とっても素朴なカピバラ絵本『カピバラのせいかつ』ミケーラ・ファブリ著

カピバラのせいかつ/ミケーラ・ファブリ

カピバラのせいかつ

オレはカピバラ好きである。カピバラのいる動物園は関東なら殆ど行き尽くしあまつさえリピートし、さらにカピバラ見たさに関西、四国まで出掛けたほどだ。次のターゲットは九州、ゆくゆくは台湾のカピバラ動物園を目指している。ついこの間も那須にある動物園にカピバラを観に行ったばかりだ。

動物園に出掛けるだけではない。カピバラに関する様々なものを収集している。それはカピバラ写真集であったりカピバラDVDであったりカピバラカレンダーであったりする。カピバラフィギュアはもちろんのこと、カピバラシールやカピバラ植木鉢、カピバラ指輪なんてのもある。ただしぬいぐるみだけは購入していない。ぬいぐるみのもふもふ感は、毛の硬いカピバラとイメージが違うからだ。いろいろうるさいのである。

今回紹介するのはそんなカピバラを主人公とした絵本である。作者のミケーラ・ファブリ氏というのはこの作品により2018年ボローニャ国際絵本原画展において入選なされたのだという。非常に素朴で優しくたおやかな作風であり、同時にカピバラ愛に満ちた作品となっている。カピバラ好きなら是非お手に取ってみるといいだろう。

ところでこの絵本を読んで思い出したのがオレの相方が続けていた「おひまや」というタイトルのお絵かきブログである。カピバラを主人公とした1枚画の連作となっていて、身びいきながらなかなか楽しかった。現在更新が途絶えているのが残念だが、よかったらまた再開してほしい。ついでに絵本にしてしまえばいいのに。

ちなみにカピバラ絵本というといしいひさし作『食べてみたい!』という作品もあり、以前紹介したことがあるが、こちらも楽しい作品だった。

この『カピバラのせいかつ』に関してはこちらにも紹介ブログがあるのでよろしければどうぞ。

カピバラのせいかつ

カピバラのせいかつ

  • 作者: ミケーラ・ファブリ,訳文構成ナムーラミチヨ,書肆まひまひ,荒川はるか
  • 出版社/メーカー: 山烋
  • 発売日: 2018/07/01
  • メディア: 単行本
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