないことをキーボードで打ち続けていて、それが習慣化してしまっているのだ。まあ4・5時間もやっていると相当具合が悪くなるんだがな……。もうなにがなにやら……。もうブログ書きに関しては流れに身を任せるというかいよいよきつくなってきたらまた考えよう。ってかゲームしたいんだよッ!

とまあ相変わらず言いたいことがあるのか結論があるのかないのかよく分からない、いつもと似たような繰り言をダラダラと垂れ流してみたが、要はこれからも健康に留意して楽しくやっていきたい、と、それだけである(なんだ1行で済む話じゃないかオイ!)。そんな訳で世界でも貴重な我がブログの読者様にあらせられましては、これからもいつもと変わらずお付き合いを願いたい、と強引に(そして安易に)結ぶことにするのである。

そしていつもこのような行き当たりばったりのお気楽人生を生きているオレに忍耐強く付き合ってくれている相方に変わらぬ感謝と愛情を込めて今回の締めとしたい。相方、そして皆さん、いつもありがとう。

(相方からの誕生日メッセージ)

(相方からケーキの差し入れ)