庵野秀明展に行ってきた

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この間の土曜日は国立新美術館で開催されている庵野秀明展に行ってきました。

昨今のコロナ禍のせいでこの展覧会も入場制限がかけられており、チケットは入場時間が決められた形で販売、そのため10月から始まっていたこの展覧会のチケットがなかなかとれず、11月分チケットが発売の日にえいやあ!とばかり予約を完了し、ようやくこの日に観に行けたんですね。余談ですがチケットを発券しに行ったコンビニでレジの見目麗しい女子に「私もこの展覧会行きたいんです!」と話しかけられ、ちょっと嬉しかったヒヒ爺のオレでありました。

さてこの日は開場10時丁度のチケットを取り、朝一番で乗り込むことにしました。入場制限がかけられているとはいえ人気の展覧会、朝一ならそれほど混まないだろうと思ってたんですね。確かに結構な入場待ちにはなっていましたが、中に入ってみるとかなり余裕があり、ゆったりと観ることができました。朝一の回お勧めです。

入場して一発目に仮面ライダーのコスチュームを着た庵野さんの眩しい笑顔に出迎えられます。

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展示は庵野さんの【過去】【現在】【未来】といった形で分けられていました。最初の展示は庵野さんが子供の頃から慣れ親しみ影響を受けた特撮関係のTV番組の展示です。この辺り、オレは庵野さんとそれほど年が違わないので(現在61歳の庵野さんはオレの2個上です)、庵野さんの足跡を辿るというよりも自分自身の思い出と被さって面映ゆかったです。

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その次の展示は芸術大学時代の庵野さんの様々な作品です。島本和彦氏の漫画『アオイホノオ』で読んだことがある庵野さんの大学時代の作品は「これがそうか!」と思わされました。しかし当時からアニメーションの「動き」に関してはずば抜けたものがあったことをうかがわせました。

お次はアニメーター時代に関わった『王立宇宙軍 オネアミスの翼』『トップをねらえ!』『ふしぎの海のナディア』『風の谷のナウシカ』といった作品の展示。実はこの辺りはあまり興味が無くてササっと素通りしてしまいました。

そしていよいよ『新世紀エヴァンゲリオン』。やはり庵野さんといえばエヴァじゃないでしょうか。このコーナーは大変充実していて楽しめました。

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ポスターや膨大な数の絵コンテ、設定案の図説、各種資料、もうエヴァ・ファンだったら垂涎モノのコーナーでしょう。

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TV版の展示も良かったですが、今年やっと公開された完結編『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の展示は感慨深いものがありましたね。

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映画に登場した「第3村」の模型。TV番組『さようなら全てのエヴァンゲリオン庵野秀明の1214日』をご覧になった方なら「あれか!」と思うことでしょう。

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「NERV第二支部跡地」の模型。下に小さくシンジ君とアスカのスケール見本が見えます。

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庵野さんが2012年に手掛けた短編映画『巨神兵東京に現る』の巨神兵頭部像。この映画は以前『館長 庵野秀明特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』という展覧会に行ったときに観たことがあります。

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そしてみんな大好き『シン・ゴジラ』!

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いやあこれ一家に一個欲しいっすね!

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庵野さんが企画・脚本を務め現在制作中の特撮映画『シン・ウルトラマン』の設定模型。

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庵野さんが脚本・監督を務め2023年公開予定の『シン・仮面ライダー』の設定。

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出口にはシン・ゴジラ、シン・ウルトラマン、シン・仮面ライダーのスタチューが堂々と並び、これからの庵野さんの活躍を大いに期待させてくれました。

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展覧会場を出ると物販コーナーとなっていましたが、特に何も購入せずに退場しました。また、展覧会図録は会場内で販売されておらず(転売防止でしょうか)、入場者のみにオンラインストアのパスコードが配布され購入できる仕組みになっているようです。

なお展覧会は撮影可・不可の展示があり、当然ですが撮影可のもののみを撮影してブログ掲載しました。