すぅうぅーーっつっ

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映画の感想文ばかり書いていると映画ブログの人だと思われそうだからたまには別の事も書くのである。たまにボヤいてるがオレのブログは映画ブログでもなんでもなく「なんだか雑駁で適当なもの」を書くことが主眼なのだ。ただ映画は2時間程度ボケッと画面を眺めただけで思い付きで適当なことが書けるという便利さからブログ記事にしているだけなのである。 

今日書こうと思ったのは背広の話である。スーツともいうが、オレのようなジジイ年代だと背広のほうが似つかわしく思う。オレはゲンバ(=作業現場のマイルドな表現)の肉体労働を仕事としており、一応中小企業のサラリーマンではあるが、職場には私服で出掛けている。ゲンバでは作業着とヘルメット、安全靴に着替えるわけだし、別にかしこまって堅苦しい背広を着ていく意味がないのである。そもそも背広姿は窮屈で嫌いだ。背広の皺を気にするのが鬱陶しいしシャツのアイロン掛けは面倒だしネクタイなんて絞めた日にゃあ首がきつくて肩は凝るし血圧も上がる。背広ほど健康に悪い衣服はない。だいたい今の職種を選んだのも「背広着なくていい仕事なら何でも」という理由からだった。その程度の人生設計なのであった。

とはいえ、一応社会人の端くれなので(相当に端っこのほうだが)、とりあえず背広は夏用冬用と2,3着は持っているのである。持ってはいるが先ほど書いた理由から殆どまるで着ない。着ないのだが、会社の年初に全役員従業員集って催される新年会的な行事があり、これだけには着ていくことになるのだ。ホテルのフロア借りて割と豪華にやってるんだなこれが。しかしなにしろ年初のこの会に着ていくだけなので、オレが背広を着るのは年一回、ということになるのである。

とまあこれらの事は大昔にもこのブログで書いたことがあり、この世界に1,2人いるオレのブログの大昔の読者の方なら知っておられるかもしれないが、本題はこっからでね。なにしろ着ない背広だから、昔買ったきりまるで買い換えた事がない、というか買い換える必要がない。なのでオレの持っている背広は大昔に買ったきりのものなのだが、これが多分15年ぐらい前に買ったものなんですよ。でね。なにが言いたいかというと、15年前に買った背広が、まだ着られる。いやそりゃ年1回しか着ないからほころびはしないだろうから着れるだろうが、そうじゃなく、15年前からあんまり体型が変わってないようだ、ということを言いたかったのだ。ウェストはそれほどきつくないし当然上着のほうもまだまだ余裕だ。ね、なんかスゴクないっすか?

とはいえ、15年前に買った背広だから形が古くてね。なんかこう上着もズボンもゆったりしてるんですよ。バブル期のスーツみたいな肩パットダーン!だのズボンズルズル!みたいなのではないのだが、今の背広みたいなタイトなシルエットじゃなくて、なんか、ゆったりなのね。おまけに三つボタンでね。まあもうジジイだしたいした着もしない背広の形を気にしてもしょうがないのだが、時たま「そろそろ買い換えよっかなあ」と思わないことも無いんだ。思うんだが、こんなのにお金かけたくもないしなあ、とも思うしな。かといってこの年でイオンやヨーカドーの背広も着たくないよなあとか贅沢な事も言ってんのよ。そんなことも言いつつあと5年もしたら定年だしなあ、とかグダグダは止まらない。いやしかしホントどうでもいい話なんだけどね。どうもお目汚し失礼致しました。でわでわ。