旧東海道起点:日本橋までの行脚

連休の後半は最近相方さんの趣味となっている旧東海道巡りに付き合いました。この間までは旧東海道に沿って神奈川をどんどん南下していたんですが、今回は品川近辺から旧東海道の起点である日本橋をゴールとして歩きました。

実はこの旧東海道巡り、旧東海道の起点である日本橋からスタートしたわけではなくて、横浜近辺からスタートして東京方面へ北上するルートと神奈川県を南下するルートの二つを、その時の気分で歩いていたんですね。前回東京北上ルートに付き合ったのは平和島から品川本陣までで、これは丁度去年の今ごろの話でした。その時の相方さんのブログを貼っておきます。

という訳で今回はこの品川本陣からスタート。場所的には京急新馬場駅辺りになります。とりあえず品川駅を目指しさらに高輪の辺りをぶらぶらと歩きます。この日は気温も高かったですが、まだまだ爽やかで歩きやすかったですね。それにしてもこの辺り、建設ラッシュなのか工事中のビルが多くてびっくりしました。日本は景気がいいのでしょうか!?オレの給料や退職金や年金は上がるのでしょうか?!(いやない)

途中で餃子の自動販売機を発見。

高輪神社。

ちっこい辰の置物が可愛かった。

そして泉岳寺に到着。赤穂浪士四十七士の墓所がある有名なお寺です。

なんと線香の自動販売機がある。

そして討ち入りと言えば血腥い逸話で一杯!これは吉良上野介の首級を洗ったという「首洗いの井戸」!

 

こちらは浅野内匠頭切腹した際に血が飛び散ったとかいう「血染め梅」と「血染の石」!怖いのう!怖いのう!

 

泉岳寺を後にしてどんどん北上してゆきます。おおっと東京タワーが見えてきたぞう。しかしこの写真、なんだかミニチュアを撮影したみたいに見えますね。

田町の辺りでお昼にすることにしました。これは「連休の反省:2024」で使った写真の使い回しです。

田町から今度は浜松町方面へ北上します。それにしてもピカピカのオフィスビル街って、眺めていて本当につまらない光景ですねえ。やっぱりゴジラに上陸してもらってですね(以下自主規制)。つまらないので生蕎麦の自動販売機の写真を撮りました。

こちらは浜松町近辺にある芝大神宮。結婚式もやっているらしく、カンヌ映画祭のレッドカーペット映像でしか見た事のないようなギンギラギンのドレスやスーツを着た男女が歩き回ってました。

なぜか生姜の塚があったんですが……なぜだ!?なぜ生姜なんだ!?だったらジャガイモ塚やモロヘイヤ塚があったっていいじゃないか!?(なんでも昔この辺一帯は生姜畑で、神宮によくお供えされていたからなんだそうです。)

新橋を超えたあたりから銀座の目抜き通り(中央通り、銀座通りとも)に差し掛かり、歩行者天国をどんどんと歩くことになります。というか銀座の目抜き通りそのものが旧東海道だったんですね!?江戸時代の商業の中心地がそのまま現在の日本最大の商業地帯になったんですね(なんにも知らなくてスイマセン)。

日本橋の橋に到着。日本橋の橋の名前は日本橋です(お父さんもう止めてあげて)。ここで「日本橋」を「にほんばし」と呼ぶのか「にっぽんばし」と呼ぶのかという事ですが、諸説あるようですが東京の日本橋は「にほんばし」、大阪の日本橋は「にっぽんばし」と呼ぶということになっているようですね。でもオレは性格がひねくれているので東京の日本橋も「にっぽんばし」と呼ぶことにしています。オレはいったい何と戦っているのでしょうか。

日本橋を作った人はファンタジーRPGが好きだったらしく、ドラゴンの像が飾られています。嘘です。麒麟です。麒麟の像が作られた経緯はここに書かれてありましたのでご参考までに。

そして遂に旧東海道の起点に到着。「ここから【東海道伝説】は始まったッ!?」って感じですね(どういう感じだよ)。辺りはキラキラしたお客様の出入りするキラキラした三越デパートだらけで、代々ソフホーズで過ごしてきた真性プロレタリアートのオレとしては眩しすぎて過呼吸になりそうでした。

という訳で旧東海道巡り、起点の日本橋を制覇したのでこれで「日本橋~平塚」まで歩いたことになります。 あーこの日もたっぷり歩いた!

そういえば発起人の相方さんに「ところで旧東海道ってどこまでなの?」と訊いたら「京都の三条大橋まで」という答えでした。「まさか京都まで歩くつもりじゃないよね?」というオレの問いに、「ぐへへ……」と怪しく笑う相方さんでした。