今年面白かったゲームあれこれ

■マッドマックス

マッドマックス

マッドマックス

マッドマックス

マッドマックス

映画も最高でしたが、このゲームもとても『マッドマックス』な雰囲気を再現していて楽しかったです。終末後の荒野を改造カーでぶっ飛ばし、ウォーボーイズを殴り倒してゆく喜び!

しかしゲーム『マッドマックス』の『マッドマックス』らしさというのは資源の徹底した枯渇、というゲーム設定に反映している。スクラップを拾いながら車両をバージョンアップさせるというのもそれらしいが、まず車の燃料を確保しなければならないし、体力(HP)回復の為に水源を探して水筒に詰めその水を飲む、というのも実にそれらしい。当然弾薬も希少で、戦闘の中心とはならず、ウォーボーイズらとの戦いは基本的に拳骨によるバトルとなる。(中略)それとやはり『マッドマックス』といえばカーアクションだ。荒廃した大地をぶっとい排気音を鳴り響かせながら突っ走るのはやはり爽快感が強くマッドマックス気分が上がってくる。走行中にはウォーボーイズのミュータントカーが襲い掛かり、これを粉砕するためのカーバトルも繰り広げなければならない。映画同様ウォーボーイズが車に乗り込んでくるので、これを叩き落すのも醍醐味だ。また、時々『怒りのデスロード』みたいな嵐が襲ってくるところも芸が細かい。
○V8ヒャッハー!ゲーム『マッドマックス』で爆走なんだッ!?

コールオブデューティ ブラックオプス III

近未来戦が舞台となったCoDシリーズ、さらには最近のFPSジャンルの中でも最も完成度が高いんじゃないでしょうか。

プレイヤーの操作する兵士は改造手術を受けていて、「サイバーアビリティ」なるものを使うことができる。それにより身体能力は高いは恐ろしげな特殊能力まで発動するわでなんかもうとりあえず未来戦士なのである。身体能力でいうと壁をダダダッ!と走り抜けるウォークランとか高いジャンプが可能なスラストジャンプとかができるようになっている。この辺最近のFPSの流れですわな。「サイバーアビリティ」というのは超怪力になったり敵の兵士やロボットを超能力みたいに遠隔攻撃できたり操ったり、というのができるようになる。(中略)こういった、未来兵器や特殊能力や敵の機械化なんかはこれまでの『CoD』シリーズでもお馴染みなものではあっても、それはあくまで「近未来」の味付け程度だったのが、この『CoDBO3』ではより徹底して「ニュータイプFPS」として盛り込んであるのだ。今までは目先を変えるための「近未来」だったが、今作ではきちんと「近未来SF」チックなのだ。それはプレイ中に表示できるタクティカルモードの実にサイバーな見た目にもよるだろう。単純に言うと、カッコイイのである。
○今度の『ブラックオプス』はさらにサイバーになった近未来戦だ!〜ゲーム『コールオブデューティ ブラックオプス III』

メタルギアソリッドV ファントムペイン

今年はMGSVの出た記念すべき年として記憶されるのでしょう。

だがこのモノスゴイオープニングの後は普通にスニーキング・ミッションのスネークさんになってちょっと落ち着く。なんといっても今作のウリは「オープン・ワールドのMGS」である。アフガニスタンの広大な大地を縦横無尽にスニーキングしまくるらしいのである。この後アフガニスタン以外の舞台があるのかどうかは分からないが。システムや雰囲気は『MGSV:GZ』とそれほど変わらないのだが、閉鎖空間で逃げ場のなかった『MGSV:GZ』よりは難易度が抑えられている。しかし今回の『MGSV:TPP』では敵兵などをフルトン回収したり、基地となるマザーベースでの開発・拡張、さらにオンラインでのプレイなどの要素が盛り込まれている。(中略)最初面倒に思えていたフルトン回収、これが妙にハマる。フルトン回収というのは敵を拉致して基地に送り込むもので、拉致した敵は仲間として武器その他の研究開発を推進してもらうのである。これにより武器装備がレベルアップする、という訳だ。
○『メタルギアソリッドV ファントムペイン』と『Evolve』をやった

バトルフィールド ハードライン

「警察もの」FPSというのが面白かったですね。とはいえクライマックスはハードに盛り上がっていきます。

オープニングからの流れはハリウッド映画やTVシリーズでお馴染みのまさに「警察もの」として進行してゆき、これまでミリタリーFPSをさんざんやってきた目から見ると一味違う新鮮さがあります。今回「警察もの」にしたのはこの新鮮さを狙ったからでしょう。「警察もの」のゲームといえば『マックス・ペイン』シリーズというTPSゲームがあり、最新作『3』では相当にヘヴィーで凄まじい世界が展開していましたが、こちらはあくまで一匹狼デカ。この『ハードライン』では警察内部の人間関係が物語を盛り上げていて、これはドラマ部門の監督・シナリオライターにアメリカ有名TVドラマのスタッフが関わっているというのもあるでしょう。ゲームパート冒頭のカットシーンでは物語の流れをじっくりと説明し、さらにこの物語も二転三転してゆき、次第に熾烈なものへと変化してゆくのです。
○今度のバトルフィールドは刑事モノだ!〜ゲーム『バトルフィールド ハードライン』

バットマンアーカム・ナイト

バットマン:アーカム・ナイト

バットマン:アーカム・ナイト

世界観の作りこみが物凄かったですね。

グラフィックもただ美しいだけではなく、その世界に存在するあらゆるもののデザインが秀逸で、ちょっとしたサイバーパンクSF世界でプレイしているような気さえさせます。ある意味その辺のSFなゲームよりもよっぽどSF的な世界観を形作っているんですよ。同時に、バットマンらしいダークな雰囲気もさらに深化させられています。これはバットマンゴッサムシティ、そしてヴィランたち、といったこの世界を形作っているものが最初からしっかりとあるため、それを補強し、また発展させる形でデザインが生み出されている、という部分に負っているような気がします。なにしろバットスーツの作りとか惚れ惚れしちゃいますよ。
○ゲーム『バットマン:アーカム・ナイト』をやってる。

Fallout 4

Fallout 4 - PS4

Fallout 4 - PS4

Fallout4

Fallout4

今年面白かったゲーム…というか、こんな年末にこんな面白そうなゲームリリースされたって、
やってる暇ないじゃんかよ!