多摩動物公園に行ってきた

この間の三連休は相方さんと一緒に多摩動物公園に行ってきました。オレと相方さんは動物園好きで、関東のみならず日本のあちこちの動物園を見て回っているという奇特な趣味があるのですが、この多摩動物公園は初めて。実は今回相方さん自体は4連休で、ちょっと長めの連休なので折角だからこれまで行ったことの無い動物園に行ってみようか?ということになったんですね。

多摩動物公園はオレらの住処から電車を乗り継ぎ1時間半余りの場所にあり、小旅行とまではいきませんが「割と遠い場所」であるのは確か。この日は早起きして出掛けることにしました。そしてこの日は敬老の日も絡んでいるのでしょうか、60歳以上と同伴者は無料!オレは既に60歳以上なので、通常大人600円の所を二人でタダで動物園見学できました!

さてようやく到着した多摩動物公園なのですが、なにしろ広い!綺麗!立派!動物の数も多く展示施設も動物に快適に作られており、その充実ぶりにびっくりしました。これまであちこちの動物園に行ってきましたが、その中でも相当潤沢な資金のある動物園だと感じました。やはり東京都、それもベッドタウンの街にある動物園ということもあるのでしょう。

とはいえ9月にはなりましたがこの日は天気も快晴でまだまだ30度越えの暑さ、ちょっと歩いただけでも汗だくで、これから広大な動物園を歩き回るを考えたら一抹の不安がよぎりました。そういえば鞄に折り畳み傘が入っていたなと思い出し、なんとこの日のオレ、「男の日傘」デビューです!いやーこれが結構快適で、本当に馬鹿に出来ないな、と思わされました。それでも、何度も休憩を挟みましたがかなりグロッキー気味になり、相方さんも途中で気持ち悪くなって休憩所でしばらくクーラーに当たったりしていました。

園内にはライオン舎見学専用の「ライオンバス」なるサファリパーク的な車両も用意してあり、車両で見学するぐらいですからライオン舎自体も相当の広さです。オレらは利用しませんでしたが、ここにもこの動物園の充実ぶりがうかがえます。でもなにしろ暑かったのでライオンたちは日陰で涼んでいましたが!

ユキヒュウも「暑いぞ!暑いぞ!」とガウガウ吠えていたほど!

でもムフロンの皆さんは暑さなど気にもせず食事に没頭していました。「ムフムフムフロン♪」と言っていたかどうかは謎です。

だいたい熱帯で生活する動物ですら暑くてぐったりしているのに強烈な日光浴びまくってそぞろ歩いている人間たちっていったいなんなんでしょうか?ある意味人間こそがこの地球で最強、ということなのかもしれません。

実はこの日多摩動物公園を選んだのは、オレと相方さんの大好きな動物であるタヌキを見学する為でもあったのですが、なんとこの日タヌキのいるはずの「たぬき山」ではタヌキを一匹も発見できませんでした!というわけでタヌキのいない「たぬき山」の写真をお届けします!

鷲ですら日陰で涼む暑さ!?

そして多摩動物公園で最も凄かったのが昆虫生態園。様々な昆虫が生きたまま展示されているのですが、蝶だけが飼われてる大温室ではどこもかしこも当たり構わず大量の蝶が乱舞しており、ちょっとしたアシッドなドラッグ体験みたいでした!

これ、よく見ると葉っぱ一枚一枚に蝶がとまってるんです!

昆虫生態園では他にも発光する蛍の展示もされており、もう死ぬまで見ることは無いだろうなと思っていた光る蛍を見ることができたのは本当に嬉しかったな。下の動画、真っ黒ですがよく見るとチカチカ光る蛍が確認できると思います。

という訳で4時間余りかけて動物&昆虫をたっぷり堪能しましたが、なにしろ暑くてヘトヘト状態であり、動物園から引き揚げて地元に着いた時は「ビールビール!」 とわめきながらビール屋に突撃し狂乱状態でビールジョッキを空けておりました!ビール最高に美味しかったです!

(おしまい)