オレの超個人的な古典ロックアルバム100枚なのだ
以前ワッシュさんのブログで「ロック好きなら聴いておきたい古典100」という記事を読んだのである。これははてな匿名ダイアリーの「ロック好きなら高校生までに聴いておきたい古典100」という投稿に対するワッシュさんなりのアンサーとして書かれたものだった。
これを読んで「オレもやってみたいなーでも100枚もアルバム並べるのはかったるいなー」などとゴニョゴニョ言いつつ、とりあえず何枚かピックアップしてみたところこれが面白い。そしてああだこうだと頭をひねって無理矢理100枚のロック・アルバムを並べてみたのである。今回のブログはそんな100枚を紹介するのである。
ただし注意してほしいのは、これはあくまで「オレの超個人的な古典100」であって、「ロック好きなら聴いておきたい古典100」では全くない、ということである。だからセレクトに文句付けられても困るし、同時に「ロック好きならこれを聴いておくべき」などと主張するつもりも毛頭ない。なにしろただただオレのオレによるオレのための100枚でしかない、ということをご考慮していただきたい。
セレクトに関しては20世紀中にリリースされた、オレが特に好んで聴いたロック・アルバムを選び、1アーチスト1作ではなく好きなアルバムを好きなだけ並べてみることにした(というかそうでもしなければ100枚も選べなかった)。
ジャンル的に一応「ロック・アルバム」とはしてあるが、テクノやレゲエがかすっているアルバムも何枚かある。ただそれらアルバムも、リリース当時はロックの延長線で語られたものだったはずである。ただし今回100枚の中に入れたかったプリンス『Purple Rain』やボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ『Exodus』もロックの延長線上にあるアルバムではあるが、それぞれにどちらかというならR&Bでありレゲエの文脈にあるものだろうということで泣く泣く外すことにした。
また、オレの20世紀ロック史はパンク/ニューウェーヴ登場の前後で180度変わるので、これを「パンク/ニューウェーヴ以前」「パンク/ニューウェーヴ以降」の2つのパートで分けた。では行ってみよう。
(注:スマホだと全部表示されないかもしれません)
PART:1 「パンク/ニューウェーヴ以前」
1-14:デヴィッド・ボウイ、ロキシー・ミュージック、ブライアン・フェリー、ブライアン・イーノ
やっぱりねえ、オレにとって「ロック」といえばボウイ、ロキシー・ミュージック、そしてロキシーに在籍していたフェリーとイーノなんですよ。
15-22:プログレッシヴ・ロック
ロックを聴き始めの頃はプログレも好きだったなあ。とはいえそんなに多くは聴いてなくて、ここに挙げたアーチストだけをとっかえひっかえ聴いていたんですけどね。
23-32:その他あれこれ
ビートルズも、この2つのアルバムだけしかちゃんと聴いていないんですが、やはりマストでしょう。その他もやはりロック聴き始めの頃に愛着のあったアルバムです。
PART:2 「パンク/ニューウェーヴ以降」
しかしそんなロック蜜月時代のオレにもパンクの波がやってきて、それまで聴いていたいわゆる「ロック」を全く聴かなくなり、その後のポスト・パンクへと突入してゆくわけです。
33-39:パンク&スカ
40-47:ジョイ・デヴィジョン、ニュー・オーダー、ファクトリー・レーベル
ポスト・パンク/ニューウェーブと言えばジョイ・ディヴィジョンとニュー・オーダーは外せません。彼らの在籍していたファクトリー・レーベルのアルバムもお気に入りでした。
48-53:インダストリアルその他
そして忘れてはいけないのがインダストリアル・サウンド。若かりし頃はこれら殺伐とした工業音楽世界にどっぷりはまってました。
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54-80:ポスト・パンクその他
ポスト・パンク以降の音は浴びるほど聴いていましたが、やはりPILのメタルボックス(Second Edition)が最高でしたね。他にもあれやこれやありますが、全部語っているときりがなくなるので割愛!
80-87:ダンス&エレクトリック・ポップ
そしてなんと言ってもPSBとの出会い!一時PSBの音は殆どオレの心象風景となっていました。
88-92:日本のバンド
日本のロックで聴いていたのはこの程度なんですが、どれも強烈に脳裏に残っています。
93-100:ギターロック
これらを「ギターロック」で一括りにするのは違うとは思うんですが、並べてみたら収まりがよかったのでこのジャンルにしてみました。ザ・スミスとレディオヘッドはある意味オレが心酔した最後のロック・バンドで、逆に心酔しすぎて疲れ果ててしまい、ロックから離れるきっかけにもなってしまいました。