この連休は相方さんに仕事と帰省の予定が入ってしまい、一緒に過ごす日があまりなかったのですが、昨日5月7日にやっと時間が空いて、二人で平塚をぶらぶらしてみることにしました。平塚にある動物園に「伝説の放浪カピバラ」を観に行くのがメインの目的だったんですよ。
平塚市は神奈川県の街ですが、我々の住処からは少々遠く、ちょっと奮発してグリーン車に乗って行くことにしました。せっかくの連休だったのでプチ行楽の気分を味わいたいのもありましたね。
平塚には11時過ぎに到着し、まず腹ごしらえという事でどこかでラーメンでも食うか！ということでスマホアプリで美味しそうなお店を探し、「老郷 本店(ラオシャン)」というお店いに行ってみることにしました。なんでも創業50年、結構有名なお店のようです。お店に到着してみると11時半の開店前から既に行列が。
開店時間になり入ってみるとメニューがタンメン(650円）とギョーザ(450円）の二つしかない！これは攻めてますね！早速この2つを注文し、そして出てきたのがこれ！
なんと具はワカメとメンマのみ、そして薬味として長ネギの代わりに刻み玉ねぎが乗っています。麺はかんすいを使わない小麦と塩のみの細麺。スープはとても澄んでいてかすかな酸味があり、「これって出汁はなんだろうね？」と相方さんと首をかしげていましたが、このさっぱりした味でなんと豚骨ベースなんだとか。なにもかも新次元の味でこれは病み付きになるかも。味変としてラー油を掛けるとまた別の味わいを楽しめますが、そういえばテーブルにある香辛料はこのラー油と酢のみ。つまり胡椒が置いていない！なにもかも攻めてる、というかこだわりまくった店なんですね。
そしてギョーザがまた絶品だった！モッチリした皮にパリッと焦げ目がつき、モチモチパリパリの両方が楽しめます。あんの量はほどほどで、この分量が皮のボリュームと微妙にマッチ、あんの中身も挽肉を使っているのでしょうがさっぱりあっさりしており、ひょっとしてちょっと海老も入っていたかなあ？オレはギョーザにはこだわりはない分、それほどギョーザを食べて美味い！と思った事が無いのですが、このギョーザに関しては実に美味しかった。一緒に食べていた相方さんも「眠かったけどギョーザ食べたら目が覚めた！」と目をパチパチさせていました。
「老郷 本店(ラオシャン)」の紹介はここのサイトが一番分かり易いかも。
さてとことんラーメンに満足して動物園に向かいます。動物園へは駅前のバスに乗って7分ほど、「平塚総合公園」の一角にある「ふれあい動物園」がそれにあたります。入場は無料。ごく小さな動物園で、最近仲間入りしたカピバラの他にはウサギやモルモット、タヌキやハクビシンなどの小動物、あとクジャクやガチョウ、インコなど大小の鳥たち、あと山羊やポニーなどの大型動物などがおります。
さて動物園に入ってみると早速カピバラさんがお出迎え！
このカピバラ、2019年頃湘南地域のあちこちで「草っ原にカピバラがいる！？」と驚きの目撃情報が流れ、「放浪カピ」として動物好き・カピバラ好きとしては大いに話題になっていたんですね。カピバラ好きの相方さんとオレもとても興味深くその後の経緯を追っていたのですが、冬も近くなり「カピさん生き延びられるかなあ……」ととても心配していたのですよ。
それが20年の1月に大磯町内の民家で捕獲、調べたところもともと藤沢市内でペットとして飼われていたということが判明したんです。飼い主に引き取る意思がなかったのかその後この平塚動物園で預かることになり、この4月に一般客にお披露目という運びになったんですね。
平塚動物園でお会いしたカピバラさんはとっても立派な体格で健康状態もよさそう、これからここでのんびり暮らしてくれればいいなと思いました。
カピバラさんのあとはタヌキのタヌマルとご対面！タヌマルの狸寝入り！
暫くしたらとっても活動的になりケージの中でグルグル回っていました。タヌキ可愛い！
その後も動物園内をぶらぶらし、公園でのんびりした後横浜に帰ります。帰りもグリーン車！ちょっとお茶しようということで駅地下のお店で紅茶＆フルーツタルト。どんぶりみたいのが紅茶です！
一服した後コーヒー豆専門店に行き相方さんと二人それぞれお好みのコーヒー豆を注文。この店は生豆から焙煎をしてくれる本格的な店で最近のお気に入りなのですが、若干時間が掛かるのでその間ビールでも飲もうか、といつも行きつけにしているベルギービール店「横濱チアーズ」を訪問。この日は大瓶のベルギービールとバーレーワイン、黒ビールを飲んでイイ具合に酔っぱらっていました。
ベルギービール店を出てコーヒー豆を受け取りに行き、この日は帰宅。結構早い時間でしたがあちこち出歩いて疲れていたのかさっさと就寝、なんとこの日は12時間ぐらい寝ていました。それにしてもとても充実したお休みでしたね。
