……の続き。

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unsplash-logo Maksym Kaharlytskyi

……というわけで続きである。なんの続きかと言うと一昨日更新した「タイフーンバースデー!」の続きだ。あれほど益体もない垂れ流し文章の後にまだ続きがあるのか、とあなたは呆れているかもしれないが、実は書いているこのオレも呆れている。そもそも「あなた」などと書いてしまったがあんな記事ないしこんな記事を読む人間がこの世界に、地球に、宇宙にいるのかどうかすら定かではないが、まあいい、なにしろ続きなのだ。

この間の「タイフーンなんちゃら」で「1時間半かけて職場まで歩いた。ちょっと足が攣った。テヘッ」などというようなことを書いたのだが、実はこれは正確ではなく、攣ったのは実は「尻」なのである。尻。ヒップ、御居処、どんけつ、尻臀、臀部、おいど、のあの「尻」である。なんというか、尻が攣って痛いのだ。オレは今年57歳になろうともいう禄でもないジジイではあるが、実は幸運なことに今まで肩こりや腰痛には縁が無かった。まあ普通、肩こりや腰痛は過重な労働をすることによって引き起こされるものであるが、オレの場合労働に対する真面目さというものが恐ろしく希薄でいつもインチキの限りを尽くした仕事しかしていないために、肩こりにも腰痛にもならない、というあまり堂々と言えない理由があるのだが、どちらにしろ、ある年齢に達すると悩みの種になるこれら疾病とは縁が無いのである。それが今回、よりによって「尻」に現れるとは、オレもとことん油断していた。何かこう、今まで怠慢ぶっこいていた仕事のツケがこういう形で回ってきたのかと思うと深い後悔と反省を覚えてならない。もしも今後、なにかの理由でオレと悶着のあった方が、オレの事を「この尻攣り野郎!」などと口汚く罵ったとしても、オレには返す言葉がない。一人の悲しい尻攣り野郎として己が運命を甘んじて受け止め生きることしかできないのだ。そうさ、オレは尻攣り野郎さ……悲しい尻攣り野郎なのさ……。

この日は「尻攣り野郎」になるほど歩き回ったのと台風ですっかり散かってしまった事務所前を片付けたりと普段の仕事以上に疲れてしまい、それと併せて前日に台風接近で興奮したせいか(小学生かよ)結構深酒をしすっかり胃が痛くなってしまったのもあり、家に帰ったら簡単なものを食べてさっさと寝てしまおうと思っていた。というわけでこの日、誕生日の夕食は、なんとうどん。でも誕生日だから奮発して2玉食べたよ!奮発っていうかセブンイレブンで買った2玉入り98円の冷凍うどんだがな!どっちにしろ寂しい夕食ではあるな!ただしうどんとは言っても作ったのは「ざるうどん」。暖かいツユに冷ましたうどんをつけて食べるのだが、オレは結構これが好きでな。ツユは温めためんつゆに刻んだ長葱・茗荷・大葉といった薬味と、豚肉と細切りの油揚げが入っている。ざるうどんのいい所は熱々のうどんと違って適度に温度が低いから夏場でもイケるってことかな。薬味の香りも暑さで衰えた食欲を蘇らせてくれる効果がある。と思う。この食べ方だと2玉ぐらいは余裕で行けるぞ。……ってそんなに食べるのは流石にオレだけなのか!?

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ところで今回57歳などというオソロシイ年齢に差し掛かってしまったオレであるが、今の所なんとか元気である。朝起きると体のあちこちがミシミシ言ってるし前より疲れやすくなったが、これは年齢なりだと思っている。ただちょっと消化器官が弱ってるかもな。夏場と言えばキンキンに冷えたビールが大変美味い季節で、オレも毎年これでもかこれでもかと飲みまくっていたものだが、おかげで大概酷い胃痛に悩まされていた。ビールの炭酸が胃壁に悪いみたいなんですよねえ。それなんでビールを飲む量が自分にしては結構減ってしまった。往事は一日1.5リットルのビールを飲むことを日課にしていたオレだが、近頃では350ミリリットル缶が十分な日もある。その分別の酒飲んでるんだけどね……。まあなにしろビールの量が減ったのがオレ的には年取ったなあ、という実感の表れの一つである。ただしどうやらオレは肝臓が結構丈夫なのらしく、これだけ毎日飲んでるのに人間ドックに行っても肝臓機能の数値がいつも平均値で、この辺りも有難いなあ、と思っている。

それとこの間4,5年ぶりに新しい眼鏡を新調したのだが、前回と同じ店に行って検眼してもらった所、視力や目の筋力が以前と変わっていない、という結果が出てちょっと嬉しかった。毎日毎日ブルーレイ観たり本読んだりゲームしたりと結構目は酷使してるような気がしてたんだけどね。ちなみにこの写真はその時購入した眼鏡。あーはい、GUCCIですGUCCI。オレ服はいつもGAPのバーゲン品だししている時計はTIMEXSUUNTOといった程度の人間なんだが、眼鏡は毎日つけている上に顔の上にあるもんだからちょっとだけキバってみたかったんだよ!許してくれよ!

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あれこれ書いたが、最近オレが最も懸念していることがひとつある。それは「社会の窓」が全開になっていることが多い、ということだ(......)。年取ると体にもガタがくるし頭も弱ってくるものだろうとは思っていたが、まさかピンポイントで「ここ」にくるとは予想だにしなかった。怖い、これは相当に怖い……。そして今日も今日とて「ああ!また開いてる!?」と慌てふためき「チャック上げ音頭」を踊っているオレなのである。もしもオレが「社会の窓」全開でのほほんとしているのを見かけることがあったなら「ああ、もうこの人お爺ちゃんなんだね……」と生温かく見守ってもらいたい。というかそっとしておいてくれ……。

年取った、といえば、オレの会社では今度、定年が62歳まで引き上げられた。定年まであと3年かあ、と思っていたのが5年後である。年金貰えるまでは働かにゃならんよなあ、貯金ないし、と思っていたのでちょっとした朗報であった。まあ年金に関しては巷でもいろいろ問題が噴出してるのは知っているが、受給年齢が変わらなければあと8年後の話なんだよねえ。どちらにしろ働かなきゃ埒が明かないので、無理せずボチボチやって行こうと思っています。

それと最後だが、いつもこんなお気楽かつしょうもない文章をのほほんと書いていられるのは相方がいてくれるお陰で、ヤツがいるので日々心穏やかに安心して過ごしていられる、というのがやはりデカイよなあ。身近に気兼ねなくできる相手がいるというのはとても有難いことだと思う。そんな相方に感謝してこの文章の〆ということにしておきたい。